マット・クレイヴン ― 2008年10月04日 20時09分18秒

MATT CRAVEN 1956/11/10 カナダ
まさに傍役の人。政府の人間とか、捜査官とか、隣人とか、部下とか、上司とか、主人公の父親とか。出演作品は多く、メジャー作品にも頻繁に顔を出しているので、鼻の高いあの面長の顔は見たことある~って方もいると思う。
私がクレイヴンを最初に認識したのは「彼女を見ればわかること」。ロドリゴ・ガルシア監督による5話からなるオムニバス映画のアンサンブルキャストのひとりだった。5人の女性たちの人生の5つの物語の中で、登場人物が微妙に交差するがクレイヴンは2話に跨って出演。ホリー・ハンターの部下の銀行の副支店長で、盲目でありながら行動的なキャメロン・ディアスとつきあい始める。
とっても地味で、どこにでもいそうな普通の人。特にカッコよくもないけど、穏やかそうな表情は結婚するには良さそうな家庭人っぽい雰囲気。
だから恋人役とかより目立たない父親とか上司とか役人とかが多い。実はこの前に既に見ているはずなのだが気がつかず、珍しくハンターやキャメロンと絡んだことで初めて注目したくらいですから。
再見して気がついた過去作品は「トラブルボーダー」のヴィンセント・カーシーザーの父親。「噛む女」の悪徳弁護士。「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」のアンサンブルキャストの中にも技術者の一人で出演していた。「陪審員」や「ポーリー」にも出ていたな。
そして結構目立っていたのが「クリムゾン・タイド」。なかなか見応えのある潜水艦もののサスペンス。副艦長のデンゼル・ワシントンが艦長のジーン・ハックマンに謀反を起こすのだが、クレイヴンはあくまでハックマン側に就いてワシントンと敵対する。眼鏡をかけていてインテリっぽいというかいかにも体制派というか、的確キャスティングだなと思った。ちなみにこの作品、ワシントンに友好的な立場のミサイル責任者にヴィゴ・モーテンセン。水兵の中にライアン・フィリップやスティーヴ・ザーンがいたりしてアンサンブルキャストが豪華で再見するにはかなり楽しい。
これは地上波、CS問わず頻繁にオンエアされるので観る機会が多いと思うので、興味のある方はチェックしてみてくだされ。
2000年以降はさらに活躍の場が多く、「タイムライン」ではハイテク企業の科学者。「アサルト13」では篭城戦に巻き込まれていた。ケヴィン・スペイシーの「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」、ケヴィン・コスナーの「コーリング」、ロバート・レッドフォードの「二重誘拐」などメジャー俳優の主演作でそれぞれ共演している。「デジャヴ」でワシントンと再共演しているがFBI捜査官だったか科学者だったか・・・。
一纏めにしたのは実はもうあんまり役柄について憶えてないからである~(恥)。
新しいところでは「ディスタービア」のシャイア・ラブーフの父親。冒頭の5分そこそこでいなくなってしまうけれど、ラブーフの性格形成にかかせない存在としていなくなるわりに印象深かった。
組織の一員だったりする役だと印象が薄れがち。やっぱりアクションやサスペンスは役が大きく目立たないと記憶に残るのは難しいのかな。
いい家庭人、優しい夫、温かみのある父親的な雰囲気があるんだから、もっとドラマに出てくれるといいんだけど。「彼女を見ればわかること」みたいな男としてのタイプもいいと思う。
TVの仕事も多いようで、そちらではもっと深みのある役どころを見せているのかも。
お父さん俳優というかおじさん俳優の中で、私としては注目度がわりと高めのクレイヴン。これからもその姿を見つけるたびにちょっと嬉しいかもしれないひとりである。
しかし、ホントに地味な傍役俳優なだけあって画像を探すのがひと苦労。できるだけポートレートじゃなくて作品中のを挙げたいので、傍役だと希少なのだ。
まさに傍役の人。政府の人間とか、捜査官とか、隣人とか、部下とか、上司とか、主人公の父親とか。出演作品は多く、メジャー作品にも頻繁に顔を出しているので、鼻の高いあの面長の顔は見たことある~って方もいると思う。
私がクレイヴンを最初に認識したのは「彼女を見ればわかること」。ロドリゴ・ガルシア監督による5話からなるオムニバス映画のアンサンブルキャストのひとりだった。5人の女性たちの人生の5つの物語の中で、登場人物が微妙に交差するがクレイヴンは2話に跨って出演。ホリー・ハンターの部下の銀行の副支店長で、盲目でありながら行動的なキャメロン・ディアスとつきあい始める。
とっても地味で、どこにでもいそうな普通の人。特にカッコよくもないけど、穏やかそうな表情は結婚するには良さそうな家庭人っぽい雰囲気。
だから恋人役とかより目立たない父親とか上司とか役人とかが多い。実はこの前に既に見ているはずなのだが気がつかず、珍しくハンターやキャメロンと絡んだことで初めて注目したくらいですから。
再見して気がついた過去作品は「トラブルボーダー」のヴィンセント・カーシーザーの父親。「噛む女」の悪徳弁護士。「フロム・ジ・アース/人類、月に立つ」のアンサンブルキャストの中にも技術者の一人で出演していた。「陪審員」や「ポーリー」にも出ていたな。
そして結構目立っていたのが「クリムゾン・タイド」。なかなか見応えのある潜水艦もののサスペンス。副艦長のデンゼル・ワシントンが艦長のジーン・ハックマンに謀反を起こすのだが、クレイヴンはあくまでハックマン側に就いてワシントンと敵対する。眼鏡をかけていてインテリっぽいというかいかにも体制派というか、的確キャスティングだなと思った。ちなみにこの作品、ワシントンに友好的な立場のミサイル責任者にヴィゴ・モーテンセン。水兵の中にライアン・フィリップやスティーヴ・ザーンがいたりしてアンサンブルキャストが豪華で再見するにはかなり楽しい。
これは地上波、CS問わず頻繁にオンエアされるので観る機会が多いと思うので、興味のある方はチェックしてみてくだされ。
2000年以降はさらに活躍の場が多く、「タイムライン」ではハイテク企業の科学者。「アサルト13」では篭城戦に巻き込まれていた。ケヴィン・スペイシーの「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」、ケヴィン・コスナーの「コーリング」、ロバート・レッドフォードの「二重誘拐」などメジャー俳優の主演作でそれぞれ共演している。「デジャヴ」でワシントンと再共演しているがFBI捜査官だったか科学者だったか・・・。
一纏めにしたのは実はもうあんまり役柄について憶えてないからである~(恥)。
新しいところでは「ディスタービア」のシャイア・ラブーフの父親。冒頭の5分そこそこでいなくなってしまうけれど、ラブーフの性格形成にかかせない存在としていなくなるわりに印象深かった。
組織の一員だったりする役だと印象が薄れがち。やっぱりアクションやサスペンスは役が大きく目立たないと記憶に残るのは難しいのかな。
いい家庭人、優しい夫、温かみのある父親的な雰囲気があるんだから、もっとドラマに出てくれるといいんだけど。「彼女を見ればわかること」みたいな男としてのタイプもいいと思う。
TVの仕事も多いようで、そちらではもっと深みのある役どころを見せているのかも。
お父さん俳優というかおじさん俳優の中で、私としては注目度がわりと高めのクレイヴン。これからもその姿を見つけるたびにちょっと嬉しいかもしれないひとりである。
しかし、ホントに地味な傍役俳優なだけあって画像を探すのがひと苦労。できるだけポートレートじゃなくて作品中のを挙げたいので、傍役だと希少なのだ。
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