ハンク・アザリア ― 2007年12月02日 00時36分02秒
HANK AZARIA 1964/4/25 USA
映画ファンにはかなりの馴染みの顔なんだけど彼もマイナー俳優なんだろうなあ。黙っていればそこそこのハンサムなのに基本がスタンダップコメディアンを目指していたというだけあってそのキャラクターは多彩。切れ者のビジネスマンかと思えば小者のチンピラ。強烈なオカマちゃんにマッチョマン、それも半端じゃないなりきり度。見た目だけじゃなくてへんてこりんなアクセント使いが達者で役柄の国籍も変幻自在なところが彼の面白いところ。
その声は「シンプソンズ」で何役ものキャラを使い分けてエミー賞を受賞したんだとか。役者だわ~。
なんて褒めちぎってるわりに、実はフィルモグラフィを見て思い出せないのが結構あるのは何故だ?(笑)
98年の「GODZILLA」「大いなる遺産」なんかがそれなんだけど、さらにびっくりしたのは「プリティ・ウーマン」に出てたらしい。これは認識以前の出演作のよう。再見して確かめないとっ!
最初に見たのは「バードケージ」。これが完璧なオカマちゃんの役。タンクトップにぴちぴちのショートパンツ。お尻ふりふり、くねくねした歩き方。後で違う作品の彼と同じ人と気がつくのに時間が要りました。大真面目な「クレイドル・ウィル・ロック」「クイズ・ショウ」のスーツ姿の彼とは思えなんだ。
コメディが得意なんだと気がついたのは「ポイント・ブランク」やその後、「ミステリー・メン」のコスプレヒーローのフォーク投げがあまりにはまっていたのと、「アメリカン・スウィートハート」でいんちきラテン系マッチョマンをおっかしなアクセントで演じていたからかな~。この人は面白いと改めて思ったのだ。
「ポリー my love」「ドッジボール」と繋がったのはベン・スティラーといい関係なんでしょうな。こてこてのコメディの中にちょっとハンサムだけどなんだか可笑しい。これがアザリアのいいところ。スティラーもこのキャラに惹かれたんだろうと勝手に推測。
そのルックスでヒューマンドラマやハートウォーミングなところも勿論イケるが、私が好きなのは「ミステリー、アラスカ」。ラッセル・クロウのブレイク直前の主演作スポ根ドラマ。クロウが率いるアラスカの地元チームにNFLのチームの試合の話を持ってくる都会に出て行った同級生のアザリア。いまいちだった子供時代を払拭させたくて地元に錦を飾るつもりなんだけど、これまたいまいち・・・。拗ねて暴れる小者ぶりがリアルに情けなくて哀れで、でも可笑しい。(笑)
もう一本、「モリー先生との火曜日」はジャック・レモンのモリー先生と教え子のアザリアたちの交流を描く心温まるストーリー。TVMながら秀作だ。これがジャック・レモンの遺作なのかな?ステキな作品で共演できてよかったね♪
シリアスで真面目な演技が見られるのは「FAIL SAFE 未知への飛行」や「ニュースの天才」。特に後者は信頼の置ける上司といった役どころ。大きな役ではないけど微妙なストーリーの中で好人物をそつなくこなすのはやはり演技者ならではかと。
しかしその後は映画で見かけなくなったなと思っていたら、また彼もTVに活躍の場を移していた。「HUFF」という主演のシリーズが大人気で、他にもいくつかヒット番組があるようだ。私がTVではじめて彼を見たのは人気シリーズ「フレンズ」のサブキャラ。奇天烈なフィービーの元カレだけあって彼も変な奴で面白い。プロポーズしたもののポール・ラッドに横取りされて可哀相なんだけど、でもやっぱり可笑しいんだな、これがっ。
彼のことはずーっと取り上げたいと思っていたんだけど、このところ映画で見られないのできっかけがなかった。最近、ずっと観たかった旧作を観られてようやくUPにこぎつけた。「ワイルド・スモーカーズ」がそれ。クライムサスペンスのような半分ドラマのような、出来としては面白いような微妙なようなってとこだけど、ビリー・ボブ・ソーントン、ライアン・フィリップとつるんで麻薬の取引をする。このアザリアがヒッピーみたいなルックスでいまいち思い切りの悪い小者のチンピラ。笑っちゃうのが麻薬の栽培にかけては腕が立つというこれまた変なキャラ。それだけでも満足なのであった~。(笑)
私生活ではヘレン・ハントとの結婚歴あり。似合ってたのにねえ。ま、余計なお世話だわな。でもなんだか人当たりの良さそうな笑顔で仲間と映っている写真もたくさんある辺り、役者のいい仲間たちがたくさんいそう。活躍の場は絶えずあるようだ。でもやっぱり映画でその姿を、十八番の可笑しなキャラを見たいねえ。彼もまた長年の活躍を期待する俳優の一人なのだ。
映画ファンにはかなりの馴染みの顔なんだけど彼もマイナー俳優なんだろうなあ。黙っていればそこそこのハンサムなのに基本がスタンダップコメディアンを目指していたというだけあってそのキャラクターは多彩。切れ者のビジネスマンかと思えば小者のチンピラ。強烈なオカマちゃんにマッチョマン、それも半端じゃないなりきり度。見た目だけじゃなくてへんてこりんなアクセント使いが達者で役柄の国籍も変幻自在なところが彼の面白いところ。
その声は「シンプソンズ」で何役ものキャラを使い分けてエミー賞を受賞したんだとか。役者だわ~。
なんて褒めちぎってるわりに、実はフィルモグラフィを見て思い出せないのが結構あるのは何故だ?(笑)
98年の「GODZILLA」「大いなる遺産」なんかがそれなんだけど、さらにびっくりしたのは「プリティ・ウーマン」に出てたらしい。これは認識以前の出演作のよう。再見して確かめないとっ!
最初に見たのは「バードケージ」。これが完璧なオカマちゃんの役。タンクトップにぴちぴちのショートパンツ。お尻ふりふり、くねくねした歩き方。後で違う作品の彼と同じ人と気がつくのに時間が要りました。大真面目な「クレイドル・ウィル・ロック」「クイズ・ショウ」のスーツ姿の彼とは思えなんだ。
コメディが得意なんだと気がついたのは「ポイント・ブランク」やその後、「ミステリー・メン」のコスプレヒーローのフォーク投げがあまりにはまっていたのと、「アメリカン・スウィートハート」でいんちきラテン系マッチョマンをおっかしなアクセントで演じていたからかな~。この人は面白いと改めて思ったのだ。
「ポリー my love」「ドッジボール」と繋がったのはベン・スティラーといい関係なんでしょうな。こてこてのコメディの中にちょっとハンサムだけどなんだか可笑しい。これがアザリアのいいところ。スティラーもこのキャラに惹かれたんだろうと勝手に推測。
そのルックスでヒューマンドラマやハートウォーミングなところも勿論イケるが、私が好きなのは「ミステリー、アラスカ」。ラッセル・クロウのブレイク直前の主演作スポ根ドラマ。クロウが率いるアラスカの地元チームにNFLのチームの試合の話を持ってくる都会に出て行った同級生のアザリア。いまいちだった子供時代を払拭させたくて地元に錦を飾るつもりなんだけど、これまたいまいち・・・。拗ねて暴れる小者ぶりがリアルに情けなくて哀れで、でも可笑しい。(笑)
もう一本、「モリー先生との火曜日」はジャック・レモンのモリー先生と教え子のアザリアたちの交流を描く心温まるストーリー。TVMながら秀作だ。これがジャック・レモンの遺作なのかな?ステキな作品で共演できてよかったね♪
シリアスで真面目な演技が見られるのは「FAIL SAFE 未知への飛行」や「ニュースの天才」。特に後者は信頼の置ける上司といった役どころ。大きな役ではないけど微妙なストーリーの中で好人物をそつなくこなすのはやはり演技者ならではかと。
しかしその後は映画で見かけなくなったなと思っていたら、また彼もTVに活躍の場を移していた。「HUFF」という主演のシリーズが大人気で、他にもいくつかヒット番組があるようだ。私がTVではじめて彼を見たのは人気シリーズ「フレンズ」のサブキャラ。奇天烈なフィービーの元カレだけあって彼も変な奴で面白い。プロポーズしたもののポール・ラッドに横取りされて可哀相なんだけど、でもやっぱり可笑しいんだな、これがっ。
彼のことはずーっと取り上げたいと思っていたんだけど、このところ映画で見られないのできっかけがなかった。最近、ずっと観たかった旧作を観られてようやくUPにこぎつけた。「ワイルド・スモーカーズ」がそれ。クライムサスペンスのような半分ドラマのような、出来としては面白いような微妙なようなってとこだけど、ビリー・ボブ・ソーントン、ライアン・フィリップとつるんで麻薬の取引をする。このアザリアがヒッピーみたいなルックスでいまいち思い切りの悪い小者のチンピラ。笑っちゃうのが麻薬の栽培にかけては腕が立つというこれまた変なキャラ。それだけでも満足なのであった~。(笑)
私生活ではヘレン・ハントとの結婚歴あり。似合ってたのにねえ。ま、余計なお世話だわな。でもなんだか人当たりの良さそうな笑顔で仲間と映っている写真もたくさんある辺り、役者のいい仲間たちがたくさんいそう。活躍の場は絶えずあるようだ。でもやっぱり映画でその姿を、十八番の可笑しなキャラを見たいねえ。彼もまた長年の活躍を期待する俳優の一人なのだ。
コメント
_ 哀生龍 ― 2007年12月02日 15時04分11秒
_ めかぶ ― 2007年12月03日 23時24分02秒
>「ミステリー・メン」の画像を持ってくるなんて、粋ですねぇ~
でしょお?ありがと~う♪二枚目なんだけど、やっぱりこういうところがあるのが彼の魅力だからねえ。
彼が脱いだら凄いんですに気がつくなんて、さすがりんさんですわ。薄着の時に袖から覗く上腕やはだけた胸板の厚さからすると役柄だけのためだけでもないんだろうか?
でしょお?ありがと~う♪二枚目なんだけど、やっぱりこういうところがあるのが彼の魅力だからねえ。
彼が脱いだら凄いんですに気がつくなんて、さすがりんさんですわ。薄着の時に袖から覗く上腕やはだけた胸板の厚さからすると役柄だけのためだけでもないんだろうか?
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://mekabu.asablo.jp/blog/2007/12/02/2468086/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
シリアスもコメディも国籍不明人も、何でも上手に演じてしまうので、固定キャラが無い分、映画ファン以外の方には印象に残らないのかも?
哀生龍が一番驚かされたのは、顔は頬がこけ気味のほっそりタイプなのに、“脱ぐと凄いんです!”のマッチョなボディでした(^^)