フロム・ダスク・ティル・ドーン2005年09月25日 18時37分07秒

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996)
フロム・ダスク・ティル・ドーン  FROM DUSK TILL DAWN
1996 米 監督:ロバート・ロドリゲス

ジョージ・クルーニー クェンティン・タランティーノ ハーヴェイ・カイテル ジュリエット・リュイス サルマ・ハェック ダニー・トレホ チーチ・マリン ケリー・プレストン

友人、知人にお薦めの紹介を頼まれる時、ラブストーリーや感動できるものと一緒にシャレのわかる人にだけに薦めている1本がある。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」がそうだ。薦めて、実際に見た人の100%から反応が返ってくる(笑)。
誰もこんな展開になるとは思わないであろうすんごい脚本だよ。よもや中盤からジャンルが変わってしまう映画など後にも先にもお目にかかったことがない!映画のテイストが怒涛のように変わっていった時の衝撃は相当なものだった。“何なんだ、これはっ!?”びっくりしたい人には非常にお薦めの1本だ!是非この感覚を味わってもらいたい。

これがきっかけでロバート・ロドリゲス監督の感覚に注目するようになった。アクションだろうがバイオレンスだろうがファミリー映画だろうが、ロドリゲスにかかると何でもロドリゲス映画になる。彼らしい笑いが必ず入っている。基本的にロドリゲスの作品はエンターテインメントなのだ。このわかりやすさが好きだ。理屈抜きで楽しい映画が観たいときはロドリゲスに限る。

何も知らずに「フロム・ダスク・ティル・ドーン」に手が伸びた理由はその豪華なキャストだった。ジョージ・クルーニーに弟がクェンティン・タランティーノ。彼らが道連れにする家族の父親にハーヴェイ・カイテル、娘にジュリエット・リュイス。問題の酒場にはロドリゲス組のサルマ・ハエックにダニー・トレホ。これだけでも十分楽しい。

この作品を薦めるなら本当は何も言わないで、ただ“とにかく観て!”と押し付けるに限る。だからこの感覚を笑ってもらえる人じゃないとだめですけどね。

初出:2005/5/2(月) 午後 7:53


既出コメント:

ロドリゲス監督大好きです(笑) そして、“役者”タランティーノも好きです。 と言うことで、ゲッコー兄弟万歳!!この作品、タイトルの意味をじっくり考えてから見れば良かったと、後で思いました(笑) 何の心構えも無く見てしまったので(汗)なんだかんだ言いつつ3作+フル・ティルト・ブギまで見てしまいました。 ロドリゲス組の皆さん大活躍!特にチーチ・マリンは何役もこなしてましたね。
2005/5/2(月) 午後 10:02 [ aikirin ]

はいはい、チーチ・マリン。必ず登場しますね(笑)。「レジェンド・オブ・メキシコ」でジョニデがロドリゲス映画?と思ったのですが見事にはまっていてびっくり。ロドリゲス風味にアレンジされていて笑えました。次はどんな人を起用するのかそれも楽しみです。
2005/5/3(火) 午前 8:52 [ mekabucchi ]