マシュー・グード2006年08月19日 18時59分36秒

チェイシング・リバティ(2004)
MATTHEW GOODE  1976/04/03 UK

本日観てきた「マッチポイント」。目的はジョナサン・リース・マイヤーズを見るためだったのだが、がびーん!他の人に目が釘付け。マイヤーズの義兄になるイギリス上流階級の青年を演じたマシュー・グードである。

"この人、最近どっかで見た・・・"ハンサムなルックスとシブ~い声!とうとう最後までわからなかったがエンドクレジットの名前を見て判明。
「チェイシング・リバティ」でマンディ・ムーアの相手役を演じた彼であった。ここではバックパック片手にTシャツにジーンズのカジュアルな姿なので今回の上流階級の貴公子みたいな彼だとは気がつかなかった。
しかしカジュアルな彼もなかなかかわいい。役のキャラは誠実で清潔感にあふれたとにかくいい奴。当然ヒロインのムーアが惚れてしまうわけで。この作品はアイドル主演の御気楽デートムービーなんだが、グードを見るために一見の価値ありかもしれない・・・?

「マッチポイント」では最初はマイヤーズの恋敵みたいなもんなんだが、この上流階級のお坊ちゃまは世間知らずと言うか両親の引いた道をなんだかんだ言いながら結局は歩いてしまう。しかしこの疑うことを知らない天然のお坊ちゃまは天真爛漫っつーか・・・。一見あほかとも思えるが、いやいや魅力的なハンサムな上に性格も悪くない。ほんとに純粋に天然なお坊ちゃまなのだ。この好青年役に彼を抜擢したウディ・アレンは大満足なのだそうだ。それまで観た事もなかった彼を一目で気に入りキャスティング。ストーリーに重要な役割を果たすわけでもないのに彼がいると華やかなイギリス上流社会の雰囲気になってしまう。登場シーンも多いためこの作品の中の上流社会の場面に絶大な効果をもたらしていると思う。ハンサムなルックスにシブい声。「チェイシング・リバティ」とは真逆のスーツ姿や上質なシャツを無造作に着崩した姿なんざ色気まで備えている。彼を見るだけでもこの映画の価値あり!と俳優主義者としては言い切ってしまおう。

実はこの2本しか彼を知らない。英国の演劇アカデミーで学び本国ではTVに舞台に活躍中だとか。最新作はエド・ハリス主演の"Copying Beethoven"なども控えているので要チェック!期待大である。

コメント

_ くりすてぃん ― 2007年01月08日 10時22分24秒

こちらでも おめでとうございます♪

昨夜「マッチポイント」を観てまいりました。
先に「敬愛なるベートーヴェン」を観ていたのですが
彼はイメージよりもずっとずっと顔が小さい!
首も長い。このお坊ちゃま役を見ていると そのまま
年をとった英国上流の爺が想像できてしまいます(笑)。
「チェイシング・リバティー」はメモっておきます!

_ めかぶ ― 2007年01月08日 17時20分16秒

新年コメントはじめありがとうございます♪
ことしもよろしくお願いします。どうぞごひいきに~。

今週「敬愛なるベートーヴェン」を観に行くつもりなのですがこちらのグード君はいかがでしたか?
「マッチポイント」の上流階級のお坊ちゃまははまってましたでしょ。これを機にどんどん出演作品が増えてくれるといいんですけど。
ルパート・ペンリー・ジョーンズとかも同じ路線だと思うんですけど「マッチポイント」の余りの突然の登場で最初は誰だか忘れてましたよ。こうならないようにコンスタントに出演作品が続いてくれないと忘れちゃいますね。(笑)

_ くりすてぃん ― 2007年01月08日 22時47分45秒

「敬愛なる・・・」ではやはり爽やか系の青年ですが
今ひとつ 役の存在意義が薄かったというか・・・
ファンだったらチト悔しいかも。
ま、とにかくご覧になってみてください。

エド・ハリスの出っ腹も見られます^^。

_ めかぶ ― 2007年01月09日 22時56分43秒

今日「敬愛なる・・・」観てきました。
くりすてぃんさんのコメントを読んでからだったのでしょうが、
思ったより出番があったわ♪
いやーっ、コスチュームもの似合うなあ。いいんでないか?
それにやっぱりあの低めの声は魅力ですよ。
あの端整系のルックスでこの声って最近じゃ見かけないタイプだと思います。

エド・ハリスは醜かろうが何だろうが天才肌の人物をやらせるとピカイチですわね。

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