トビー・スティーヴンス ― 2008年11月10日 11時36分57秒
TOBY STEPHENS 1969/4/21 UK
いかにも正統派英国人俳優的ルックス。血統が良さそうに見えるが確かに。両親はロバート・スティーヴンスとマギー・スミス。なるほど、なるほど。彼のひんやり冷たい感じは母親譲りなのかな~・・・なんてね。ルパート・グレーヴスと似た系だが、スティーヴンスは彼ほど甘さがない。
すでに何本かで目にしていたはずだが、非常に印象深く一気に注目するに至ったのは、「007/ダイ・アナザー・デイ」の悪役。セレブなダイヤモンド王のグスタフ・グレーヴスの冷酷さはそのまま舞台のアイスランドで彼の個性が際立つ。ニヤリとするあの独特な口元。やらしく悪徳商人って感じだが、私はそこが好き(笑)。コリン・ファースとか不敵な笑みや仏頂面が様になる人って魅力的♪
最近の007の悪役らしく、グスタフ・グレーヴスは結局はなんじゃそりゃ~な正体を見せるわけだが、まぁグレーヴスの時はそれなりにカッコがついていて私は好き。相手するボンドにすれば悪役にしては若く小粒な感じは否めないが、こんな若造もたまにはいいだろう。フェンシングの場面とか、かっちょよかったじゃないすかっ!(ダメ?)
何はともあれ007の悪役へのキャスティングは本人にとっても楽しかっただろうし、キャリアを飾るに十分な1本だったはず。
改めて、旧作を遡ると「十二夜」「従妹ベット」「オネーギンの恋文」と、ほとんどがコスチュームプレイ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの出身でもあるし、基本があってこの手の作品はお手の物。というかオファーがくるのは至極納得。レイフ・ファインズとライナス・ローチが来日公演した「コリオレイナス」。演劇賞を受賞しているスティーヴンスの舞台も観てみたい!
本格的なものからコメディまでひと通りはこなしてきているのだろう。どれも安心して観ていられる。あまりコメディの印象がなかったのだが、思い起こせば「十二夜」は笑えた。シェイクスピアの原作そのものがコメディだが、なかでもこれは全体のドタバタ感がなんとも可笑しい。イモジェン・スタッブスが男装してスティーヴンスに仕えるのだけど、ヘレナ・ボナム・カーターに迫られる。スティーブンスも部下として気に入るんだけど、妙な感情が芽生えて・・・って、いくらなんでもわかるだろっての。
「妖精写真」の舞台は1912年。かの有名なコティングリー妖精写真事件をヒントにした物語で、スティーヴンスは妖精写真に魅せられ取り付かれて自身を見失っていく写真家を演じる。折り目正しい英国紳士的な青年が次第に狂気じみていく様は見ていて凄まじいものがあった。
2006年のTV版「ジェイン・エア」のロチェスター卿も過去に闇を現在も秘密を抱え、その影に苛まれ続ける男。ウェイブのかかった長髪の見た目に一瞬ぎょっとしたが、慣れるとそんなに悪くない(笑)。不幸を抱えた身のため故か、無愛想で偏屈な、人当たりが良くない口の利き方も知らんようなロチェスター。それでもジェインを愛するようになるのだが不器用っつーか、またあの引きつったような笑みを見せるぶっきらぼうな言動がなんか可愛くも見える。
さらにまたしてもTV版「華麗なるギャツビー」。映画ではロバート・レッドフォードが演じたジェイ・ギャツビーを英国人のスティーヴンスが?と、やや懐疑的ではあったのだが、まあ、観てなるほど。舞台はアメリカだがNYの上流社会を描いた作品。ギャツビーの正体や過去云々はあるものの“華麗なる”ギャツビー像にスティーヴンスというのはわからなくもない。ブロンドに青い瞳のレッドフォードとはちょっと違うが、十分上流社会の人間ぶりは伺える。もともとの育ちの良さが見えるというかカチッとした印象がある。がしかしそこで終わらないのが彼の持ち味。ギャツビーの謎めいた過去や、内に秘めた情熱ゆえに結末を迎える悲恋を考えるとますますスティーヴンス向きだったかもと思える。
上流社会の“ぼんぼん”みたいに生まれ育ちはいいんだけど問題があるとか、こういう一筋縄ではいかない性格の人物に非常に良く似合うのがスティーヴンスの強みじゃないかと。
「抱擁」は現代劇だが、これまた癪に障るタイプ。敵に回すのがアーロン・エッカートだから嫌われて当然な役回り。
もう1本の現代劇「スペース・カウボーイ」では、クリント・イーストウッドの若い頃!公開当時はスティーヴンスだとは知らなかったんだけど、イーストウッドおやじに似てるな~と思った私。似てない?相変わらず口元をひん曲げてニヤリと笑うあたり。スティーヴンスに“Go ahead. Make my day.”と言わせてみたいんだけど♪
地味だけど1本1本着実に仕事をしているといった感じがする。焦らなくても自分の持ち味と土台があるから、舞台やTVといった映画に限らない英国で俳優でいる限り、彼の姿はこれからもあちこちで観られるだろう。俳優のサラブレッドだということも忘れてしまう個性もある。まあ、ご両親も個性派といえば個性派かな?私としては、“ありがとう、マギー・スミス”ってとこでしょうか♪
いかにも正統派英国人俳優的ルックス。血統が良さそうに見えるが確かに。両親はロバート・スティーヴンスとマギー・スミス。なるほど、なるほど。彼のひんやり冷たい感じは母親譲りなのかな~・・・なんてね。ルパート・グレーヴスと似た系だが、スティーヴンスは彼ほど甘さがない。
すでに何本かで目にしていたはずだが、非常に印象深く一気に注目するに至ったのは、「007/ダイ・アナザー・デイ」の悪役。セレブなダイヤモンド王のグスタフ・グレーヴスの冷酷さはそのまま舞台のアイスランドで彼の個性が際立つ。ニヤリとするあの独特な口元。やらしく悪徳商人って感じだが、私はそこが好き(笑)。コリン・ファースとか不敵な笑みや仏頂面が様になる人って魅力的♪
最近の007の悪役らしく、グスタフ・グレーヴスは結局はなんじゃそりゃ~な正体を見せるわけだが、まぁグレーヴスの時はそれなりにカッコがついていて私は好き。相手するボンドにすれば悪役にしては若く小粒な感じは否めないが、こんな若造もたまにはいいだろう。フェンシングの場面とか、かっちょよかったじゃないすかっ!(ダメ?)
何はともあれ007の悪役へのキャスティングは本人にとっても楽しかっただろうし、キャリアを飾るに十分な1本だったはず。
改めて、旧作を遡ると「十二夜」「従妹ベット」「オネーギンの恋文」と、ほとんどがコスチュームプレイ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの出身でもあるし、基本があってこの手の作品はお手の物。というかオファーがくるのは至極納得。レイフ・ファインズとライナス・ローチが来日公演した「コリオレイナス」。演劇賞を受賞しているスティーヴンスの舞台も観てみたい!
本格的なものからコメディまでひと通りはこなしてきているのだろう。どれも安心して観ていられる。あまりコメディの印象がなかったのだが、思い起こせば「十二夜」は笑えた。シェイクスピアの原作そのものがコメディだが、なかでもこれは全体のドタバタ感がなんとも可笑しい。イモジェン・スタッブスが男装してスティーヴンスに仕えるのだけど、ヘレナ・ボナム・カーターに迫られる。スティーブンスも部下として気に入るんだけど、妙な感情が芽生えて・・・って、いくらなんでもわかるだろっての。
「妖精写真」の舞台は1912年。かの有名なコティングリー妖精写真事件をヒントにした物語で、スティーヴンスは妖精写真に魅せられ取り付かれて自身を見失っていく写真家を演じる。折り目正しい英国紳士的な青年が次第に狂気じみていく様は見ていて凄まじいものがあった。
2006年のTV版「ジェイン・エア」のロチェスター卿も過去に闇を現在も秘密を抱え、その影に苛まれ続ける男。ウェイブのかかった長髪の見た目に一瞬ぎょっとしたが、慣れるとそんなに悪くない(笑)。不幸を抱えた身のため故か、無愛想で偏屈な、人当たりが良くない口の利き方も知らんようなロチェスター。それでもジェインを愛するようになるのだが不器用っつーか、またあの引きつったような笑みを見せるぶっきらぼうな言動がなんか可愛くも見える。
さらにまたしてもTV版「華麗なるギャツビー」。映画ではロバート・レッドフォードが演じたジェイ・ギャツビーを英国人のスティーヴンスが?と、やや懐疑的ではあったのだが、まあ、観てなるほど。舞台はアメリカだがNYの上流社会を描いた作品。ギャツビーの正体や過去云々はあるものの“華麗なる”ギャツビー像にスティーヴンスというのはわからなくもない。ブロンドに青い瞳のレッドフォードとはちょっと違うが、十分上流社会の人間ぶりは伺える。もともとの育ちの良さが見えるというかカチッとした印象がある。がしかしそこで終わらないのが彼の持ち味。ギャツビーの謎めいた過去や、内に秘めた情熱ゆえに結末を迎える悲恋を考えるとますますスティーヴンス向きだったかもと思える。
上流社会の“ぼんぼん”みたいに生まれ育ちはいいんだけど問題があるとか、こういう一筋縄ではいかない性格の人物に非常に良く似合うのがスティーヴンスの強みじゃないかと。
「抱擁」は現代劇だが、これまた癪に障るタイプ。敵に回すのがアーロン・エッカートだから嫌われて当然な役回り。
もう1本の現代劇「スペース・カウボーイ」では、クリント・イーストウッドの若い頃!公開当時はスティーヴンスだとは知らなかったんだけど、イーストウッドおやじに似てるな~と思った私。似てない?相変わらず口元をひん曲げてニヤリと笑うあたり。スティーヴンスに“Go ahead. Make my day.”と言わせてみたいんだけど♪
地味だけど1本1本着実に仕事をしているといった感じがする。焦らなくても自分の持ち味と土台があるから、舞台やTVといった映画に限らない英国で俳優でいる限り、彼の姿はこれからもあちこちで観られるだろう。俳優のサラブレッドだということも忘れてしまう個性もある。まあ、ご両親も個性派といえば個性派かな?私としては、“ありがとう、マギー・スミス”ってとこでしょうか♪
「航路」 コニー・ウィリス ― 2008年11月08日 19時13分49秒
「航路」 コニー・ウィリス
PASSAGE
by Connie Willis
(ソニー・ マガジンズ)
臨死体験を研究している認知心理学者のジョアンナは神経内科医のリチャードの"臨死"を科学的に解明しようとする研究プロジェクトに協力。ついてはなかなか集まらない被験者になり代わって自ら実験に参加する。擬似臨死状態で彼女が見たものは・・・。
臨死体験の謎の解明をテーマとした本作は単行本で上下巻合わせて800頁を超える長編大作。1ヶ月かけて読んだがなかなか(ホントに)重量感のある作品だった。
臨死体験の多くは「天使を見た」とか「死んだおばあちゃんに会った」とか「トンネルを抜けたら光に包まれた」とか「まだお前の来る所じゃないと追い返された」とか・・・。戻ってすぐに体験談を聞かないとイメージが先行してその手の話に自ら作話されかねないと考える、臨死体験を科学的にとらまえようとするふたりの医師が主人公の本作。
夢さえ起きてすぐに忘れてしまうのだから臨死体験も大差ないのかな~とぼんやり思った私。ありがちなストーリーのミステリーの世界において、ちょっとこのテーマは面白そうだと手にしてみた。
コニー・ウィリスは基本はSF作家なのだそうだ(さしずめ日本だと宮部みゆきだってさ~)。言われてみればSFといっても通じるだろう話かもしれない。しかしながら、登場人物のキャラクターからコメディタッチのキャラクターの行動など文章はかなり面白く、現世と"臨死体験世界"を行ったりきたりする構成など興味深いディティールなど作品に引き込まれる要素がいっぱい。なかなか楽しかった。(でも読みきるのに1ヶ月かかってますけど・・・)
さらに映画への興味もあるらしく本作内に登場する映画タイトルは80年代以降の作品で30本近くごろごろ・・・。せっかくだから後に紹介しよう。
主人公のジョアンナは仕事一筋で没頭すると髪振り乱し、女を捨てたような身なりになってもお構いなしってタイプ。でもきっと細身のブロンド美人なんじゃないかと勝手に想像する。思い浮かんだのは「マイノリティ・リポート」のトム・クルーズの妻、TVシリーズ「コールドケース」の主人公リリー・ラッシュ役のキャサリン・モリス。
もうひとりの主人公、リチャードは作品中でも表記されているがブロンドのキュートなハンサム。こちらは「アップタウン・ガールズ」でブリタニー・マーフィーと絡むミュージシャン。TVシリーズ「Dr.HOUSE」のキュートな青年医師チェイス役のジェシー・スペンサーなんてどうだろう~。
年齢は書いてないが、ジョアンナの方がお姉さんっぽい。っていうか、リチャードが未熟っていうか・・・どんくさいっていうか(笑)。そこがキュートなのかもしらんが。どっちにしてもキャラクターの描き方は誰を見ても魅力的である。物語としてはそこが大事なんじゃないかな~。
ストーリー展開が途中でびっくりさせられるが、後の展開でなるほどなるほど、コニー・ウィリスの力量の見せ所なのだろう。謎解きに迫る最後まで一気に読ませる手腕はなかなかのもの。
科学的、精神分野的表記があり中には読みにくい部分もあるが、全体的にはそんなに難しくない。登場する場面がある意味バラエティに富んでいて想像しながら読むのが楽しい作品ではないかと思うー。
作品中に登場する映画タイトル(めかぶのわかる範囲で):
「フラットライナーズ」「タイタニック」「相続人が多すぎる」「ダイヤルM」「少年は虹を渡る」「わんわん物語」「グローリー」「ジョー・ブラックをよろしく」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「愛の選択」「プリティ・ブライド」「プリティ・ウーマン」「ファイナル・デスティネーション」「タイタンズを忘れない」「ホワット・ライズ・ビニース」「ファイト・クラブ」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「ピアノ・レッスン」「サウンド・オブ・ミュージック」「ヒンデンブルグ」「ボルケーノ」「タワーリング・インフェルノ」・・・などなど。
PASSAGE
by Connie Willis
(ソニー・ マガジンズ)
臨死体験を研究している認知心理学者のジョアンナは神経内科医のリチャードの"臨死"を科学的に解明しようとする研究プロジェクトに協力。ついてはなかなか集まらない被験者になり代わって自ら実験に参加する。擬似臨死状態で彼女が見たものは・・・。
臨死体験の謎の解明をテーマとした本作は単行本で上下巻合わせて800頁を超える長編大作。1ヶ月かけて読んだがなかなか(ホントに)重量感のある作品だった。
臨死体験の多くは「天使を見た」とか「死んだおばあちゃんに会った」とか「トンネルを抜けたら光に包まれた」とか「まだお前の来る所じゃないと追い返された」とか・・・。戻ってすぐに体験談を聞かないとイメージが先行してその手の話に自ら作話されかねないと考える、臨死体験を科学的にとらまえようとするふたりの医師が主人公の本作。
夢さえ起きてすぐに忘れてしまうのだから臨死体験も大差ないのかな~とぼんやり思った私。ありがちなストーリーのミステリーの世界において、ちょっとこのテーマは面白そうだと手にしてみた。
コニー・ウィリスは基本はSF作家なのだそうだ(さしずめ日本だと宮部みゆきだってさ~)。言われてみればSFといっても通じるだろう話かもしれない。しかしながら、登場人物のキャラクターからコメディタッチのキャラクターの行動など文章はかなり面白く、現世と"臨死体験世界"を行ったりきたりする構成など興味深いディティールなど作品に引き込まれる要素がいっぱい。なかなか楽しかった。(でも読みきるのに1ヶ月かかってますけど・・・)
さらに映画への興味もあるらしく本作内に登場する映画タイトルは80年代以降の作品で30本近くごろごろ・・・。せっかくだから後に紹介しよう。
主人公のジョアンナは仕事一筋で没頭すると髪振り乱し、女を捨てたような身なりになってもお構いなしってタイプ。でもきっと細身のブロンド美人なんじゃないかと勝手に想像する。思い浮かんだのは「マイノリティ・リポート」のトム・クルーズの妻、TVシリーズ「コールドケース」の主人公リリー・ラッシュ役のキャサリン・モリス。
もうひとりの主人公、リチャードは作品中でも表記されているがブロンドのキュートなハンサム。こちらは「アップタウン・ガールズ」でブリタニー・マーフィーと絡むミュージシャン。TVシリーズ「Dr.HOUSE」のキュートな青年医師チェイス役のジェシー・スペンサーなんてどうだろう~。
年齢は書いてないが、ジョアンナの方がお姉さんっぽい。っていうか、リチャードが未熟っていうか・・・どんくさいっていうか(笑)。そこがキュートなのかもしらんが。どっちにしてもキャラクターの描き方は誰を見ても魅力的である。物語としてはそこが大事なんじゃないかな~。
ストーリー展開が途中でびっくりさせられるが、後の展開でなるほどなるほど、コニー・ウィリスの力量の見せ所なのだろう。謎解きに迫る最後まで一気に読ませる手腕はなかなかのもの。
科学的、精神分野的表記があり中には読みにくい部分もあるが、全体的にはそんなに難しくない。登場する場面がある意味バラエティに富んでいて想像しながら読むのが楽しい作品ではないかと思うー。
作品中に登場する映画タイトル(めかぶのわかる範囲で):
「フラットライナーズ」「タイタニック」「相続人が多すぎる」「ダイヤルM」「少年は虹を渡る」「わんわん物語」「グローリー」「ジョー・ブラックをよろしく」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「愛の選択」「プリティ・ブライド」「プリティ・ウーマン」「ファイナル・デスティネーション」「タイタンズを忘れない」「ホワット・ライズ・ビニース」「ファイト・クラブ」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「ピアノ・レッスン」「サウンド・オブ・ミュージック」「ヒンデンブルグ」「ボルケーノ」「タワーリング・インフェルノ」・・・などなど。
新たな恋の見つけ方 ― 2008年11月04日 21時58分02秒
新たな恋の見つけ方 SOMETHING NEW
2006 米 監督:サナ・ハムリー
サナ・レイサン サイモン・ベイカー アルフレ・ウッダード ドナルド・フェイソン ブレア・アンダーウッド タラジ・ヘンソン
黒人であるがために人の倍努力し、働くことで会計事務所のシニアマネージャーまでになったと自負するキャリアウーマンのネイサン。次は共同経営者という彼女だが色気も男っ気もない。見かねた友人がセットしたブラインドデートに現れた男は白人のベイカー。偶然にも再会した庭師だという彼にネイサンが自宅の庭を任せるうちに、二人の距離は近づいていく。
黒人と白人の恋愛。キャリアと恋。無個性と個性・・・。なんてテーマは正直言ってどうでもいい。めかぶの映画の観方をご存知の方なら先刻承知のことと思うが、当然ベイカーが好きで、レイサンは全然好みじゃない。したがってこの取り合わせに納得いかないので、評価は低い。
はずなのだ、普通は。
確かにラブストーリーとしてはよくある話で面白くもないのだが、惹かれてしまうポイントがひとつだけ。何がこんなに惹かれるのかって、やっぱりサイモン・ベイカーに他ならない。相手役が好きじゃないのもぶっ飛ぶくらいのいい男。
ルックスは私の好みといってもそんなに極端なハンサムではない。じゃあ何にそんなに惹かれるのか?
ベイカー演じる庭師のブライアン。彼のキャラクターが死ぬほどいい男なのだ。これはジェイク・ウェバー演じる「ミディアム」のジョーに匹敵するいい男だ。うぬー、理想かもー。
ヒロインに比べて彼の生い立ち、素性はあまり語られない。堅気の(?)ビジネスマンの時代に好きだった植物をオフィスに持ち込んだら数が増えていき、仕事よりそっちが本業になった。なんてジョークみたいな過去話しか出てこない。
白人だったことで相手にもされなかった彼女から仕事を与えられ、少しずつ歩み寄りを見せる彼女に絶妙のバランスで距離を縮めていく。でもそれは彼のテなのではなく、自然さが成せる技とでも言おうか。こんなに心地よく近づいてきてくれるなら、誘われてしまうさ。
ゆっくり、さらりとしたしなやかさで相手の色を変えていくような。といっても、彼の色じゃなくて彼女本来の色(魅力)を誘い出してくれるような。
彼は自然。感情は素直。強引じゃないけど引きはしない。
無理強いもしないけど・・・自分も無理はしない。
ここがいいのかも。
相手に難はあるものの、ベッドシーンも最近では当たりのキレイさというか、ちょっと・・・ざわっとする感じ(照)。
妙に色っぽいような、色っぽくないような~。
ま、興味があったら観てくれたまえ!
2006 米 監督:サナ・ハムリー
サナ・レイサン サイモン・ベイカー アルフレ・ウッダード ドナルド・フェイソン ブレア・アンダーウッド タラジ・ヘンソン
黒人であるがために人の倍努力し、働くことで会計事務所のシニアマネージャーまでになったと自負するキャリアウーマンのネイサン。次は共同経営者という彼女だが色気も男っ気もない。見かねた友人がセットしたブラインドデートに現れた男は白人のベイカー。偶然にも再会した庭師だという彼にネイサンが自宅の庭を任せるうちに、二人の距離は近づいていく。
黒人と白人の恋愛。キャリアと恋。無個性と個性・・・。なんてテーマは正直言ってどうでもいい。めかぶの映画の観方をご存知の方なら先刻承知のことと思うが、当然ベイカーが好きで、レイサンは全然好みじゃない。したがってこの取り合わせに納得いかないので、評価は低い。
はずなのだ、普通は。
確かにラブストーリーとしてはよくある話で面白くもないのだが、惹かれてしまうポイントがひとつだけ。何がこんなに惹かれるのかって、やっぱりサイモン・ベイカーに他ならない。相手役が好きじゃないのもぶっ飛ぶくらいのいい男。
ルックスは私の好みといってもそんなに極端なハンサムではない。じゃあ何にそんなに惹かれるのか?
ベイカー演じる庭師のブライアン。彼のキャラクターが死ぬほどいい男なのだ。これはジェイク・ウェバー演じる「ミディアム」のジョーに匹敵するいい男だ。うぬー、理想かもー。
ヒロインに比べて彼の生い立ち、素性はあまり語られない。堅気の(?)ビジネスマンの時代に好きだった植物をオフィスに持ち込んだら数が増えていき、仕事よりそっちが本業になった。なんてジョークみたいな過去話しか出てこない。
白人だったことで相手にもされなかった彼女から仕事を与えられ、少しずつ歩み寄りを見せる彼女に絶妙のバランスで距離を縮めていく。でもそれは彼のテなのではなく、自然さが成せる技とでも言おうか。こんなに心地よく近づいてきてくれるなら、誘われてしまうさ。
ゆっくり、さらりとしたしなやかさで相手の色を変えていくような。といっても、彼の色じゃなくて彼女本来の色(魅力)を誘い出してくれるような。
彼は自然。感情は素直。強引じゃないけど引きはしない。
無理強いもしないけど・・・自分も無理はしない。
ここがいいのかも。
相手に難はあるものの、ベッドシーンも最近では当たりのキレイさというか、ちょっと・・・ざわっとする感じ(照)。
妙に色っぽいような、色っぽくないような~。
ま、興味があったら観てくれたまえ!
イーサン・エンブリー ― 2008年10月23日 00時08分10秒
ETHAN EMBRY 1978/6/13 USA
人懐っこそうな笑顔。友達にいて欲しいタイプ。主役の柄じゃないけど、脇に彼がいると明るくなるような、柔らかい雰囲気があるのが好きだ。
青春映画で主人公の友人で見かける印象が深いだろうか。若手俳優がたくさん出演する作品で顔を観られるので、学生のイメージが強いのだけど、13歳で子役デビューして20年近くなるベテラン。「白い嵐」の中の少年たちの中にもいたのね。
はっきりと憶えている最初は「すべてをあなたに」。トム・ハンクス監督のやっぱり青春映画。主人公のトム・エヴァレット・スコットのバンドのベースマン。バンドの中でもスティーヴ・ザーンとふたりでコメディパート担当っぽい。ふたりがいつも落ち着きがなくちょこまかしてて可愛い。
そのすぐ後に観たのも青春映画の「エンパイア・レコード」。レコードショップを舞台にリヴ・タイラーやレニー・ゼルウェガーたちの中にいたエンブリーはパンク小僧。これもなかなか可愛い。
さらに「待ちきれなくて…」はジェニファー・ラヴ・ヒューイットが主演の青春ラブストーリー。しかしこれのエンブリーは主演といってもいい。思い続けてきた彼女にプロムの夜に告白しよう!という、青春映画の王道とも言うべきストーリー。しかし、ちょっと切ないラストまでなかなかエンブリーの持ち味が沁みるいいキャラクター。
数ある青春映画の中でもこれは楽しい。ヒューイットが好きじゃないのだけど、エンブリーを観るだけでも存分に楽しめる。
愛嬌たっぷりの善人顔のエンブリーは青春ドラマやコメディにぴったりなんだと思われその手のキャスティングが多いのは納得。
その特徴を逆に活かして「洗脳/狙われたハイスクール」や「インプラント」「モーテル」など、ホラーやサスペンスの出演があるのもまた一興。緊張を和ませる役割はばっちり、また一転して・・・とかも。
久しぶりに姿を見たのは「メラニーは行く!」で、リース・ウィザースプーンの故郷アラバマの幼なじみ。もうチャーミングなキャラクターが微笑ましい。ネタバレしてしまうと彼の役はゲイなんだけど、小さな南部の田舎町でゲイであることの微妙な空気が、エンブリーの演技がちょっとせつなくて絶妙。憎めないキャラ全開でものすごく印象深かった。
他に近作では「タイムライン」の科学者とか。仲間を過去に送り出し、映画の舞台は中世がほとんどである中で、現代に残ってほぼ孤軍奮闘する立場のキャラクター。地味だけどなくてはならない役どころ。一見、頼りにならなそうだけど頑張ってる姿は思わず応援したくなる。そこが大事。エンブリーの持ち味の活かしどころかな。
最新作「イーグル・アイ」でビリー・ボブ・ソーントンの下で働くFBI捜査官として見たのだが、さすがに年齢が青春ものには向かなくなってきましたか、一見してエンブリーと気づかず、地味な感じで新しい一面を見たような。主人公の同僚とか友人とかそういう役が多くなるのだろうが、愛嬌のある顔はそのままなので、これからもうまく個性を活かせる役で見せてもらいたいなと思う。
キャラクターも見た目もちょっとビリー・ボイド(LOTRのピピン)と似てるかも。こういうタイプがいると作品の雰囲気がふんわりと和むと思うの。彼らみたいな人って、主人公の隣や後ろで、ちょこまかとしていてもらいたいと思いません?(笑)
人懐っこそうな笑顔。友達にいて欲しいタイプ。主役の柄じゃないけど、脇に彼がいると明るくなるような、柔らかい雰囲気があるのが好きだ。
青春映画で主人公の友人で見かける印象が深いだろうか。若手俳優がたくさん出演する作品で顔を観られるので、学生のイメージが強いのだけど、13歳で子役デビューして20年近くなるベテラン。「白い嵐」の中の少年たちの中にもいたのね。
はっきりと憶えている最初は「すべてをあなたに」。トム・ハンクス監督のやっぱり青春映画。主人公のトム・エヴァレット・スコットのバンドのベースマン。バンドの中でもスティーヴ・ザーンとふたりでコメディパート担当っぽい。ふたりがいつも落ち着きがなくちょこまかしてて可愛い。
そのすぐ後に観たのも青春映画の「エンパイア・レコード」。レコードショップを舞台にリヴ・タイラーやレニー・ゼルウェガーたちの中にいたエンブリーはパンク小僧。これもなかなか可愛い。
さらに「待ちきれなくて…」はジェニファー・ラヴ・ヒューイットが主演の青春ラブストーリー。しかしこれのエンブリーは主演といってもいい。思い続けてきた彼女にプロムの夜に告白しよう!という、青春映画の王道とも言うべきストーリー。しかし、ちょっと切ないラストまでなかなかエンブリーの持ち味が沁みるいいキャラクター。
数ある青春映画の中でもこれは楽しい。ヒューイットが好きじゃないのだけど、エンブリーを観るだけでも存分に楽しめる。
愛嬌たっぷりの善人顔のエンブリーは青春ドラマやコメディにぴったりなんだと思われその手のキャスティングが多いのは納得。
その特徴を逆に活かして「洗脳/狙われたハイスクール」や「インプラント」「モーテル」など、ホラーやサスペンスの出演があるのもまた一興。緊張を和ませる役割はばっちり、また一転して・・・とかも。
久しぶりに姿を見たのは「メラニーは行く!」で、リース・ウィザースプーンの故郷アラバマの幼なじみ。もうチャーミングなキャラクターが微笑ましい。ネタバレしてしまうと彼の役はゲイなんだけど、小さな南部の田舎町でゲイであることの微妙な空気が、エンブリーの演技がちょっとせつなくて絶妙。憎めないキャラ全開でものすごく印象深かった。
他に近作では「タイムライン」の科学者とか。仲間を過去に送り出し、映画の舞台は中世がほとんどである中で、現代に残ってほぼ孤軍奮闘する立場のキャラクター。地味だけどなくてはならない役どころ。一見、頼りにならなそうだけど頑張ってる姿は思わず応援したくなる。そこが大事。エンブリーの持ち味の活かしどころかな。
最新作「イーグル・アイ」でビリー・ボブ・ソーントンの下で働くFBI捜査官として見たのだが、さすがに年齢が青春ものには向かなくなってきましたか、一見してエンブリーと気づかず、地味な感じで新しい一面を見たような。主人公の同僚とか友人とかそういう役が多くなるのだろうが、愛嬌のある顔はそのままなので、これからもうまく個性を活かせる役で見せてもらいたいなと思う。
キャラクターも見た目もちょっとビリー・ボイド(LOTRのピピン)と似てるかも。こういうタイプがいると作品の雰囲気がふんわりと和むと思うの。彼らみたいな人って、主人公の隣や後ろで、ちょこまかとしていてもらいたいと思いません?(笑)
マット・クレイヴン ― 2008年10月04日 20時09分18秒
MATT CRAVEN 1956/11/10 カナダ
まさに傍役の人。政府の人間とか、捜査官とか、隣人とか、部下とか、上司とか、主人公の父親とか。出演作品は多く、メジャー作品にも頻繁に顔を出しているので、鼻の高いあの面長の顔は見たことある~って方もいると思う。
私がクレイヴンを最初に認識したのは「彼女を見ればわかること」。ロドリゴ・ガルシア監督による5話からなるオムニバス映画のアンサンブルキャストのひとりだった。5人の女性たちの人生の5つの物語の中で、登場人物が微妙に交差するがクレイヴンは2話に跨って出演。ホリー・ハンターの部下の銀行の副支店長で、盲目でありながら行動的なキャメロン・ディアスとつきあい始める。
とっても地味で、どこにでもいそうな普通の人。特にカッコよくもないけど、穏やかそうな表情は結婚するには良さそうな家庭人っぽい雰囲気。
だから恋人役とかより目立たない父親とか上司とか役人とかが多い。実はこの前に既に見ているはずなのだが気がつかず、珍しくハンターやキャメロンと絡んだことで初めて注目したくらいですから。
再見して気がついた過去作品は「トラブルボーダー」のヴィンセント・カーシーザーの父親。「噛む女」の悪徳弁護士。「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」のアンサンブルキャストの中にも技術者の一人で出演していた。「陪審員」や「ポーリー」にも出ていたな。
そして結構目立っていたのが「クリムゾン・タイド」。なかなか見応えのある潜水艦もののサスペンス。副艦長のデンゼル・ワシントンが艦長のジーン・ハックマンに謀反を起こすのだが、クレイヴンはあくまでハックマン側に就いてワシントンと敵対する。眼鏡をかけていてインテリっぽいというかいかにも体制派というか、的確キャスティングだなと思った。ちなみにこの作品、ワシントンに友好的な立場のミサイル責任者にヴィゴ・モーテンセン。水兵の中にライアン・フィリップやスティーヴ・ザーンがいたりしてアンサンブルキャストが豪華で再見するにはかなり楽しい。
これは地上波、CS問わず頻繁にオンエアされるので観る機会が多いと思うので、興味のある方はチェックしてみてくだされ。
2000年以降はさらに活躍の場が多く、「タイムライン」ではハイテク企業の科学者。「アサルト13」では篭城戦に巻き込まれていた。ケヴィン・スペイシーの「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」、ケヴィン・コスナーの「コーリング」、ロバート・レッドフォードの「二重誘拐」などメジャー俳優の主演作でそれぞれ共演している。「デジャヴ」でワシントンと再共演しているがFBI捜査官だったか科学者だったか・・・。
一纏めにしたのは実はもうあんまり役柄について憶えてないからである~(恥)。
新しいところでは「ディスタービア」のシャイア・ラブーフの父親。冒頭の5分そこそこでいなくなってしまうけれど、ラブーフの性格形成にかかせない存在としていなくなるわりに印象深かった。
組織の一員だったりする役だと印象が薄れがち。やっぱりアクションやサスペンスは役が大きく目立たないと記憶に残るのは難しいのかな。
いい家庭人、優しい夫、温かみのある父親的な雰囲気があるんだから、もっとドラマに出てくれるといいんだけど。「彼女を見ればわかること」みたいな男としてのタイプもいいと思う。
TVの仕事も多いようで、そちらではもっと深みのある役どころを見せているのかも。
お父さん俳優というかおじさん俳優の中で、私としては注目度がわりと高めのクレイヴン。これからもその姿を見つけるたびにちょっと嬉しいかもしれないひとりである。
しかし、ホントに地味な傍役俳優なだけあって画像を探すのがひと苦労。できるだけポートレートじゃなくて作品中のを挙げたいので、傍役だと希少なのだ。
まさに傍役の人。政府の人間とか、捜査官とか、隣人とか、部下とか、上司とか、主人公の父親とか。出演作品は多く、メジャー作品にも頻繁に顔を出しているので、鼻の高いあの面長の顔は見たことある~って方もいると思う。
私がクレイヴンを最初に認識したのは「彼女を見ればわかること」。ロドリゴ・ガルシア監督による5話からなるオムニバス映画のアンサンブルキャストのひとりだった。5人の女性たちの人生の5つの物語の中で、登場人物が微妙に交差するがクレイヴンは2話に跨って出演。ホリー・ハンターの部下の銀行の副支店長で、盲目でありながら行動的なキャメロン・ディアスとつきあい始める。
とっても地味で、どこにでもいそうな普通の人。特にカッコよくもないけど、穏やかそうな表情は結婚するには良さそうな家庭人っぽい雰囲気。
だから恋人役とかより目立たない父親とか上司とか役人とかが多い。実はこの前に既に見ているはずなのだが気がつかず、珍しくハンターやキャメロンと絡んだことで初めて注目したくらいですから。
再見して気がついた過去作品は「トラブルボーダー」のヴィンセント・カーシーザーの父親。「噛む女」の悪徳弁護士。「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」のアンサンブルキャストの中にも技術者の一人で出演していた。「陪審員」や「ポーリー」にも出ていたな。
そして結構目立っていたのが「クリムゾン・タイド」。なかなか見応えのある潜水艦もののサスペンス。副艦長のデンゼル・ワシントンが艦長のジーン・ハックマンに謀反を起こすのだが、クレイヴンはあくまでハックマン側に就いてワシントンと敵対する。眼鏡をかけていてインテリっぽいというかいかにも体制派というか、的確キャスティングだなと思った。ちなみにこの作品、ワシントンに友好的な立場のミサイル責任者にヴィゴ・モーテンセン。水兵の中にライアン・フィリップやスティーヴ・ザーンがいたりしてアンサンブルキャストが豪華で再見するにはかなり楽しい。
これは地上波、CS問わず頻繁にオンエアされるので観る機会が多いと思うので、興味のある方はチェックしてみてくだされ。
2000年以降はさらに活躍の場が多く、「タイムライン」ではハイテク企業の科学者。「アサルト13」では篭城戦に巻き込まれていた。ケヴィン・スペイシーの「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」、ケヴィン・コスナーの「コーリング」、ロバート・レッドフォードの「二重誘拐」などメジャー俳優の主演作でそれぞれ共演している。「デジャヴ」でワシントンと再共演しているがFBI捜査官だったか科学者だったか・・・。
一纏めにしたのは実はもうあんまり役柄について憶えてないからである~(恥)。
新しいところでは「ディスタービア」のシャイア・ラブーフの父親。冒頭の5分そこそこでいなくなってしまうけれど、ラブーフの性格形成にかかせない存在としていなくなるわりに印象深かった。
組織の一員だったりする役だと印象が薄れがち。やっぱりアクションやサスペンスは役が大きく目立たないと記憶に残るのは難しいのかな。
いい家庭人、優しい夫、温かみのある父親的な雰囲気があるんだから、もっとドラマに出てくれるといいんだけど。「彼女を見ればわかること」みたいな男としてのタイプもいいと思う。
TVの仕事も多いようで、そちらではもっと深みのある役どころを見せているのかも。
お父さん俳優というかおじさん俳優の中で、私としては注目度がわりと高めのクレイヴン。これからもその姿を見つけるたびにちょっと嬉しいかもしれないひとりである。
しかし、ホントに地味な傍役俳優なだけあって画像を探すのがひと苦労。できるだけポートレートじゃなくて作品中のを挙げたいので、傍役だと希少なのだ。

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