デス・プルーフ in グラインドハウス ― 2007年09月14日 15時50分07秒

デス・プルーフ in グラインドハウス QUENTIN TARANTINO'S DEATH PROOF
2007 米 監督:クェンティン・タランティーノ
カート・ラッセル シドニー・ターミア・ポワチエ ヴァネッサ・フェルリト ローズ・マッゴーワン トレイシー・トムズ ゾーイ・ベル ロザリオ・ドーソン メアリー・エリザベス・ウィンステッド クェンティン・タランティーノ
テキサス。人気DJのジャングル・ジュリア(ポワチエ)は女友達とバーにくり出すが、そこに彼女たちをつけ狙うスタントマン・マイク(ラッセル)が現れる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシー。映画撮影に携わっているキム(トムズ)たちは撮影の合間をぬって車の試乗をする。今度は彼女たちにマイクが目をつけた。
ああ、面白い。観終わって、思わずにんまりしてしまった。
にんまりして、へらへら笑いたくなる。スカッとした感じもする。
間違いなく「ダイ・ハード4.0」よりもスカッとした。
ちょいエロい女の子がたくさん、グロい残虐シーンあり、カーチェイスあり。タランティーノ色いっぱいで、負けない女の子のキレ具合が笑える。馴染みの顔もいっぱい。一般評は知らないが私は大いに気に入った。
タランティーノ、ロドリゲスの感覚が好きだという人には間違いなくお薦めしますが誰もがにんまりできるものでもないと思うので念のため。
以下、ネタバレしてますのでご了承ください。
作りはほぼ2部構成。女の子ばかりを狙う連続殺人鬼のカート・ラッセルは好き放題にデス・プルーフ(防死仕様!)のシボレーを使って殺戮を繰り返す。今度のターゲットはテキサスで人気の美脚DJと友達の女の子たち。まずは彼女たちの集うバーに居合わせたローズ・マッゴーワンを片付けて、メインディッシュの女の子たちを仕留める。自分も病院に運ばれるものの何たって彼のクルマは‘デス・プルーフ’!
そして14ヵ月後、今度のターゲットはテネシー。これまたクルマから覗くドーソンの美脚に目を留めたラッセル。スタント走行をする彼女たちを追いかけて高速のまま体当たり。彼女たちを恐怖に陥れたまでは良かったが、仕留めなかったのが大間違い。スタントウーマンたる彼女たちはすぐさま逆襲の鬼と化す!
同乗したドーソンと揃ってラッセルをぶちのめして、3人がバンザイして「やったー!」をバックに「TNE END」って、なんつー映画だっ!
タランティーノの毒々しさ、エロ加減を承知、さらには好きだと言う方には楽しめることこの上ないだろう。まさににんやり出来るシロモノである。
気に入ったうえでスカッとするのは女性の方が多いかもしれない。途中はどう終るのか?さらなるグロい殺戮シーンが展開されるのかと不安でいたのに、このお気楽な「TNE END」。笑うしかないだろうっての。
呆れつつもらしいっつーか、なんつーか。(笑)
自称映画おたくのタランティーノらしい台詞やディティール、音楽も散りばめられていてフリークにはたまらないだろう。そうでなくても「バニシング・ポイント」の70年代ダッジ・チャレンジャーとか映画好きにはここで既ににんまりではないか~。
いやはや、後半のトレイシー・トムズとゾーイ・ベルの逆ギレぶりの笑えること!怪しくクールで必殺かと思えたラッセルが、泣いて喚いて許しを乞うのだから可笑しいったらない。本人はさぞかし楽しかったことだろう。思えば今までのタランティーノ作品になぜ出てなかったのか?と思うくらいの嵌りっぷり。実にいい。
ラッセルに限らず、女の子たちにも私には見知った顔がたくさんでとても楽しかった。前半でラッセル相手にラップダンスを披露したヴァネッサ・フェルリトはTVシリーズ「CSI:NY」のレギュラーだったし、後半のなぜかチアガール姿のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは「ダイ・ハード4.0」のブルース・ウィリスの娘。ダッジ・チャレンジャーのハンドルを握るトムズは「RENT」のレズビアンの片割れだった。でもってこれまた「RENT」にも出ていたドーソン。実は私は彼女が気に入らない女優の中の一人だったんだけど、今回は抜群にいい!すんごく彼女らしくて(?)楽しい~♪
理屈じゃない。気に入るか、入らないかだけの映画である。
気に入ればこんな楽しい映画はないだろう。気に入る自信がある人は今すぐ劇場へGO!であるっ♪
2007 米 監督:クェンティン・タランティーノ
カート・ラッセル シドニー・ターミア・ポワチエ ヴァネッサ・フェルリト ローズ・マッゴーワン トレイシー・トムズ ゾーイ・ベル ロザリオ・ドーソン メアリー・エリザベス・ウィンステッド クェンティン・タランティーノ
テキサス。人気DJのジャングル・ジュリア(ポワチエ)は女友達とバーにくり出すが、そこに彼女たちをつけ狙うスタントマン・マイク(ラッセル)が現れる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシー。映画撮影に携わっているキム(トムズ)たちは撮影の合間をぬって車の試乗をする。今度は彼女たちにマイクが目をつけた。
ああ、面白い。観終わって、思わずにんまりしてしまった。
にんまりして、へらへら笑いたくなる。スカッとした感じもする。
間違いなく「ダイ・ハード4.0」よりもスカッとした。
ちょいエロい女の子がたくさん、グロい残虐シーンあり、カーチェイスあり。タランティーノ色いっぱいで、負けない女の子のキレ具合が笑える。馴染みの顔もいっぱい。一般評は知らないが私は大いに気に入った。
タランティーノ、ロドリゲスの感覚が好きだという人には間違いなくお薦めしますが誰もがにんまりできるものでもないと思うので念のため。
以下、ネタバレしてますのでご了承ください。
作りはほぼ2部構成。女の子ばかりを狙う連続殺人鬼のカート・ラッセルは好き放題にデス・プルーフ(防死仕様!)のシボレーを使って殺戮を繰り返す。今度のターゲットはテキサスで人気の美脚DJと友達の女の子たち。まずは彼女たちの集うバーに居合わせたローズ・マッゴーワンを片付けて、メインディッシュの女の子たちを仕留める。自分も病院に運ばれるものの何たって彼のクルマは‘デス・プルーフ’!
そして14ヵ月後、今度のターゲットはテネシー。これまたクルマから覗くドーソンの美脚に目を留めたラッセル。スタント走行をする彼女たちを追いかけて高速のまま体当たり。彼女たちを恐怖に陥れたまでは良かったが、仕留めなかったのが大間違い。スタントウーマンたる彼女たちはすぐさま逆襲の鬼と化す!
同乗したドーソンと揃ってラッセルをぶちのめして、3人がバンザイして「やったー!」をバックに「TNE END」って、なんつー映画だっ!
タランティーノの毒々しさ、エロ加減を承知、さらには好きだと言う方には楽しめることこの上ないだろう。まさににんやり出来るシロモノである。
気に入ったうえでスカッとするのは女性の方が多いかもしれない。途中はどう終るのか?さらなるグロい殺戮シーンが展開されるのかと不安でいたのに、このお気楽な「TNE END」。笑うしかないだろうっての。
呆れつつもらしいっつーか、なんつーか。(笑)
自称映画おたくのタランティーノらしい台詞やディティール、音楽も散りばめられていてフリークにはたまらないだろう。そうでなくても「バニシング・ポイント」の70年代ダッジ・チャレンジャーとか映画好きにはここで既ににんまりではないか~。
いやはや、後半のトレイシー・トムズとゾーイ・ベルの逆ギレぶりの笑えること!怪しくクールで必殺かと思えたラッセルが、泣いて喚いて許しを乞うのだから可笑しいったらない。本人はさぞかし楽しかったことだろう。思えば今までのタランティーノ作品になぜ出てなかったのか?と思うくらいの嵌りっぷり。実にいい。
ラッセルに限らず、女の子たちにも私には見知った顔がたくさんでとても楽しかった。前半でラッセル相手にラップダンスを披露したヴァネッサ・フェルリトはTVシリーズ「CSI:NY」のレギュラーだったし、後半のなぜかチアガール姿のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは「ダイ・ハード4.0」のブルース・ウィリスの娘。ダッジ・チャレンジャーのハンドルを握るトムズは「RENT」のレズビアンの片割れだった。でもってこれまた「RENT」にも出ていたドーソン。実は私は彼女が気に入らない女優の中の一人だったんだけど、今回は抜群にいい!すんごく彼女らしくて(?)楽しい~♪
理屈じゃない。気に入るか、入らないかだけの映画である。
気に入ればこんな楽しい映画はないだろう。気に入る自信がある人は今すぐ劇場へGO!であるっ♪
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