ジェイミー・ドレイヴンとトニー・カラン2006年04月09日 09時10分18秒

ULTIMATE FORCE(2002)
画像元サイト:http://www.jamiedravensite.com/
JAMIE DRAVEN(右),TONY CURRAN(左)

「S.A.S. 英国特殊部隊」で大注目のこの二人。どちらも非常に地味な英国人俳優で名前だけじゃわからない人がほとんどだろうなと思う。私としても注目したばかりで未見作品多数。これから追いかけていきたい人たちなのだが今回「S.A.S. 英国特殊部隊」で、あまりに印象的なのでとりあえずご紹介。

ジェイミー・ドレイヴン
シーズン1,2でほとんど主人公的役割を担っている彼は、別にハンサムでもないのだが非常に人間味のあるキャラクターが魅力的。タイプ的にジェームズ・ネズビットとロバート・カーライルを足して2で割った感じというところ。正直言ってかなり気に入っている。
前回でも述べたとおり「S.A.S. 英国特殊部隊」での彼は家庭に問題がある。姉と弟に暴力を振るう義父を見るとすぐキレる。普段寡黙なくせに直情的で顔には出やすい解り易い性格が結構可愛かったりして。彼には色恋ネタもあるんだけどこれがまた不器用でもどかしいったらない。
これでじっくり顔を見たのだが前にどっかで見たような気がするけど思い出せない。フィルモグラフィで確認して目が点。そうか「リトル・ダンサー」でジェイミー・ベルの兄ちゃんだった。
ストライキする炭鉱の熱血組合員でもある血の気の多いぶっきらぼうな兄ちゃん。でもダンス学校に行きたいビリー(ベル)のためにスト破りをしようとする父親を追いかけた場面では思わず涙。愛想は悪いけど家族のことをとても愛していて父親とはかなりの似たもの同士。入学試験の結果を待っているところも、旅立つビリーにバスの外から届かない声で“I MISS YOU”と言った時のあの表情も。。。なんて惹かれる演技をするんだこの人は!
残念ながら私が観てるのはこの2本のみ。国内のTVでの活躍が中心らしく出演映画の本数が少ないのが痛い。こんな演技をするんだから映画でも印象的な役をもっと見たい!

トニー・カラン
スコットランド出身のいかにも素朴な感じの彼。ひょろっと背が高く飄々とした感じはリス・エヴァンスをかなりシリアスにした感じとでもいおうか。
「S.A.S. 英国特殊部隊」では一見クールそうに見えて、その実、キレたらかなりヤバいちょっと複雑なキャラクターを演じている。奥の深さを感じる演技は注目に値する。シーズン2の主役は半分は彼かもしれない。
彼は意外にもハリウッド進出組でフィルモグラフィを見たらあらあら大作がごろごろ。「13ウォーリアーズ」「グラディエーター」「パールハーバー」「ブレイド2」って、どこに出てたのよー。まあ当然端役の一人なんだろうが見事に記憶の片隅にもない。TVでやる時は探してみよう。
かすかに憶えているのは「フライト・オブ・フェニックス」の砂漠に取り残された仲間の一人。それと大活躍してたのは「リーグ・オブ・レジェンド」。ただし役が透明人間だもの素顔は映らないんだなー。実体が見えないか包帯ぐるぐる巻きだものー。
この分だとコンスタンスに国内外で幅広くやっていってくれるんだと思うので今後も注目しようと思っている。

奥が深い英国人俳優。彼らを観ることができて幸い。前にも言った気がするけど、最近増えてきた日本でも観られる英国産TVドラマ。作りがしっかりしていて質が高いものが結構あるみたい。どんどん取り入れて欲しいですね。

初出:2006/3/21(火) 午前 11:55

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