デヴィッド・シューリス ― 2005年12月30日 11時39分32秒

DAVID THEWLIS 1963/3/20 UK
現在にわかに英国俳優に注目が集まっているように思う。最近活躍目覚しいクライヴ・オーウェンやヨアン・グリフィス。ショーン・ビーンまで人気が出てくるとは思ってもみなかったが、すべてはハリウッド大作のなせる業。いいんだけど、これがきっかけで道を誤らないでねー。
ところで、今日のお題はデヴィッド・シューリス。今の英国俳優の波にのるにはいささか地味なのかそんなに大きくは取り上げられない。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のルーピン先生。とってもすてきな役なのにー。見た目がセクシーじゃなくて、剣を持って戦ったりしないからか?(笑)
地味だけどハリウッド進出は早く'95年頃。「太陽と月に背いて」でレオナルド・ディカプリオ相手にラブシーンを演じ、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」でブラッド・ピットと同じ女に恋をする。「恋の闇愛の光」ではメグ・ライアンと共演。「D.N.A」ではヴァル・キルマー、マーロン・ブランドと共演しなんと主役を張っている。なんて華麗なフィルモグラフィ。なのに地味な感じが拭えないのはなぜ?
でもね、彼の場合はそこがいいのさ。
くせのある役もない役もシューリスは彼らしくどこか繊細な感じがする人物にしてしまう。線が細く色も薄い印象があって彼独特の個性だよなといつも思う。この薄さがハリウッド作品に数多く出演していてもその存在を主張しすぎることなく傍役にすんなり溶け込んでしまうから目立たないのかもしれない。
勿論主演作でもその繊細さは活かされる。「シャンドライの恋」の音楽家(ピアニスト?)はとても評判が良い。・・・が、私の勝手だが相手役のタンディ・ニュートンが苦手でいまひとつ本作には入り込めなかった。残念!
「キングダム・オブ・ヘブン」で見せた戦う十字軍の騎士にして聖職者、ホスピタラーはなんとも彼にしっくりと似合う役だった。常に落ち着いて一歩後ろから状況を見守っていて時に助言をくれる頼もしい人物。こういう友人がいて欲しいと思ってしまう。今作ではリーアム・ニーソンの良き相談相手だった。ニーソン亡き後、息子のオーリーと行動を共にしてくれればあんな姿になることもないし、最後まで出番があったのにー!と思うのは私だけではないはずだ。
「はりぽた」の原作、第5弾にまたまた登場するルーピン先生。再びシューリスが戻ってきてくれるのに期待!
初出:2005/5/30(月) 午後 11:37
既出コメント:
シャンドライの恋はそんなに評判が悪いのですか? 哀生龍はあの綺麗な指と、少しだけ見せたジャグリングが忘れられないのですが・・・昔はもっともっと細くて繊細な感じだったのに、肉が付いたらふてぶてしい役が増えたような気が(苦笑)ルーピン先生も、もっと細い頃のデビシューの方がイメージだなぁ~
2005/5/31(火) 午前 6:13 [ aikirin ]
りんさん、逆ですよ。誰に聞いても「シャンドライ」の評判は抜群にいいです。私が勝手にだめなだけなの。彼女がタンディ・ニュートンでさえなかったらもっとよく観られたと思うんですがねー。他にでびしゅーのラブストーリーってないですかね?とっても観たいんですけど知らないんだなぁ。
2005/5/31(火) 午後 10:53 [ mekabucchi ]
「シャンドライ」の評判>いったいどこを読み違えたんでしょう(汗) よく考えてみたら、本当に極普通の恋愛物ってないような気が... 黒馬物語のブラック・ビューティーとの交流は素敵なんですが、人間じゃないしオスだし(苦笑)
2005/6/1(水) 午前 1:01 [ 哀生龍 ]
現在にわかに英国俳優に注目が集まっているように思う。最近活躍目覚しいクライヴ・オーウェンやヨアン・グリフィス。ショーン・ビーンまで人気が出てくるとは思ってもみなかったが、すべてはハリウッド大作のなせる業。いいんだけど、これがきっかけで道を誤らないでねー。
ところで、今日のお題はデヴィッド・シューリス。今の英国俳優の波にのるにはいささか地味なのかそんなに大きくは取り上げられない。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のルーピン先生。とってもすてきな役なのにー。見た目がセクシーじゃなくて、剣を持って戦ったりしないからか?(笑)
地味だけどハリウッド進出は早く'95年頃。「太陽と月に背いて」でレオナルド・ディカプリオ相手にラブシーンを演じ、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」でブラッド・ピットと同じ女に恋をする。「恋の闇愛の光」ではメグ・ライアンと共演。「D.N.A」ではヴァル・キルマー、マーロン・ブランドと共演しなんと主役を張っている。なんて華麗なフィルモグラフィ。なのに地味な感じが拭えないのはなぜ?
でもね、彼の場合はそこがいいのさ。
くせのある役もない役もシューリスは彼らしくどこか繊細な感じがする人物にしてしまう。線が細く色も薄い印象があって彼独特の個性だよなといつも思う。この薄さがハリウッド作品に数多く出演していてもその存在を主張しすぎることなく傍役にすんなり溶け込んでしまうから目立たないのかもしれない。
勿論主演作でもその繊細さは活かされる。「シャンドライの恋」の音楽家(ピアニスト?)はとても評判が良い。・・・が、私の勝手だが相手役のタンディ・ニュートンが苦手でいまひとつ本作には入り込めなかった。残念!
「キングダム・オブ・ヘブン」で見せた戦う十字軍の騎士にして聖職者、ホスピタラーはなんとも彼にしっくりと似合う役だった。常に落ち着いて一歩後ろから状況を見守っていて時に助言をくれる頼もしい人物。こういう友人がいて欲しいと思ってしまう。今作ではリーアム・ニーソンの良き相談相手だった。ニーソン亡き後、息子のオーリーと行動を共にしてくれればあんな姿になることもないし、最後まで出番があったのにー!と思うのは私だけではないはずだ。
「はりぽた」の原作、第5弾にまたまた登場するルーピン先生。再びシューリスが戻ってきてくれるのに期待!
初出:2005/5/30(月) 午後 11:37
既出コメント:
シャンドライの恋はそんなに評判が悪いのですか? 哀生龍はあの綺麗な指と、少しだけ見せたジャグリングが忘れられないのですが・・・昔はもっともっと細くて繊細な感じだったのに、肉が付いたらふてぶてしい役が増えたような気が(苦笑)ルーピン先生も、もっと細い頃のデビシューの方がイメージだなぁ~
2005/5/31(火) 午前 6:13 [ aikirin ]
りんさん、逆ですよ。誰に聞いても「シャンドライ」の評判は抜群にいいです。私が勝手にだめなだけなの。彼女がタンディ・ニュートンでさえなかったらもっとよく観られたと思うんですがねー。他にでびしゅーのラブストーリーってないですかね?とっても観たいんですけど知らないんだなぁ。
2005/5/31(火) 午後 10:53 [ mekabucchi ]
「シャンドライ」の評判>いったいどこを読み違えたんでしょう(汗) よく考えてみたら、本当に極普通の恋愛物ってないような気が... 黒馬物語のブラック・ビューティーとの交流は素敵なんですが、人間じゃないしオスだし(苦笑)
2005/6/1(水) 午前 1:01 [ 哀生龍 ]
リーアム・ニーソン ― 2005年12月30日 11時20分57秒

LIAM NEESON 1952/6/7 北アイルランド
映画を観始めた初期の頃からよく目にしていた人の一人。私の中で英国人俳優の代表のような人。しかも堅くて重い実話に基づく史劇や社会派ドラマなど重厚なものが多く、このタイプの企画があると必ずオファーが彼の元へ行っていたかのよう。現在で説教くさい俳優の代表格かもね。
早いうちからハリウッドへも進出。「ダークマン」や「プランケット城への招待状」意外にも「ダーティ・ハリー5」のような娯楽作品に出演している。もっとびっくりなのは「夫たち妻たち」でウッディ・アレン作品にも登場。
お堅い作品、娯楽作品、ハリウッド、英国作品。主演、助演のどれもバランスよく彼は製作者側からの人気もあり比較的作品には恵まれているようだ。確かに程よい重厚さと品の良さがあり、でしゃばらず落ち着いた雰囲気のある彼は求められやすいのかもしれない。
ここ最近は主人公の父親とか師匠なんて役どころが多く「ギャング・オブ・ニューヨーク」ではレオナルド・ディカプリオ、「キングダム・オブ・ヘブン」ではオーランド・ブルームが彼の息子。「スター・ウォーズエピソード1」ではユアン・マクレガーの師匠。ハリウッド大作にひっぱりだこだけど必ず途中でいなくなる。とりあえず印象には残るけどちょっともったいない使われ方のような気もする。飽きないのだろうか?そろそろその手の役は断ればいいのに次の「バットマン・ビギンズ」も似たような・・・。
とはいえ「キングダム・オブ・ヘブン」の彼はなかなか好きだ。年齢とともに穏やかな表情になってきた感がある。本人も激しかったりキツいイメージのキャラクターよりも温かみのある人間の役を選んでいるように思うがどうだろう?
ことに「ラブ・アクチュアリー」のアンサンブルキャストのひとり、妻に死なれて息子とふたりになってしまう彼はとても優しくて人間くさくていい感じだ。継父としてとまどいながらも息子と心を通わせていく姿が微笑ましい。彼の笑顔がたくさん見られたのはとても久しぶりだったかも。
初見の頃から途切れることのない活躍ぶりが嬉しい。堅い役も優しい役もハリウッド大作も英国作品も。きっとこのまま今のスタンスで続けていってくれるのだと思うし、そう願う。
初出:2005/5/29(日) 午後 11:55
既出コメント:
堅実だけどどこか垢抜けないキャラ:これが哀生龍がリーアムに持つイメージです(苦笑) だから、ラブ・アクチュアリーでの少し情けないパパの表情は、ホッと出来ちゃうなぁ~
2005/5/31(火) 午前 6:11 [ aikirin ]
>堅実だけどどこか垢抜けない。って、そうかもー。スマートさは確かにない。ちょっと困った顔に見えるあの笑顔が私は好きです。そうそう。今、来日してるのねー。渡辺謙さんの隣で今日も困ったように微笑んでいらっしゃったわ。プロモーションとかあまり得意じゃなさそう。
2005/5/31(火) 午後 10:58 [ mekabucchi ]
映画を観始めた初期の頃からよく目にしていた人の一人。私の中で英国人俳優の代表のような人。しかも堅くて重い実話に基づく史劇や社会派ドラマなど重厚なものが多く、このタイプの企画があると必ずオファーが彼の元へ行っていたかのよう。現在で説教くさい俳優の代表格かもね。
早いうちからハリウッドへも進出。「ダークマン」や「プランケット城への招待状」意外にも「ダーティ・ハリー5」のような娯楽作品に出演している。もっとびっくりなのは「夫たち妻たち」でウッディ・アレン作品にも登場。
お堅い作品、娯楽作品、ハリウッド、英国作品。主演、助演のどれもバランスよく彼は製作者側からの人気もあり比較的作品には恵まれているようだ。確かに程よい重厚さと品の良さがあり、でしゃばらず落ち着いた雰囲気のある彼は求められやすいのかもしれない。
ここ最近は主人公の父親とか師匠なんて役どころが多く「ギャング・オブ・ニューヨーク」ではレオナルド・ディカプリオ、「キングダム・オブ・ヘブン」ではオーランド・ブルームが彼の息子。「スター・ウォーズエピソード1」ではユアン・マクレガーの師匠。ハリウッド大作にひっぱりだこだけど必ず途中でいなくなる。とりあえず印象には残るけどちょっともったいない使われ方のような気もする。飽きないのだろうか?そろそろその手の役は断ればいいのに次の「バットマン・ビギンズ」も似たような・・・。
とはいえ「キングダム・オブ・ヘブン」の彼はなかなか好きだ。年齢とともに穏やかな表情になってきた感がある。本人も激しかったりキツいイメージのキャラクターよりも温かみのある人間の役を選んでいるように思うがどうだろう?
ことに「ラブ・アクチュアリー」のアンサンブルキャストのひとり、妻に死なれて息子とふたりになってしまう彼はとても優しくて人間くさくていい感じだ。継父としてとまどいながらも息子と心を通わせていく姿が微笑ましい。彼の笑顔がたくさん見られたのはとても久しぶりだったかも。
初見の頃から途切れることのない活躍ぶりが嬉しい。堅い役も優しい役もハリウッド大作も英国作品も。きっとこのまま今のスタンスで続けていってくれるのだと思うし、そう願う。
初出:2005/5/29(日) 午後 11:55
既出コメント:
堅実だけどどこか垢抜けないキャラ:これが哀生龍がリーアムに持つイメージです(苦笑) だから、ラブ・アクチュアリーでの少し情けないパパの表情は、ホッと出来ちゃうなぁ~
2005/5/31(火) 午前 6:11 [ aikirin ]
>堅実だけどどこか垢抜けない。って、そうかもー。スマートさは確かにない。ちょっと困った顔に見えるあの笑顔が私は好きです。そうそう。今、来日してるのねー。渡辺謙さんの隣で今日も困ったように微笑んでいらっしゃったわ。プロモーションとかあまり得意じゃなさそう。
2005/5/31(火) 午後 10:58 [ mekabucchi ]
トーマス・クレッチマン in 「ミス・ダイヤモンド」 ― 2005年12月29日 19時05分39秒

ミス・ダイヤモンド DIE DIEBIN
1998 独 監督:マイケル・カレン
出演:サンドラ・スパイシャット トーマス・クレッチマン ウド・キアー
ただいま、旧作を追って鑑賞中。すでに観たはずであったが再見したら“ほんとだ、クレッチマンだ!”。あまりに憶えてなくてびっくりしたのが「ミス・ダイヤモンド」。ドイツ時代のTVMだが数年前にCSでみたように思う。98年作でクレッチマンはまだ主にドイツで活躍していた頃。
主演の女優は印象に残っていたのだが相手役の俳優がクレッチマンだったとは・・・。全編にわたってほぼ出ずっぱりじゃないか!・・・その頃はこのかっこ良さが好みじゃなかったのかなぁ?
「ミス・ダイヤモンド」は女宝石泥棒のアクションムービー。クレッチマンは彼女が狙うダイヤモンドの警備を請け負う会社の人間で、どういった成り行きでか彼女と行動を共にするうちに、その宝石の裏にある詐欺を暴くというもの。
シリアスなアクションと言うよりは、彼女とのからみを面白く描いていてちょっとコメディっぽい作りになっている。コメディテイストのクレッチマンなんて初めて見たけどこれがめちゃめちゃキュート!髪もちょい長めで若く見える。(当時35歳)笑顔も寝顔もかわいいぞーっ。
アクションといってもそこは主演の彼女にお任せで、クレッチマンは格闘シーンがあるわけでもなく走る程度。なんだけど、タンクトップ1枚の上半身はがっちりしていていい身体してるなと思ったら、そうでした。彼は俳優になる前は水泳でオリンピックに出るほどの選手だったんでした。でもそれって10代の頃のことなんだけどねー。トレーニングの仕方とか身についてるのかも。
この逞しい上半身は「ゴッド・ディーバ」でも見られます。
キュートなクレッチマンを堪能した。ドイツ映画のアクションってスタイリッシュで結構かっこいいものが多い。それを期待していたらコメディなクレッチマンでびっくりなのだが、むしろ彼はこういうタイプの方が似合うかも。やっぱりこの人はソフトだよ。ナチの将校って柄じゃない。
ドイツ時代の作品は侮れないぞ!
今回ひとつだけ不満が。DVDで観たのだが英語の吹替えだった。何かやっぱり変だわ。クレッチマンが大騒ぎする声聞きたかったなぁ。CSで観たときはどうだったんだろう?違和感を感じた憶えはないのだけど。・・・当時はさほどの興味もなく気がつかなかっただけかもね。
初出:2005/5/28(土) 午前 0:38
1998 独 監督:マイケル・カレン
出演:サンドラ・スパイシャット トーマス・クレッチマン ウド・キアー
ただいま、旧作を追って鑑賞中。すでに観たはずであったが再見したら“ほんとだ、クレッチマンだ!”。あまりに憶えてなくてびっくりしたのが「ミス・ダイヤモンド」。ドイツ時代のTVMだが数年前にCSでみたように思う。98年作でクレッチマンはまだ主にドイツで活躍していた頃。
主演の女優は印象に残っていたのだが相手役の俳優がクレッチマンだったとは・・・。全編にわたってほぼ出ずっぱりじゃないか!・・・その頃はこのかっこ良さが好みじゃなかったのかなぁ?
「ミス・ダイヤモンド」は女宝石泥棒のアクションムービー。クレッチマンは彼女が狙うダイヤモンドの警備を請け負う会社の人間で、どういった成り行きでか彼女と行動を共にするうちに、その宝石の裏にある詐欺を暴くというもの。
シリアスなアクションと言うよりは、彼女とのからみを面白く描いていてちょっとコメディっぽい作りになっている。コメディテイストのクレッチマンなんて初めて見たけどこれがめちゃめちゃキュート!髪もちょい長めで若く見える。(当時35歳)笑顔も寝顔もかわいいぞーっ。
アクションといってもそこは主演の彼女にお任せで、クレッチマンは格闘シーンがあるわけでもなく走る程度。なんだけど、タンクトップ1枚の上半身はがっちりしていていい身体してるなと思ったら、そうでした。彼は俳優になる前は水泳でオリンピックに出るほどの選手だったんでした。でもそれって10代の頃のことなんだけどねー。トレーニングの仕方とか身についてるのかも。
この逞しい上半身は「ゴッド・ディーバ」でも見られます。
キュートなクレッチマンを堪能した。ドイツ映画のアクションってスタイリッシュで結構かっこいいものが多い。それを期待していたらコメディなクレッチマンでびっくりなのだが、むしろ彼はこういうタイプの方が似合うかも。やっぱりこの人はソフトだよ。ナチの将校って柄じゃない。
ドイツ時代の作品は侮れないぞ!
今回ひとつだけ不満が。DVDで観たのだが英語の吹替えだった。何かやっぱり変だわ。クレッチマンが大騒ぎする声聞きたかったなぁ。CSで観たときはどうだったんだろう?違和感を感じた憶えはないのだけど。・・・当時はさほどの興味もなく気がつかなかっただけかもね。
初出:2005/5/28(土) 午前 0:38
トーマス・クレッチマン ― 2005年12月29日 18時40分59秒

THOMAS KRETSCHMANN 1962/9/8 東ドイツ (現ドイツ)
何と言っても「戦場のピアニスト」のドイツ人将校。見た人なら“ああ、あの人ね”と誰もが思うくらい強い印象を残した人だと思う。
旧東ドイツ出身で、18歳の時に徒歩で国境を越え西ドイツに亡命。ベルリンの壁崩壊後本格的に演技を学び、評価を得て国際的に活躍することとなり現在は LAに在住。各国の作品にひっぱりだこの売れっ子俳優となる。自らは東ドイツもLAも故郷ではないと語る。自分を求められるのならどこへでも行こうというのか、欧州、ハリウッドと忙しくしていて、フィルモグラフィを見ると今後の予定も含めてまるでワーカホリック。ちょっと心配になるほど。その数たるやウェナムを凌ぐ。
ちなみに最新作はピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」。ニュージーランドでの撮影に参加というまさにグローバルな活躍になってきた。
ハリウッドにいるドイツ人というわけで、ナチの将校などドイツ軍人役は多く常に軍服を着た硬いイメージがついて回る気がするが、ほんとはキャラクター的にはソフトな方ではないかと思う。なので、ユダヤ人のシュピルマンを助けた将校の役はまさに彼ならではの役だったのではないかな?
ハリウッド以外の作品をまだそんなに観ていないのでもっと彼らしい作品もあるのだろうが現在追って鑑賞中。中には既に観ていたものもあったようなのだが彼の顔は記憶にない・・・。ドイツ時代のアクションものもあるようで、膨大な数の出演作品は宝の山かも。
今いちばん気に入ってるのは「ゴッド・ディーバ」のニコポル。CGがふんだんの半アニメーションSF作品。登場人物中で一番人間らしい人間の役で半分無骨っぽく半分ソフトなキャラクターがすっごくかっこ良くて注目した。「戦場のピアニスト」のあの将校が出ているというわけで、普通なら観ないであろうタイプの作品だったが劇場に足を運んだ。勘が働いてよかったわ。
しかし、真面目に彼を観ようと思いだしたのはそのしばらく後。「Uボート 最後の決断」を観てから。この日は実は「二つの塔 SEE版」の劇場公開を観に行ったのだが、ちょっと早く行き過ぎて時間がある。で、観たのがこれ。頭の中がファラミアでいっぱいだったからかどうか知らないが、クレッチマンがかっこよかったのは事実なのだが、なんか、ウェナムに似てるような気がして・・・。なんて不純な動機。クレッチマンに失礼だわね。それ以降ずっとはまっている。
クレッチマンの方が3歳ほど年上。ウェナムより線が細くもう少しすっきりしてるかな。まだそんなにたくさん観ていないのでよく知らないが、よもやウェナムのようなカメレオン俳優ではないと思うのだがどうだろう。まだまだ未知の人だけに興味は尽きない。
きっかけはどうあれウェナムとともにまいぶーむ続行中で半年経ってしまったわ。今年の夏は出演作が2本も日本公開待機中!
初出:2005/5/27(金) 午前 0:01
既出コメント:
「Uボート 最後の決断」しか見た事がなかったのですが、今日「ゴッド・ディーバ」を見て、改めて自然体のイイオトコだと思いました!確かにウェナムに似てた。と言うか、ウェナムにちょっとリーアム・ニーソンを足した感じかな? 声も素敵ですよね。
2005/5/27(金) 午後 9:50 [ aikirin ]
「ゴッド・ディーバ」観てくれたのー?嬉しいー!ああいう作品なので誰にもお薦めはしてないんですよね。ひたすらクレッチマンのニコポルがかっこいいって言いまくってますけど・・・。リミテッド・エディションのDVDまで買っちゃったわよ。そうウェナムとニーソン。Y掲でくらぶさんも同じこと言ってました。。やっぱりみんなそう思うんだー。
2005/5/28(土) 午前 0:46 [ mekabucchi ]
「戦場のピアニスト」の彼に救われた感じがしました。主人公と共に。落ち着いたいい感じでしたよね。その後が、「ブレイド2」!最近になってあの吸血鬼が!!と驚きました。「キング・コング」では、また、あの二人が共演なんですね。楽しみです。
2005/7/26(火) 午後 5:20 [ tabou ]
「戦場のピアニスト」は彼の印象を決定付けた作品。ナチの将校でもこんな人間らしい人がいたのだという役どころが似合いすぎ。新作の「ヒトラー最期の12日間」の彼もそんな感じ。顔が優しいのでもともと悪役向きではないんでしょうね。ドイツ時代のコメディを一本観ましたが笑顔炸裂でかわいいんだこれが!「ブレイド2」はワーカホリックの一環って事で。(笑)
2005/7/27(水) 午後 9:13 [ mekabucchi ]
『マイ・ファーザー』 を観に行ってみました。 これで、ようやく顔を覚えたかしらん。(戦ピアとゴッド・ディーバのではちゃんとインプットしてなかったです。) 熱演していましたねー。現代の方のメガネ顔も知的なカンジでなかなかステキでした。 回想シーンのTシャツ姿の際は、体型のカッコよさに注目!昔、競泳選手だったという経歴を知り、逆三BODYに納得しました。 そうかー、東ドイツ出身だったのかー。
2005/7/28(木) 午後 0:48 [ caeru_noix ]
かえるさん、シネパトス行ったのね。中高年の男性が多かったですよね。「ヒトラー」もそうでした。ナチを扱った作品に出る時のクレッチマンの心中ってどうなんだろうと思うんです。もちろん仕事として考えるのでしょうが、微妙な部分が微塵もないとは思えません。ましてこの2本については特に。たあぼうさんやかえるさんのコメントに刺激されてまたクレッチマンのその2をアップしました。ほんとはこの2本についても上げたかったんだけどあまりに他と違いすぎるのでまたにしますわ。
2005/7/28(木) 午後 10:33 [ mekabucchi ]
何と言っても「戦場のピアニスト」のドイツ人将校。見た人なら“ああ、あの人ね”と誰もが思うくらい強い印象を残した人だと思う。
旧東ドイツ出身で、18歳の時に徒歩で国境を越え西ドイツに亡命。ベルリンの壁崩壊後本格的に演技を学び、評価を得て国際的に活躍することとなり現在は LAに在住。各国の作品にひっぱりだこの売れっ子俳優となる。自らは東ドイツもLAも故郷ではないと語る。自分を求められるのならどこへでも行こうというのか、欧州、ハリウッドと忙しくしていて、フィルモグラフィを見ると今後の予定も含めてまるでワーカホリック。ちょっと心配になるほど。その数たるやウェナムを凌ぐ。
ちなみに最新作はピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」。ニュージーランドでの撮影に参加というまさにグローバルな活躍になってきた。
ハリウッドにいるドイツ人というわけで、ナチの将校などドイツ軍人役は多く常に軍服を着た硬いイメージがついて回る気がするが、ほんとはキャラクター的にはソフトな方ではないかと思う。なので、ユダヤ人のシュピルマンを助けた将校の役はまさに彼ならではの役だったのではないかな?
ハリウッド以外の作品をまだそんなに観ていないのでもっと彼らしい作品もあるのだろうが現在追って鑑賞中。中には既に観ていたものもあったようなのだが彼の顔は記憶にない・・・。ドイツ時代のアクションものもあるようで、膨大な数の出演作品は宝の山かも。
今いちばん気に入ってるのは「ゴッド・ディーバ」のニコポル。CGがふんだんの半アニメーションSF作品。登場人物中で一番人間らしい人間の役で半分無骨っぽく半分ソフトなキャラクターがすっごくかっこ良くて注目した。「戦場のピアニスト」のあの将校が出ているというわけで、普通なら観ないであろうタイプの作品だったが劇場に足を運んだ。勘が働いてよかったわ。
しかし、真面目に彼を観ようと思いだしたのはそのしばらく後。「Uボート 最後の決断」を観てから。この日は実は「二つの塔 SEE版」の劇場公開を観に行ったのだが、ちょっと早く行き過ぎて時間がある。で、観たのがこれ。頭の中がファラミアでいっぱいだったからかどうか知らないが、クレッチマンがかっこよかったのは事実なのだが、なんか、ウェナムに似てるような気がして・・・。なんて不純な動機。クレッチマンに失礼だわね。それ以降ずっとはまっている。
クレッチマンの方が3歳ほど年上。ウェナムより線が細くもう少しすっきりしてるかな。まだそんなにたくさん観ていないのでよく知らないが、よもやウェナムのようなカメレオン俳優ではないと思うのだがどうだろう。まだまだ未知の人だけに興味は尽きない。
きっかけはどうあれウェナムとともにまいぶーむ続行中で半年経ってしまったわ。今年の夏は出演作が2本も日本公開待機中!
初出:2005/5/27(金) 午前 0:01
既出コメント:
「Uボート 最後の決断」しか見た事がなかったのですが、今日「ゴッド・ディーバ」を見て、改めて自然体のイイオトコだと思いました!確かにウェナムに似てた。と言うか、ウェナムにちょっとリーアム・ニーソンを足した感じかな? 声も素敵ですよね。
2005/5/27(金) 午後 9:50 [ aikirin ]
「ゴッド・ディーバ」観てくれたのー?嬉しいー!ああいう作品なので誰にもお薦めはしてないんですよね。ひたすらクレッチマンのニコポルがかっこいいって言いまくってますけど・・・。リミテッド・エディションのDVDまで買っちゃったわよ。そうウェナムとニーソン。Y掲でくらぶさんも同じこと言ってました。。やっぱりみんなそう思うんだー。
2005/5/28(土) 午前 0:46 [ mekabucchi ]
「戦場のピアニスト」の彼に救われた感じがしました。主人公と共に。落ち着いたいい感じでしたよね。その後が、「ブレイド2」!最近になってあの吸血鬼が!!と驚きました。「キング・コング」では、また、あの二人が共演なんですね。楽しみです。
2005/7/26(火) 午後 5:20 [ tabou ]
「戦場のピアニスト」は彼の印象を決定付けた作品。ナチの将校でもこんな人間らしい人がいたのだという役どころが似合いすぎ。新作の「ヒトラー最期の12日間」の彼もそんな感じ。顔が優しいのでもともと悪役向きではないんでしょうね。ドイツ時代のコメディを一本観ましたが笑顔炸裂でかわいいんだこれが!「ブレイド2」はワーカホリックの一環って事で。(笑)
2005/7/27(水) 午後 9:13 [ mekabucchi ]
『マイ・ファーザー』 を観に行ってみました。 これで、ようやく顔を覚えたかしらん。(戦ピアとゴッド・ディーバのではちゃんとインプットしてなかったです。) 熱演していましたねー。現代の方のメガネ顔も知的なカンジでなかなかステキでした。 回想シーンのTシャツ姿の際は、体型のカッコよさに注目!昔、競泳選手だったという経歴を知り、逆三BODYに納得しました。 そうかー、東ドイツ出身だったのかー。
2005/7/28(木) 午後 0:48 [ caeru_noix ]
かえるさん、シネパトス行ったのね。中高年の男性が多かったですよね。「ヒトラー」もそうでした。ナチを扱った作品に出る時のクレッチマンの心中ってどうなんだろうと思うんです。もちろん仕事として考えるのでしょうが、微妙な部分が微塵もないとは思えません。ましてこの2本については特に。たあぼうさんやかえるさんのコメントに刺激されてまたクレッチマンのその2をアップしました。ほんとはこの2本についても上げたかったんだけどあまりに他と違いすぎるのでまたにしますわ。
2005/7/28(木) 午後 10:33 [ mekabucchi ]
デヴィッド・ウェナム その2 ― 2005年12月25日 18時34分40秒

VAN HELSING 2004
フィルモグラフィを見て思った。日本で観られるウェナムの出演作品は当然米国が何かしら絡んでいるものが多い。ところがどの作品もオーストラリアの関わりが色濃いのだ。
古くは「ノー・エスケイプ」。製作にはオーストラリアの会社が絡んでいるよう。おそらくあの島のロケ地はオーストラリア。クレジットにもオーストラリアのキャスティング担当の名前がある。ほとんどのエキストラがオーストラリア人だと思われるがウェナ
ムもそこから参加したものだろう。彼もほとんどエキストラと変わらないのだが、それでも役名があってクレジットされてラッキーだったのかも。(ほんとか?“hotel guard”って何さ?砦の見張り番?)
「ダークシティ」は米国の資本のため米国映画だが監督がオーストラリア人。彼の製作会社がオーストラリアの会社。撮影したスタジオもオーストラリアのようだ。
ウェナムの役は“ストレンジャー”の一人。このストレンジャーっつーのがスキンヘッドに白塗りのメイク。そういうやからがうじゃうじゃ・・・。キーファー・サザーランドの助手っていう役名がついてなければ判別は難しいかも。一言だけの台詞の声で「あ、ウェナムだ」と確信に至った。(笑)
とんでもB級テイストたっぷりなSF作品だけど、意外に楽しめてしまった。嫌いじゃない。主演がルーファス・シーウェルってのも渋い。
「ムーラン・ルージュ」はご存知ニコル・キッドマンの地元がオーストラリア。彼女を起用したのが最もハリウッド映画に近いオーストラリア人監督、バズ・ラーマン。彼は好んで地元オーストラリア人俳優を使う傾向にあるよう。ウェナムが演じたおかまちゃん“オードリー”をはじめとする劇団員はみんなオーストラリアで活躍する俳優らしい。
見た目に凄い“オードリー”だが本人は絶対に楽しんでやっているに違いない!もともとコメディが好きなんじゃないかな。バズ・ラーマン監督にまた呼んで欲しい。今度は中心に使ってやってください。
「ヴァン・ヘルシング」は完全にハリウッド作品だが何ゆえ主要キャラクターに4人もオーストラリア人俳優を起用したのだろう?ヒュー・ジャックマンは勿論、ドラキュラのリチャード・ロクスボロウ、フランケンシュタインの彼(名前失念!)もそう。ウェナムのキャスティングはかなり後になってからだったらしいがジャックマンやロクスボロウの推薦があったという話もちらほら。だよね。ファラミアぐらいしか知らないだろうハリウッドの製作者がなんでウェナムにカールのキャラクターが似合うことを知ってるのさ?これまた喜んでオファーを受けたであろう彼の顔が目に浮かぶ。ほんとに楽しそうだ。
「LOTR」もエオウィンのミランダ・オットー、エルロンドのヒューゴ・ウィーヴィング、デネソールのジョン・ノーブルもオーストラリア人。ニュージーランド人監督のピーター・ジャクソンが製作のほとんどをニュージーランドで行ったがやっぱり隣国のオーストラリアとは縁があるのだろう。
と、まあウェナムはこれだけハリウッドに近づきながらもハリウッドに単身では乗り込んでいかないのだよね。面白い人だわ。英語圏の俳優でありながらこれほど自国のテイストが強い人も珍しい。
オーストラリア出身で英国やハリウッドに進出した監督が好んで使っている感じもするから、国内での評価の高さが伺える。やっぱり今後がすごく楽しみな俳優であることは間違いないのだ!
初出:2005/5/26(木) 午前 0:35
既出コメント:
>これだけハリウッドに近づきながらもハリウッドに単身では乗り込んでいかないのだよね そこがまた嬉しい!ハリウッドに染まってしまうのではなく、適度な距離を置きながら色んな作品に出てもらいたい!!難点を言えば、ハリウッド絡みじゃないとなかなか日本では見られないという事(涙)
2005/5/26(木) 午前 7:09 [ aikirin ]
ハリウッド映画は云わば、"見せる"映画ですからね。結局、一般娯楽。魅せる演技をする為には自分のフィールドでの活躍が一番だと思います。デイジーは愛国主義者で、コメディ好き。オードリーやカールのオーディションも自らノリノリで受けたそう。ジャックマンとは古くからの友人なので、ジャックマンも楽しかっただろうな~。。(←仲間に混ぜて!(T∇T)/~~~)10/6リリース予定の「the proposition」も米"豪"合作ですね。。
2005/5/26(木) 午前 10:00 [ xxchishaxx ]
「the proposition」の10月公開?米国でですよね?エミリー・ワトソンが出ていた気がするので日本でも観れるかなー。「three dollars」はすでに諦め気味です。今いちばん観たくて探し出せないでいるのが「ダウン・アンダー・ボーイズ」です。ろくでなしのウェナム、見たいぞ!
2005/5/27(金) 午前 0:09 [ mekabucchi ]
「the proposition」そうです。。全米リリースです。日本に来るかは・・(j一_一)。ヘラルドさんあたりにがんばってもらいたい所です(& gt_<)。。主演にガイピアーズなので、もしかして??なんて期待していたり(^O^)。。「three dollars」はDVDに期待!!「ダウン~」のろくでなしウェナム、期待は裏切らないと思いますよ~。。すごく難しい役所で、悪なんだけど憎めないとことがツボ!でした。。
2005/5/27(金) 午前 10:28 [ xxchishaxx ]
フィルモグラフィを見て思った。日本で観られるウェナムの出演作品は当然米国が何かしら絡んでいるものが多い。ところがどの作品もオーストラリアの関わりが色濃いのだ。
古くは「ノー・エスケイプ」。製作にはオーストラリアの会社が絡んでいるよう。おそらくあの島のロケ地はオーストラリア。クレジットにもオーストラリアのキャスティング担当の名前がある。ほとんどのエキストラがオーストラリア人だと思われるがウェナ
ムもそこから参加したものだろう。彼もほとんどエキストラと変わらないのだが、それでも役名があってクレジットされてラッキーだったのかも。(ほんとか?“hotel guard”って何さ?砦の見張り番?)
「ダークシティ」は米国の資本のため米国映画だが監督がオーストラリア人。彼の製作会社がオーストラリアの会社。撮影したスタジオもオーストラリアのようだ。
ウェナムの役は“ストレンジャー”の一人。このストレンジャーっつーのがスキンヘッドに白塗りのメイク。そういうやからがうじゃうじゃ・・・。キーファー・サザーランドの助手っていう役名がついてなければ判別は難しいかも。一言だけの台詞の声で「あ、ウェナムだ」と確信に至った。(笑)
とんでもB級テイストたっぷりなSF作品だけど、意外に楽しめてしまった。嫌いじゃない。主演がルーファス・シーウェルってのも渋い。
「ムーラン・ルージュ」はご存知ニコル・キッドマンの地元がオーストラリア。彼女を起用したのが最もハリウッド映画に近いオーストラリア人監督、バズ・ラーマン。彼は好んで地元オーストラリア人俳優を使う傾向にあるよう。ウェナムが演じたおかまちゃん“オードリー”をはじめとする劇団員はみんなオーストラリアで活躍する俳優らしい。
見た目に凄い“オードリー”だが本人は絶対に楽しんでやっているに違いない!もともとコメディが好きなんじゃないかな。バズ・ラーマン監督にまた呼んで欲しい。今度は中心に使ってやってください。
「ヴァン・ヘルシング」は完全にハリウッド作品だが何ゆえ主要キャラクターに4人もオーストラリア人俳優を起用したのだろう?ヒュー・ジャックマンは勿論、ドラキュラのリチャード・ロクスボロウ、フランケンシュタインの彼(名前失念!)もそう。ウェナムのキャスティングはかなり後になってからだったらしいがジャックマンやロクスボロウの推薦があったという話もちらほら。だよね。ファラミアぐらいしか知らないだろうハリウッドの製作者がなんでウェナムにカールのキャラクターが似合うことを知ってるのさ?これまた喜んでオファーを受けたであろう彼の顔が目に浮かぶ。ほんとに楽しそうだ。
「LOTR」もエオウィンのミランダ・オットー、エルロンドのヒューゴ・ウィーヴィング、デネソールのジョン・ノーブルもオーストラリア人。ニュージーランド人監督のピーター・ジャクソンが製作のほとんどをニュージーランドで行ったがやっぱり隣国のオーストラリアとは縁があるのだろう。
と、まあウェナムはこれだけハリウッドに近づきながらもハリウッドに単身では乗り込んでいかないのだよね。面白い人だわ。英語圏の俳優でありながらこれほど自国のテイストが強い人も珍しい。
オーストラリア出身で英国やハリウッドに進出した監督が好んで使っている感じもするから、国内での評価の高さが伺える。やっぱり今後がすごく楽しみな俳優であることは間違いないのだ!
初出:2005/5/26(木) 午前 0:35
既出コメント:
>これだけハリウッドに近づきながらもハリウッドに単身では乗り込んでいかないのだよね そこがまた嬉しい!ハリウッドに染まってしまうのではなく、適度な距離を置きながら色んな作品に出てもらいたい!!難点を言えば、ハリウッド絡みじゃないとなかなか日本では見られないという事(涙)
2005/5/26(木) 午前 7:09 [ aikirin ]
ハリウッド映画は云わば、"見せる"映画ですからね。結局、一般娯楽。魅せる演技をする為には自分のフィールドでの活躍が一番だと思います。デイジーは愛国主義者で、コメディ好き。オードリーやカールのオーディションも自らノリノリで受けたそう。ジャックマンとは古くからの友人なので、ジャックマンも楽しかっただろうな~。。(←仲間に混ぜて!(T∇T)/~~~)10/6リリース予定の「the proposition」も米"豪"合作ですね。。
2005/5/26(木) 午前 10:00 [ xxchishaxx ]
「the proposition」の10月公開?米国でですよね?エミリー・ワトソンが出ていた気がするので日本でも観れるかなー。「three dollars」はすでに諦め気味です。今いちばん観たくて探し出せないでいるのが「ダウン・アンダー・ボーイズ」です。ろくでなしのウェナム、見たいぞ!
2005/5/27(金) 午前 0:09 [ mekabucchi ]
「the proposition」そうです。。全米リリースです。日本に来るかは・・(j一_一)。ヘラルドさんあたりにがんばってもらいたい所です(& gt_<)。。主演にガイピアーズなので、もしかして??なんて期待していたり(^O^)。。「three dollars」はDVDに期待!!「ダウン~」のろくでなしウェナム、期待は裏切らないと思いますよ~。。すごく難しい役所で、悪なんだけど憎めないとことがツボ!でした。。
2005/5/27(金) 午前 10:28 [ xxchishaxx ]
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