「ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版」 ダン・ブラウン ― 2006年11月26日 18時49分05秒
「ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版」 ダン・ブラウン
THE DA VINCI CODE : SPECIAL ILLUSTRATED EDITION
by Dan Brown
(角川書店)
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見され、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンが深夜の現場に呼び出される。そこにはソニエールの残した暗号がありそのために呼ばれたものだと思ったラングドンだが、実は彼は容疑者だった・・・。
ご存知ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で映画化された大ベストセラー作品で文中の絵や写真を盛り込んだ“ヴィジュアル愛蔵版”である。
なぜ映画じゃないのか?なぜわざわざ“ヴィジュアル愛蔵版”なのか?それは・・・
私が映画にはまれなかったから・・・です。
原作と映画が両方出ているのであれば映画を先に観ることにしている私。活字から溢れてくるイメージどおりにならないことが多くがっかりすることがほとんどだからという理由なのだが、この「ダ・ヴィンチ・コード」の場合は私にはそれ以前の問題があった。
まず私はキリスト教徒ではない。宗教史にも美術史にもぜんぜん疎い。興味もほとんどない。で、事前知識なしに「ダ・ヴィンチ・コード」を観たら、ミステリーや謎解きを楽しむ前に鍵となる言葉や映像のその膨大な情報量に圧倒されてしまった。噛み砕いて頭に叩き込む前に次々に繰り出される情報で私の頭はパンク状態。一体何を問題にしているのか、何の謎を解こうとしているのかわからなくなってしまってギブアップ。
そしたらもうなんの話をしてるのかさっぱりつまらなくなってしまった。犯人なんてどうでもいいし。
宗教的に興味がないのも敗因の一つ。“聖杯の謎”が解けたところでもそれがどうした状態。宗教的な思い入れが無いので別に驚愕の謎解きにはならなかったのだ。
私の理解力のせいもあるのでみんながみんなそうだとは思わないけどキリスト教の基礎すらわかってないで全部の情報を映画から得なければならなかった私にはとっても大変な映画だった。これはミステリー云々の前に読んでから観たほうが絶対に楽しめたと思う。
勿論キリスト教についてそれなりの知識があれば十分に楽しめたんでしょうけど(と思う)。
映画でだめだめだった私は上中下の3巻からなる原作も躊躇した。これで原作も面白くなかったら最悪だと・・・。でもわかんないままにしとくのも癪だし。で、教えてもらったのが劇中の美術作品や建築物、場所、象徴など140点を収録した“ヴィジュアル愛蔵版”。これに飛びつくように縋ったのである。
結果、面白いんでないの?あー、よかった。(笑)
ものすごくってこともないけどミステリーとしては読み応えがあり結果を知っていても十分楽しめた。(ただし前述の通りキリスト教的興味がないので“聖杯の謎”解きについての驚きはない)
映画を観ているので顔が浮かぶと言う点もあるし、にしては私にはそんなに魅力的なキャストではないけどね。
本文中にある絵や写真をあっちこっちひっくり返しながら読んだけど確かにわかり易かったと思う。本一冊に4,500円なんて大枚をはたいたがその価値は・・・まあいいか。(笑)
(ちなみにシリアルナンバー入りの特装革製ヴィジュアル愛蔵版なるバージョンもあり12,000円だそうだがそこまですることはないだろうと思う!)
膨大な専門知識を除けばまずまず面白いミステリーだと思う。結論はさておき謎解きは好きなので今回非常に入り組んだその過程は興味深かった。
ロン・ハワードは一応頑張ったんだろうなと努力は認めるが、やっぱり大変な映画化だったと思わざるを得ない。原作を読んで一応面白かったと思ってしまった私。だとすると万人に楽しめなくちゃこの映画は成功じゃないんじゃないかな?厳しい?
THE DA VINCI CODE : SPECIAL ILLUSTRATED EDITION
by Dan Brown
(角川書店)
ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見され、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンが深夜の現場に呼び出される。そこにはソニエールの残した暗号がありそのために呼ばれたものだと思ったラングドンだが、実は彼は容疑者だった・・・。
ご存知ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で映画化された大ベストセラー作品で文中の絵や写真を盛り込んだ“ヴィジュアル愛蔵版”である。
なぜ映画じゃないのか?なぜわざわざ“ヴィジュアル愛蔵版”なのか?それは・・・
私が映画にはまれなかったから・・・です。
原作と映画が両方出ているのであれば映画を先に観ることにしている私。活字から溢れてくるイメージどおりにならないことが多くがっかりすることがほとんどだからという理由なのだが、この「ダ・ヴィンチ・コード」の場合は私にはそれ以前の問題があった。
まず私はキリスト教徒ではない。宗教史にも美術史にもぜんぜん疎い。興味もほとんどない。で、事前知識なしに「ダ・ヴィンチ・コード」を観たら、ミステリーや謎解きを楽しむ前に鍵となる言葉や映像のその膨大な情報量に圧倒されてしまった。噛み砕いて頭に叩き込む前に次々に繰り出される情報で私の頭はパンク状態。一体何を問題にしているのか、何の謎を解こうとしているのかわからなくなってしまってギブアップ。
そしたらもうなんの話をしてるのかさっぱりつまらなくなってしまった。犯人なんてどうでもいいし。
宗教的に興味がないのも敗因の一つ。“聖杯の謎”が解けたところでもそれがどうした状態。宗教的な思い入れが無いので別に驚愕の謎解きにはならなかったのだ。
私の理解力のせいもあるのでみんながみんなそうだとは思わないけどキリスト教の基礎すらわかってないで全部の情報を映画から得なければならなかった私にはとっても大変な映画だった。これはミステリー云々の前に読んでから観たほうが絶対に楽しめたと思う。
勿論キリスト教についてそれなりの知識があれば十分に楽しめたんでしょうけど(と思う)。
映画でだめだめだった私は上中下の3巻からなる原作も躊躇した。これで原作も面白くなかったら最悪だと・・・。でもわかんないままにしとくのも癪だし。で、教えてもらったのが劇中の美術作品や建築物、場所、象徴など140点を収録した“ヴィジュアル愛蔵版”。これに飛びつくように縋ったのである。
結果、面白いんでないの?あー、よかった。(笑)
ものすごくってこともないけどミステリーとしては読み応えがあり結果を知っていても十分楽しめた。(ただし前述の通りキリスト教的興味がないので“聖杯の謎”解きについての驚きはない)
映画を観ているので顔が浮かぶと言う点もあるし、にしては私にはそんなに魅力的なキャストではないけどね。
本文中にある絵や写真をあっちこっちひっくり返しながら読んだけど確かにわかり易かったと思う。本一冊に4,500円なんて大枚をはたいたがその価値は・・・まあいいか。(笑)
(ちなみにシリアルナンバー入りの特装革製ヴィジュアル愛蔵版なるバージョンもあり12,000円だそうだがそこまですることはないだろうと思う!)
膨大な専門知識を除けばまずまず面白いミステリーだと思う。結論はさておき謎解きは好きなので今回非常に入り組んだその過程は興味深かった。
ロン・ハワードは一応頑張ったんだろうなと努力は認めるが、やっぱり大変な映画化だったと思わざるを得ない。原作を読んで一応面白かったと思ってしまった私。だとすると万人に楽しめなくちゃこの映画は成功じゃないんじゃないかな?厳しい?

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