エリザベス・シュー ― 2008年07月22日 20時21分18秒
ELISABETH SHUE 1963/10/6 USA
「バック・トゥー・ザ・フューチャーPART2」と「PART3」のマイケル・J・フォックスの可愛いガールフレンドをはじめ、80年代半ばから90年代に渡って、メグ・ライアン同様、親しみやすいヒロインを演じてきた。“ロマコメの女王”の座はメグが君臨してきたが、可愛らしさだったらエリザベスのほうが負けてなかった気がするのだけど。
最初に見たのは「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズよりもっと前。「ベスト・キッド」のヒロインでこれが彼女の映画デビューだから、初期の作品はかなり恵まれている。トム・クルーズの「カクテル」のヒロインも彼女。当時人気のファミリー冒険映画の「ベビーシッター・アドベンチャー」なんてのもあり。(ちなみにこの作品で彼女が子守をしたのがアンソニー・ラップ♪)
売れ筋路線を行く予感がしたのだけど、やっぱり当時の一線級のヒロインは軒並みメグ・ライアンに流れたのか、ヒロイン役は「愛が微笑む時」くらいで、「ソープディッシュ」「あなたの恋にリフレイン」など傍役に回ることが多くなる。
そしてそのおかげともいえるかもしれないが、「蒼い記憶」「トリガーエフェクト」など早くも暗い作品や汚れ役に挑戦し始める。そして何より彼女の印象を変える決定的な作品に巡りあう。いうまでもなく「リービング・ラスベガス」である。それまでの暗い作品は見方によってはB級になりかねないものばかりだが、この1本に繋がる何かが彼女の中にあったのかもしれない。
幾つかの映画賞で主演女優賞を受賞。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、彼女の演技が大いに評価された。
酒に溺れるニコラス・ケイジを捨て身で支える売春婦のエリザベス。今までの可愛らしい彼女にしてみればびっくり!の大胆演技だ。
正直、私はこの「リービング・ラスベガス」が好きにはなれないのだけど~、彼女のキャリアとしてはこれ以上ない転機になったのは間違いない。
映画賞に関わると魅力的な脚本が集まってくるのは事実。ふたたびやってきたヒロイン役は「セイント」。主演はヴァル・キルマー。この作品、評価は微妙かもしれないが、私は大好き!変装が得意な泥棒が主人公のサスペンスであり、ファンタジーっぽくもあり、ロマンスも。このヒロインのエリザベスはとってもチャーミングだった。こういうキラキラした役は女優にとって必要だと思う。彼女にはそれだけの魅力的なものを持っているのだし、それを活かせる作品があって然るべきだから。
その後はこんなヒロイン役と汚れ役と緩急つけて作品の幅が広がっていく。文芸作品としては異色な「従妹ベット」、ウッディ・アレンの「地球は女で回っている」。とうとうポール・バーホーヴェンの「インビジブル」で透明人間のケヴィン・ベーコンに襲われる!(笑)。
ちょっと格調高めかと思えば、次はちょっとえっちい作品を選んだりして、成功しているかどうかはやや怪しいのだが(笑)、可愛い系にしては、いろんなタイプの作品に挑戦している面白い女優になってきた感がある。
何本か彼女の意外な大胆さが見られるのだが、ちょっとコメディな「従妹ベット」や(特にラストは必見♪)、妖艶さを前面に出した「パルメット」なんて強烈。「リービング・ラスベガス」で何かが吹っ切れたのか?エリザベス!
でも、これを武器にしているというのでもなく、彼女が楽しんで演じているようで、ある意味余裕ができたのかな~と思えなくもない。
女の私が観て、彼女のえっちさはどこかお茶目でキュート。なんだか憎めない。こういうのって男性には結構くるんじゃないのか?(・・・何がじゃ!)
近年は年齢のせいもあるだろうが、落ち着いてきたのか母親っぽい役で登場。たまたま共演の子役がダコタ・ファニングで続く「ハイド・アンド・シーク」と「夢駆ける馬ドリーマー」。後者はしっかり彼女の母親役。しかしながら彼女の可愛らしさは変わらず印象は昔のまま。
同じ母親役でも微妙に難しさのある「レオポルド・ブルームへの手紙」で、私は彼女の女優としての巧さを非常に感じた。こんな作品が出来るなら、安心して楽しい役、面白い役と冒険してもらってもいいような気がするっ。
演技の巧さは勿論必要なんだろうけど、映画女優たるものやっぱり可愛らしさも必要だ~。
「バック・トゥー・ザ・フューチャーPART2」と「PART3」のマイケル・J・フォックスの可愛いガールフレンドをはじめ、80年代半ばから90年代に渡って、メグ・ライアン同様、親しみやすいヒロインを演じてきた。“ロマコメの女王”の座はメグが君臨してきたが、可愛らしさだったらエリザベスのほうが負けてなかった気がするのだけど。
最初に見たのは「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズよりもっと前。「ベスト・キッド」のヒロインでこれが彼女の映画デビューだから、初期の作品はかなり恵まれている。トム・クルーズの「カクテル」のヒロインも彼女。当時人気のファミリー冒険映画の「ベビーシッター・アドベンチャー」なんてのもあり。(ちなみにこの作品で彼女が子守をしたのがアンソニー・ラップ♪)
売れ筋路線を行く予感がしたのだけど、やっぱり当時の一線級のヒロインは軒並みメグ・ライアンに流れたのか、ヒロイン役は「愛が微笑む時」くらいで、「ソープディッシュ」「あなたの恋にリフレイン」など傍役に回ることが多くなる。
そしてそのおかげともいえるかもしれないが、「蒼い記憶」「トリガーエフェクト」など早くも暗い作品や汚れ役に挑戦し始める。そして何より彼女の印象を変える決定的な作品に巡りあう。いうまでもなく「リービング・ラスベガス」である。それまでの暗い作品は見方によってはB級になりかねないものばかりだが、この1本に繋がる何かが彼女の中にあったのかもしれない。
幾つかの映画賞で主演女優賞を受賞。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、彼女の演技が大いに評価された。
酒に溺れるニコラス・ケイジを捨て身で支える売春婦のエリザベス。今までの可愛らしい彼女にしてみればびっくり!の大胆演技だ。
正直、私はこの「リービング・ラスベガス」が好きにはなれないのだけど~、彼女のキャリアとしてはこれ以上ない転機になったのは間違いない。
映画賞に関わると魅力的な脚本が集まってくるのは事実。ふたたびやってきたヒロイン役は「セイント」。主演はヴァル・キルマー。この作品、評価は微妙かもしれないが、私は大好き!変装が得意な泥棒が主人公のサスペンスであり、ファンタジーっぽくもあり、ロマンスも。このヒロインのエリザベスはとってもチャーミングだった。こういうキラキラした役は女優にとって必要だと思う。彼女にはそれだけの魅力的なものを持っているのだし、それを活かせる作品があって然るべきだから。
その後はこんなヒロイン役と汚れ役と緩急つけて作品の幅が広がっていく。文芸作品としては異色な「従妹ベット」、ウッディ・アレンの「地球は女で回っている」。とうとうポール・バーホーヴェンの「インビジブル」で透明人間のケヴィン・ベーコンに襲われる!(笑)。
ちょっと格調高めかと思えば、次はちょっとえっちい作品を選んだりして、成功しているかどうかはやや怪しいのだが(笑)、可愛い系にしては、いろんなタイプの作品に挑戦している面白い女優になってきた感がある。
何本か彼女の意外な大胆さが見られるのだが、ちょっとコメディな「従妹ベット」や(特にラストは必見♪)、妖艶さを前面に出した「パルメット」なんて強烈。「リービング・ラスベガス」で何かが吹っ切れたのか?エリザベス!
でも、これを武器にしているというのでもなく、彼女が楽しんで演じているようで、ある意味余裕ができたのかな~と思えなくもない。
女の私が観て、彼女のえっちさはどこかお茶目でキュート。なんだか憎めない。こういうのって男性には結構くるんじゃないのか?(・・・何がじゃ!)
近年は年齢のせいもあるだろうが、落ち着いてきたのか母親っぽい役で登場。たまたま共演の子役がダコタ・ファニングで続く「ハイド・アンド・シーク」と「夢駆ける馬ドリーマー」。後者はしっかり彼女の母親役。しかしながら彼女の可愛らしさは変わらず印象は昔のまま。
同じ母親役でも微妙に難しさのある「レオポルド・ブルームへの手紙」で、私は彼女の女優としての巧さを非常に感じた。こんな作品が出来るなら、安心して楽しい役、面白い役と冒険してもらってもいいような気がするっ。
演技の巧さは勿論必要なんだろうけど、映画女優たるものやっぱり可愛らしさも必要だ~。
アンドリュー・マッカーシー ― 2008年06月07日 13時24分48秒
ANDREW McCARTHY 1962/11/29 USA
映画を観始めた頃、最初に覚えた俳優の一人。彼もジョン・ヒューズ組だったしね。彼もジョン・キューザックに似たつるんとゆで卵系。世間を知らないお坊ちゃん。とびきりハンサムでもないけど、育ちが良く優しそうな感じが万人ウケしそう。オールアメリカンボーイな彼の出ている青春映画で、アメリカ人の高校生はこんななのか~と素直に思った私。
憧れはしなかったけど、アメリカ人って大人だな~って(笑)。
なので、「恋のスクランブル」「プリティ・イン・ピンク」「バーニーズ/あぶないウィークエンド」なんてとにかく楽しませてもらった。
好青年のマッカーシーは絶対に最後は幸せになるのだ。ハッピーエンドで映画の幕を閉じる、安心して楽しめるお約束な俳優だった。
高校生じゃなくなってもその傾向は続く。「マネキン」なんてファンタジーでも楽しくて幸せで、今でもマッカーシーの最高傑作だなぁ、と思うー。
「セント・エルモス・ファイヤー」は珍しく強気で、ジャド・ネルソンからアリー・シーディを奪い取ろうとする。ラストはちょっとほろ苦いけどでもやっぱり青春映画に最適のキャラクターなんだよね。
はたしてそれはいつまで通用するのか・・・?
難しいところだと思う。「イヤー・オブ・ザ・ガン」「ジョイ・ラック・クラブ」「第一容疑者」「狼たちの街」「ポイズン」「ダブル・リアクション」など、ちょっとずつ傾向を変えて、サスペンスや重めのドラマにも進出するようになるが、やっぱりどこか緊張感が足りなくて作品の中に馴染まないなぁ、というのが本音。
「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」にもアンサンブルキャスト的に顔を出したもののどんな役だったっけな?なんてくらいに影が薄い~。
そして次第にTV出演が増えていくわけだね。そんなわけで日本で顔を観られることはとんとなくなってしまうわけだけど。寂しい気もするけれど、でもね、TVに行ってしまっても、俳優を辞めずに続けているってことは嬉しく思うのだ。
90年代から2000年以降に彗星のように現れて、さささーっといなくなってしまう一時人気俳優が多いのに、80年代に活躍した人たちは、どっこいそうそうくたばっていないタイプが多い。キーファー・サザーランド、チャーリー・シーン、エミリオ・エステベス、クリスチャン・スレイターとかね。マッカーシーもそのひとり。
近年、久しぶりに見たのはスティーヴン・キング原作のTVミニシリーズ「キングダム・ホスピタル」。昨今の欧米TV人気のお陰で日本上陸。見ることができたのはありがたい。作品そのものはなんとも形容しがたいが、しかしー、変わらぬマッカーシーの姿は驚くくらい印象が変わらず、嬉しいやらびっくりするやら。
高校生の頃のお坊ちゃんっぽさ、品の良さそのままに、やや老けたって感じ。実年齢より絶対に若く見えると思う童顔。だからサスペンス向きじゃないんだけどね(笑)。
だけどそれも数をこなせばこなれてきたというか、それなりに主役としての存在感もあり、悪くなかったと思う。
活動はずっと続けているみたいなので、観られないだけで出演TVMや未公開作品がたくさんあるみたいだ。いつかどこかで観られるといいんだけどな。
映画では「あなたに言えなかったこと」という小品があるが、これがえらく地味なんだけどいいんだよね。ほんのりラブストーリーなんだけど若くもない輝かしくもない彼の姿を、もし興味があればご覧になっていただきたい。こんな作品もやれるんだし、息の長い俳優でいて欲しいと思って数年が経ち、今年、思わぬところで彼を見つけてびっくり。
「スパイダーウィックの謎」にワンシーンだけ、だけども結構重要な場面に登場した。役はフレディ・ハイモアのパパ(笑)。登場の仕方といい、役柄といいちょっと微妙なんだけど、相変わらず実年齢には見えない童顔であった。思えば、マッカーシーをスクリーンで見たのはこれがはじめてだったかも!ちょっと感慨深かったぞ~。
いつどこででも構わないので、また驚かせてくれたまえよ、いつまでも待ってるからねっ♪
映画を観始めた頃、最初に覚えた俳優の一人。彼もジョン・ヒューズ組だったしね。彼もジョン・キューザックに似たつるんとゆで卵系。世間を知らないお坊ちゃん。とびきりハンサムでもないけど、育ちが良く優しそうな感じが万人ウケしそう。オールアメリカンボーイな彼の出ている青春映画で、アメリカ人の高校生はこんななのか~と素直に思った私。
憧れはしなかったけど、アメリカ人って大人だな~って(笑)。
なので、「恋のスクランブル」「プリティ・イン・ピンク」「バーニーズ/あぶないウィークエンド」なんてとにかく楽しませてもらった。
好青年のマッカーシーは絶対に最後は幸せになるのだ。ハッピーエンドで映画の幕を閉じる、安心して楽しめるお約束な俳優だった。
高校生じゃなくなってもその傾向は続く。「マネキン」なんてファンタジーでも楽しくて幸せで、今でもマッカーシーの最高傑作だなぁ、と思うー。
「セント・エルモス・ファイヤー」は珍しく強気で、ジャド・ネルソンからアリー・シーディを奪い取ろうとする。ラストはちょっとほろ苦いけどでもやっぱり青春映画に最適のキャラクターなんだよね。
はたしてそれはいつまで通用するのか・・・?
難しいところだと思う。「イヤー・オブ・ザ・ガン」「ジョイ・ラック・クラブ」「第一容疑者」「狼たちの街」「ポイズン」「ダブル・リアクション」など、ちょっとずつ傾向を変えて、サスペンスや重めのドラマにも進出するようになるが、やっぱりどこか緊張感が足りなくて作品の中に馴染まないなぁ、というのが本音。
「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」にもアンサンブルキャスト的に顔を出したもののどんな役だったっけな?なんてくらいに影が薄い~。
そして次第にTV出演が増えていくわけだね。そんなわけで日本で顔を観られることはとんとなくなってしまうわけだけど。寂しい気もするけれど、でもね、TVに行ってしまっても、俳優を辞めずに続けているってことは嬉しく思うのだ。
90年代から2000年以降に彗星のように現れて、さささーっといなくなってしまう一時人気俳優が多いのに、80年代に活躍した人たちは、どっこいそうそうくたばっていないタイプが多い。キーファー・サザーランド、チャーリー・シーン、エミリオ・エステベス、クリスチャン・スレイターとかね。マッカーシーもそのひとり。
近年、久しぶりに見たのはスティーヴン・キング原作のTVミニシリーズ「キングダム・ホスピタル」。昨今の欧米TV人気のお陰で日本上陸。見ることができたのはありがたい。作品そのものはなんとも形容しがたいが、しかしー、変わらぬマッカーシーの姿は驚くくらい印象が変わらず、嬉しいやらびっくりするやら。
高校生の頃のお坊ちゃんっぽさ、品の良さそのままに、やや老けたって感じ。実年齢より絶対に若く見えると思う童顔。だからサスペンス向きじゃないんだけどね(笑)。
だけどそれも数をこなせばこなれてきたというか、それなりに主役としての存在感もあり、悪くなかったと思う。
活動はずっと続けているみたいなので、観られないだけで出演TVMや未公開作品がたくさんあるみたいだ。いつかどこかで観られるといいんだけどな。
映画では「あなたに言えなかったこと」という小品があるが、これがえらく地味なんだけどいいんだよね。ほんのりラブストーリーなんだけど若くもない輝かしくもない彼の姿を、もし興味があればご覧になっていただきたい。こんな作品もやれるんだし、息の長い俳優でいて欲しいと思って数年が経ち、今年、思わぬところで彼を見つけてびっくり。
「スパイダーウィックの謎」にワンシーンだけ、だけども結構重要な場面に登場した。役はフレディ・ハイモアのパパ(笑)。登場の仕方といい、役柄といいちょっと微妙なんだけど、相変わらず実年齢には見えない童顔であった。思えば、マッカーシーをスクリーンで見たのはこれがはじめてだったかも!ちょっと感慨深かったぞ~。
いつどこででも構わないので、また驚かせてくれたまえよ、いつまでも待ってるからねっ♪
オリヴァー・プラット ― 2008年04月05日 18時52分47秒
OLIVER PLATT 1963/1/12 カナダ
今回もベテラン性格俳優であります。彼も80年代からよく見ている人。メジャーから、マイナーから、ブラットパック俳優たちの出演作に頻繁に出ているので映画好きの方なら、ああこの人ねって思ってもらえると思う。
お世辞にもイケメンとは言えない。しかも小太りだし。でもでも非常に親しみを感じるのはなぜだ?その姿を見ると安心できる何かがある。 主人公のよき理解者となり、助けとなりという役が多いのはその安心できる何かがあるルックス故ではないかと。
私が観た80~90年代の彼の出演作をざっと挙げてみようか。
マシュー・モディンの「愛されちゃってマフィア」、ハリソン・フォードの「ワーキングガール」、ジョニー・デップの「妹の恋人」、ケヴィン・ベーコンの「幸福の条件」、ティモシー・ハットンの「派遣秘書」、サンドラ・ブロックの「評決のとき」、エディ・マーフィーの「ドクタードリトル」。他にも「ハリウッドに口づけ」「ベートーベン」「ファニー・ボーン 骨まで笑って」「ブルワース」「サイモン・バーチ」「娼婦ベロニカ」「U.M.A./レイク・プラシッド」「スリー・トゥ・タンゴ」・・・。さあ、何本思い出せますか?
90年代の傍役俳優の代表格といってもいいと思う。よく働いてましたねえ(笑)。ドラマ、サスペンス、コメディ。いい奴もやな奴もエラさもピンきり。何でも来いですがな。素晴らしい~。
私が最初に観たのは「フラットライナーズ」ではないかと。キーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ロブ・ロウと、今考えるとかなり豪華なキャスト。彼らは医学生で研究で臨死体験をするために行った実験で恐ろしい事態をまねくことになるというサスペンスホラーだったのだけど。この医学生仲間の一人にプラットもいたのだよね~。確かに彼らとは同世代なんだものね。独特の味があるからこれだけのキャストに合っても埋もれない。でも邪魔にならない。ストーリー的にツボを押さえた、脇役的な大事なポジションはしっかり掴んでいる。この頃から彼の役回りは決定付けられてたのかもしれないと思う。
さらに印象強かったのは「三銃士」。クリス・オドネルのダルタニアンに、これまたキーファー・サザーランドとチャーリー・シーン。で、プラットでもって“三銃士”である。プラットは楽しい男ポルトスだったけど、いいキャラだよね。作品自体はコメディっぽくもあるが、そこは愛嬌!私は結構好きだったわよ、これ♪
やっぱりこのルックス、体格がコメディ部門担当の役回りが多いのも頷ける。サスペンスアクションの「エグゼクティブ・デシジョン」での彼も、飛行中の揺れる機内で、タイムリミットが迫る爆弾を前に、転がり汗だくで解体に悪戦苦闘するところなんて彼ならではの味だろう。オフィスか研究所にいたところをスーツのまま突然引っ張り出されてきた科学者。「なんで俺がこんなところに」状態の彼はこのパニック映画の中でも大きな見所だったと思う。カート・ラッセル、ハル・ベリー、スティーヴン・セガールに全然負けてませんがな。
「エグゼクティブ・デシジョン」もそうだったけど「アンドリューNDR114」とかの科学者、研究者といった学識者役。白衣が妙に似合うのはその体格のせいかオタクっぽい感じがするからか・・・。
コメディっぽいのが得意なのはルックスだけのせいではない。「ファニー・ボーン 骨まで笑って」のコテコテコメディにはまれるセンスは只者じゃないと思う。スタンレー・トゥッチが監督した「インポスターズ」も、「ヘッド・ロック GO!GO!アメリカン・プロレス」も抜群のコメディセンス。楽しくてとにかく可笑しい。しかもこの3本はどれも主演級。こういうコメディで輝く人は何かが違うといつも思うんだが、やっぱり!彼は大学で演劇の学位を取得。俳優としては舞台デビューが先。基本をしっかり積んだ人でした。舞台で鍛えた演技力は確かなもの。やな奴もいい奴も。シリアスもコメディも役に応じて演じ分け可能。なるべくしてなった助演系俳優なのだね。そのどれもが生き生きしているのは脚本と役の選び方が巧いから。それが出来るのは、実力派にして自分の魅力の発揮どころを捉えているからだと思う。
2000年以降も活躍のスタンスは変わらない。
「ガンシャイ」「サウンド・オブ・サイレンス」「スナイパー」「ロード・トゥ・ヘル」「アイス・ハーヴェスト」「愛についてのキンゼイ・レポート」と、続々。やっぱりメジャー、マイナー選り取り見取り。変わってきたのは年齢か(笑)。「スプリング・ガーデンの恋人」では町長さん。「エイプリルの七面鳥」ではケイティ・ホームズのパパですよ!そうなのか?と思ったが、意外に年齢的にはおかしくないんだねえ。うーん。俳優も20年やってりゃ、そうなるかあと。
「カサノバ」では嫁を娶りに来た豪商だったけど、本来の婚約者であるシエナ・ミラーではなくて、その母親のレナ・オリンとくっついてしまった。レナ・オリンってのは極端だけどね・・・。
傍役俳優を長くやっていると仲間も出来るんでしょうねえ。先に挙げたスタンレー・トゥッチの「インポスターズ」やケヴィン・ベーコンの「バイバイ、ママ」など、俳優の監督作に出演してるあたり、いろいろと想像してしまうんですが。
役から感じる人当たりの良さ、安心感を憶えるルックス。きっといい人に違いない!と思ってしまうんですが。いいよね♪
安心して見ていられるのは巧いから。そのルックスも演技も面白くて可笑しくて・・・。なんだかんだ言っても、やっぱりこの人好きだわ。それもかなり(笑)。
今回もベテラン性格俳優であります。彼も80年代からよく見ている人。メジャーから、マイナーから、ブラットパック俳優たちの出演作に頻繁に出ているので映画好きの方なら、ああこの人ねって思ってもらえると思う。
お世辞にもイケメンとは言えない。しかも小太りだし。でもでも非常に親しみを感じるのはなぜだ?その姿を見ると安心できる何かがある。 主人公のよき理解者となり、助けとなりという役が多いのはその安心できる何かがあるルックス故ではないかと。
私が観た80~90年代の彼の出演作をざっと挙げてみようか。
マシュー・モディンの「愛されちゃってマフィア」、ハリソン・フォードの「ワーキングガール」、ジョニー・デップの「妹の恋人」、ケヴィン・ベーコンの「幸福の条件」、ティモシー・ハットンの「派遣秘書」、サンドラ・ブロックの「評決のとき」、エディ・マーフィーの「ドクタードリトル」。他にも「ハリウッドに口づけ」「ベートーベン」「ファニー・ボーン 骨まで笑って」「ブルワース」「サイモン・バーチ」「娼婦ベロニカ」「U.M.A./レイク・プラシッド」「スリー・トゥ・タンゴ」・・・。さあ、何本思い出せますか?
90年代の傍役俳優の代表格といってもいいと思う。よく働いてましたねえ(笑)。ドラマ、サスペンス、コメディ。いい奴もやな奴もエラさもピンきり。何でも来いですがな。素晴らしい~。
私が最初に観たのは「フラットライナーズ」ではないかと。キーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ロブ・ロウと、今考えるとかなり豪華なキャスト。彼らは医学生で研究で臨死体験をするために行った実験で恐ろしい事態をまねくことになるというサスペンスホラーだったのだけど。この医学生仲間の一人にプラットもいたのだよね~。確かに彼らとは同世代なんだものね。独特の味があるからこれだけのキャストに合っても埋もれない。でも邪魔にならない。ストーリー的にツボを押さえた、脇役的な大事なポジションはしっかり掴んでいる。この頃から彼の役回りは決定付けられてたのかもしれないと思う。
さらに印象強かったのは「三銃士」。クリス・オドネルのダルタニアンに、これまたキーファー・サザーランドとチャーリー・シーン。で、プラットでもって“三銃士”である。プラットは楽しい男ポルトスだったけど、いいキャラだよね。作品自体はコメディっぽくもあるが、そこは愛嬌!私は結構好きだったわよ、これ♪
やっぱりこのルックス、体格がコメディ部門担当の役回りが多いのも頷ける。サスペンスアクションの「エグゼクティブ・デシジョン」での彼も、飛行中の揺れる機内で、タイムリミットが迫る爆弾を前に、転がり汗だくで解体に悪戦苦闘するところなんて彼ならではの味だろう。オフィスか研究所にいたところをスーツのまま突然引っ張り出されてきた科学者。「なんで俺がこんなところに」状態の彼はこのパニック映画の中でも大きな見所だったと思う。カート・ラッセル、ハル・ベリー、スティーヴン・セガールに全然負けてませんがな。
「エグゼクティブ・デシジョン」もそうだったけど「アンドリューNDR114」とかの科学者、研究者といった学識者役。白衣が妙に似合うのはその体格のせいかオタクっぽい感じがするからか・・・。
コメディっぽいのが得意なのはルックスだけのせいではない。「ファニー・ボーン 骨まで笑って」のコテコテコメディにはまれるセンスは只者じゃないと思う。スタンレー・トゥッチが監督した「インポスターズ」も、「ヘッド・ロック GO!GO!アメリカン・プロレス」も抜群のコメディセンス。楽しくてとにかく可笑しい。しかもこの3本はどれも主演級。こういうコメディで輝く人は何かが違うといつも思うんだが、やっぱり!彼は大学で演劇の学位を取得。俳優としては舞台デビューが先。基本をしっかり積んだ人でした。舞台で鍛えた演技力は確かなもの。やな奴もいい奴も。シリアスもコメディも役に応じて演じ分け可能。なるべくしてなった助演系俳優なのだね。そのどれもが生き生きしているのは脚本と役の選び方が巧いから。それが出来るのは、実力派にして自分の魅力の発揮どころを捉えているからだと思う。
2000年以降も活躍のスタンスは変わらない。
「ガンシャイ」「サウンド・オブ・サイレンス」「スナイパー」「ロード・トゥ・ヘル」「アイス・ハーヴェスト」「愛についてのキンゼイ・レポート」と、続々。やっぱりメジャー、マイナー選り取り見取り。変わってきたのは年齢か(笑)。「スプリング・ガーデンの恋人」では町長さん。「エイプリルの七面鳥」ではケイティ・ホームズのパパですよ!そうなのか?と思ったが、意外に年齢的にはおかしくないんだねえ。うーん。俳優も20年やってりゃ、そうなるかあと。
「カサノバ」では嫁を娶りに来た豪商だったけど、本来の婚約者であるシエナ・ミラーではなくて、その母親のレナ・オリンとくっついてしまった。レナ・オリンってのは極端だけどね・・・。
傍役俳優を長くやっていると仲間も出来るんでしょうねえ。先に挙げたスタンレー・トゥッチの「インポスターズ」やケヴィン・ベーコンの「バイバイ、ママ」など、俳優の監督作に出演してるあたり、いろいろと想像してしまうんですが。
役から感じる人当たりの良さ、安心感を憶えるルックス。きっといい人に違いない!と思ってしまうんですが。いいよね♪
安心して見ていられるのは巧いから。そのルックスも演技も面白くて可笑しくて・・・。なんだかんだ言っても、やっぱりこの人好きだわ。それもかなり(笑)。
ウッディ・ハレルソン ― 2008年03月23日 16時23分25秒
WOODY HARRELSON 1961/7/23 USA
私が取り上げるのはイケメン俳優ばかりではない。ケヴィン・ベーコンをはじめとする性格俳優も大好き。今日、紹介するのはこれまた80年代から独自路線を安定したペースで活躍している性格俳優、ウッディ・ハレルソンである。
見た目は強面。当然のことながら悪役は得意中の得意。オファーも多いことと思われる。なんといっても「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のシリアルキラー。あのスキンヘッドに丸眼鏡タイプのサングラスの男。にやりと笑みを浮かべながら、がんがん人を殺していく。薄ら寒さを感じるが、この人もどこか爬虫類系の冷たさがあるんだよねぇ。
最新作の「ノーカントリー」で彼が出てきたときには、まあ、普通の人じゃないだろうなと雰囲気でわかってしまう。コーエン兄弟作品で彼がどう扱われるのか非常に期待してしまった。そんなに登場シーンは多くないのに、立派に作品の中に馴染んでいる辺り、コーエン兄弟の彼の掴み方が的を得ていたと思うのよね。
でも最初に見て顔を憶えたのは実は、作品的には散々な評価の「幸福の条件」。デミ・ムーアとロバート・レッドフォードのやつですわよ(笑)。ハレルソンはお金のために妻を富豪に貸す夫の役。今思えば、なんでこの役にハレルソン?ちょっと情けないにもほどがあるあんまりな役で、翌年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を選んだ気持ちがわからないでもないかなと(笑)。
悪役というか、この薄気味悪さが製作者側のイメージに直結するのだろうか、奇人変人系も多い。「エドtv」のマシュー・マコナヘーのイカれた兄貴。「N.Y.式ハッピー・セラピー」「スキャナー・ダークリー」のイカれぶりも結構なものだ。
最たるものはオスカーにもノミネートされた「ラリー・フリント」でしょうな。知り合いにはいて欲しくないエキセントリックな人物。実在する人なんだけど、ほんとにこんななんだろうか~?
次々にこの手の彼を見てハレルソンのイメージを私も掴んではきたわけなのだが。
しかしながら悪役専門のように見えて、実は誠実な人間の役も同じくらいあるんだよね。しかもそれが結構印象深い。私が最初に、おっ?と思ったのは「心の指紋」を観たときである。
彼はエリート医師なのだが、死を目前にしたネイティブ・アメリカンの青年と旅をするうちに自分を見つめなおしていくというストーリーなんだけれど、とっても自然で彼と一緒に旅をしている気分になったことを覚えている。
近年の「スタンドアップ」も意外なタイプかも。女性労働者へのセクハラ訴訟という実際の事件を元にしたシャーリーズ・セロン主演の作品だが、だんだん頼もしい存在になっていく弁護士役がハレルソン。にっこりすると結構笑顔がやわらかいのよ(笑)。年齢を重ねてきたからかもしれないけど人間味が増して、その分より演じ分けが自在になってきた気がします。
もうひとつ彼に似合うタイプの作品があると思うのだけど。ハレルソンはコメディもいける!しかもバディムービーに向いていると思う。「マネートレイン」「ハード・プレイ」で二度コンビを組んだウェズリー・スナイプス。「ダイヤモンド・イン・パラダイス」のピアース・ブロスナン。「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のジョン・C・ライリー。どれをとっても緩急つけた掛け合いが見事で、そこは役者として巧いんだろうなと感心する。「今宵、フィッツジェラルド劇場で」の軽妙さは最高だ。
一見強面でボケたりするから結構面白いのだ。コメディで違和感なく見せている辺りも性格俳優の一面。この人は役の幅は相当広いはず。
一方でこうしたエンタメやコメディにも出ていながら、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」「シン・レッド・ライン」先にも述べた「スタンドアップ」など社会的な作品への出演が多いのもこの人の傾向。いってみれば「ナチュラル・ボーン・キラーズ」もそうかもしれない。
変り種の作品も多く、「スキャナー・ダークリー」「セレブの種」なんてものもある。オファーがくること自体、彼のキャラクターが伺えるってものだが、面白そうだと思えば、どんどん挑戦している姿勢が見えるフィルモグラフィーだ。だから偏りなく、80年代のデビュー時からコンスタントに姿を見ているのだと思う。この安定感、今後もそのスタンスは変わらないだろう。
俳優としてのデビューは舞台が先で、本国ではTVシリーズ「チアーズ」で有名になったのだそうだ。先に社会性の強い作品が良く見られると書いたが、地球環境のために質素で自然な生活を目指す運動を行っているのだそうだ。
私が取り上げるのはイケメン俳優ばかりではない。ケヴィン・ベーコンをはじめとする性格俳優も大好き。今日、紹介するのはこれまた80年代から独自路線を安定したペースで活躍している性格俳優、ウッディ・ハレルソンである。
見た目は強面。当然のことながら悪役は得意中の得意。オファーも多いことと思われる。なんといっても「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のシリアルキラー。あのスキンヘッドに丸眼鏡タイプのサングラスの男。にやりと笑みを浮かべながら、がんがん人を殺していく。薄ら寒さを感じるが、この人もどこか爬虫類系の冷たさがあるんだよねぇ。
最新作の「ノーカントリー」で彼が出てきたときには、まあ、普通の人じゃないだろうなと雰囲気でわかってしまう。コーエン兄弟作品で彼がどう扱われるのか非常に期待してしまった。そんなに登場シーンは多くないのに、立派に作品の中に馴染んでいる辺り、コーエン兄弟の彼の掴み方が的を得ていたと思うのよね。
でも最初に見て顔を憶えたのは実は、作品的には散々な評価の「幸福の条件」。デミ・ムーアとロバート・レッドフォードのやつですわよ(笑)。ハレルソンはお金のために妻を富豪に貸す夫の役。今思えば、なんでこの役にハレルソン?ちょっと情けないにもほどがあるあんまりな役で、翌年「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を選んだ気持ちがわからないでもないかなと(笑)。
悪役というか、この薄気味悪さが製作者側のイメージに直結するのだろうか、奇人変人系も多い。「エドtv」のマシュー・マコナヘーのイカれた兄貴。「N.Y.式ハッピー・セラピー」「スキャナー・ダークリー」のイカれぶりも結構なものだ。
最たるものはオスカーにもノミネートされた「ラリー・フリント」でしょうな。知り合いにはいて欲しくないエキセントリックな人物。実在する人なんだけど、ほんとにこんななんだろうか~?
次々にこの手の彼を見てハレルソンのイメージを私も掴んではきたわけなのだが。
しかしながら悪役専門のように見えて、実は誠実な人間の役も同じくらいあるんだよね。しかもそれが結構印象深い。私が最初に、おっ?と思ったのは「心の指紋」を観たときである。
彼はエリート医師なのだが、死を目前にしたネイティブ・アメリカンの青年と旅をするうちに自分を見つめなおしていくというストーリーなんだけれど、とっても自然で彼と一緒に旅をしている気分になったことを覚えている。
近年の「スタンドアップ」も意外なタイプかも。女性労働者へのセクハラ訴訟という実際の事件を元にしたシャーリーズ・セロン主演の作品だが、だんだん頼もしい存在になっていく弁護士役がハレルソン。にっこりすると結構笑顔がやわらかいのよ(笑)。年齢を重ねてきたからかもしれないけど人間味が増して、その分より演じ分けが自在になってきた気がします。
もうひとつ彼に似合うタイプの作品があると思うのだけど。ハレルソンはコメディもいける!しかもバディムービーに向いていると思う。「マネートレイン」「ハード・プレイ」で二度コンビを組んだウェズリー・スナイプス。「ダイヤモンド・イン・パラダイス」のピアース・ブロスナン。「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のジョン・C・ライリー。どれをとっても緩急つけた掛け合いが見事で、そこは役者として巧いんだろうなと感心する。「今宵、フィッツジェラルド劇場で」の軽妙さは最高だ。
一見強面でボケたりするから結構面白いのだ。コメディで違和感なく見せている辺りも性格俳優の一面。この人は役の幅は相当広いはず。
一方でこうしたエンタメやコメディにも出ていながら、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」「シン・レッド・ライン」先にも述べた「スタンドアップ」など社会的な作品への出演が多いのもこの人の傾向。いってみれば「ナチュラル・ボーン・キラーズ」もそうかもしれない。
変り種の作品も多く、「スキャナー・ダークリー」「セレブの種」なんてものもある。オファーがくること自体、彼のキャラクターが伺えるってものだが、面白そうだと思えば、どんどん挑戦している姿勢が見えるフィルモグラフィーだ。だから偏りなく、80年代のデビュー時からコンスタントに姿を見ているのだと思う。この安定感、今後もそのスタンスは変わらないだろう。
俳優としてのデビューは舞台が先で、本国ではTVシリーズ「チアーズ」で有名になったのだそうだ。先に社会性の強い作品が良く見られると書いたが、地球環境のために質素で自然な生活を目指す運動を行っているのだそうだ。
エイドリアン・ブロディ ― 2008年03月16日 21時57分37秒
ADRIEN BRODY 1976/12/23 USA
特徴のある容姿ではあるが、お世辞にもカッコいいとは言い難い。長身で手足が、おまけに顔まで長い。その顔はなんだか青白く、ちょっと見た目に病的。
彼が一躍メジャーに躍り出たのは、言うまでもなくオスカーまで獲ってしまった「戦場のピアニスト」のおかげ。監督のロマン・ポランスキーが彼を抜擢したのは「シン・レッド・ライン」の彼を見たからだったとか。
「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー、「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリックはじめ、「わが街セントルイス」のスティーヴン・ソダーバーグ、「サマー・オブ・サム」のスパイク・リー、「ブレッド&ローズ」のケン・ローチなど、話題の監督作への出演が多い。一癖も二癖もあるこれらの監督に目を留められる彼の魅力はなんなんだろう?
「エンジェルス」や「死にたいほどの夜」なんかにもでているらしいが、私の記憶にある一番古い彼は「シン・レッド・ライン」。ジム・カヴィーゼルとともに戦場で戦うことに疑問を持つ兵士を演じ、無名ながらも強い印象を残した。
その彼を「サマー・オブ・サム」で見つけたときはNYのパンク野郎だったので驚いた。しかしながらいわれなき差別と疑惑で暴行されるユダヤ人の彼は、わけもわからずボコボコにされて怯える瞳がリアルだった。
次は「リバティ・ハイツ」でこれまたユダヤ人の若者なんだが、ちょっとコメディでもあり十分ヒューマンドラマっぽい青春ドラマ。ちょっとシリアスなテーマを含んだ作品にリアルな雰囲気をもたらすのが彼の持ち味なのかもしれない。
もともとメジャーな俳優じゃないのでTVMの出演作もあるようだが、「戦場のジャーナリスト」なんて小さいながらも社会性のある作品なのがこれまた彼らしい。「ブレッド&ローズ」なんてケン・ローチ作品でもまた貧しい労働者のために組合を作ろうと奔走する運動家など、こんなに続くと彼自身も作品選びにポリシーがあったのかもしれないなと思える。
その独特の容姿から変な役も多く「人質」の不気味な犯人や「ダミー」なんて腹話術師なんて絶対変!どっちが人形だ?って感じで、ほんとに不気味でおかしい・・・。
メジャーになってからも「ヴィレッジ」や「ジャケット」なんかはその独特な加減を見込まれたキャスティングだと思う。言ってみればかなりの性格俳優。
「戦場のピアニスト」もそうだけど、究極の状態に置かれるような体力的につらそうな役の時は、彼は用意周到に準備をして撮影に望むそうで、なりきり演技を見せるのだそうだ。
狂気を見せたり危機感迫る演技があの不気味な容姿にプラスされるわけで、性格俳優道をまい進している模様。
中には「マリー・アントワネットの首飾り」なんて?な作品もあるが、メジャー進出後は「キング・コング」でヒーローを演じるなど出演作品の幅は未知数。
新作の「ダージリン急行」はウェス・アンダーソン作品。あのひょろっとした姿がアンダーソンの“ゆるい”笑いに見事にマッチ。そうか、この手もいけるのか~と感心。あの細く長い手足で列車を追いかける姿の可笑しいこと。なんか、ぬぼーっとした長い顔はコメディ向きといえばコメディ向き。なりきり演技ばかりじゃなくて、力の抜けたブロディもなかなか面白い。
カッコよくもないけど、見たら忘れないこの顔は、これからも多種多様な作品でお目にかかることだろう。
?なのもあれば「ダージリン急行」のように新しい面白さに出会えることもあるだろうし、ハリウッド大作から話題作、問題作、マイナー作品まで、今後も貴重なキャラクターを演じてくれる、今後とも必要な俳優なんじゃないかと思う。
特徴のある容姿ではあるが、お世辞にもカッコいいとは言い難い。長身で手足が、おまけに顔まで長い。その顔はなんだか青白く、ちょっと見た目に病的。
彼が一躍メジャーに躍り出たのは、言うまでもなくオスカーまで獲ってしまった「戦場のピアニスト」のおかげ。監督のロマン・ポランスキーが彼を抜擢したのは「シン・レッド・ライン」の彼を見たからだったとか。
「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー、「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリックはじめ、「わが街セントルイス」のスティーヴン・ソダーバーグ、「サマー・オブ・サム」のスパイク・リー、「ブレッド&ローズ」のケン・ローチなど、話題の監督作への出演が多い。一癖も二癖もあるこれらの監督に目を留められる彼の魅力はなんなんだろう?
「エンジェルス」や「死にたいほどの夜」なんかにもでているらしいが、私の記憶にある一番古い彼は「シン・レッド・ライン」。ジム・カヴィーゼルとともに戦場で戦うことに疑問を持つ兵士を演じ、無名ながらも強い印象を残した。
その彼を「サマー・オブ・サム」で見つけたときはNYのパンク野郎だったので驚いた。しかしながらいわれなき差別と疑惑で暴行されるユダヤ人の彼は、わけもわからずボコボコにされて怯える瞳がリアルだった。
次は「リバティ・ハイツ」でこれまたユダヤ人の若者なんだが、ちょっとコメディでもあり十分ヒューマンドラマっぽい青春ドラマ。ちょっとシリアスなテーマを含んだ作品にリアルな雰囲気をもたらすのが彼の持ち味なのかもしれない。
もともとメジャーな俳優じゃないのでTVMの出演作もあるようだが、「戦場のジャーナリスト」なんて小さいながらも社会性のある作品なのがこれまた彼らしい。「ブレッド&ローズ」なんてケン・ローチ作品でもまた貧しい労働者のために組合を作ろうと奔走する運動家など、こんなに続くと彼自身も作品選びにポリシーがあったのかもしれないなと思える。
その独特の容姿から変な役も多く「人質」の不気味な犯人や「ダミー」なんて腹話術師なんて絶対変!どっちが人形だ?って感じで、ほんとに不気味でおかしい・・・。
メジャーになってからも「ヴィレッジ」や「ジャケット」なんかはその独特な加減を見込まれたキャスティングだと思う。言ってみればかなりの性格俳優。
「戦場のピアニスト」もそうだけど、究極の状態に置かれるような体力的につらそうな役の時は、彼は用意周到に準備をして撮影に望むそうで、なりきり演技を見せるのだそうだ。
狂気を見せたり危機感迫る演技があの不気味な容姿にプラスされるわけで、性格俳優道をまい進している模様。
中には「マリー・アントワネットの首飾り」なんて?な作品もあるが、メジャー進出後は「キング・コング」でヒーローを演じるなど出演作品の幅は未知数。
新作の「ダージリン急行」はウェス・アンダーソン作品。あのひょろっとした姿がアンダーソンの“ゆるい”笑いに見事にマッチ。そうか、この手もいけるのか~と感心。あの細く長い手足で列車を追いかける姿の可笑しいこと。なんか、ぬぼーっとした長い顔はコメディ向きといえばコメディ向き。なりきり演技ばかりじゃなくて、力の抜けたブロディもなかなか面白い。
カッコよくもないけど、見たら忘れないこの顔は、これからも多種多様な作品でお目にかかることだろう。
?なのもあれば「ダージリン急行」のように新しい面白さに出会えることもあるだろうし、ハリウッド大作から話題作、問題作、マイナー作品まで、今後も貴重なキャラクターを演じてくれる、今後とも必要な俳優なんじゃないかと思う。

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