ジェイミー・ドレイヴンとトニー・カラン ― 2006年04月09日 09時10分18秒

画像元サイト:http://www.jamiedravensite.com/
JAMIE DRAVEN(右),TONY CURRAN(左)
「S.A.S. 英国特殊部隊」で大注目のこの二人。どちらも非常に地味な英国人俳優で名前だけじゃわからない人がほとんどだろうなと思う。私としても注目したばかりで未見作品多数。これから追いかけていきたい人たちなのだが今回「S.A.S. 英国特殊部隊」で、あまりに印象的なのでとりあえずご紹介。
ジェイミー・ドレイヴン
シーズン1,2でほとんど主人公的役割を担っている彼は、別にハンサムでもないのだが非常に人間味のあるキャラクターが魅力的。タイプ的にジェームズ・ネズビットとロバート・カーライルを足して2で割った感じというところ。正直言ってかなり気に入っている。
前回でも述べたとおり「S.A.S. 英国特殊部隊」での彼は家庭に問題がある。姉と弟に暴力を振るう義父を見るとすぐキレる。普段寡黙なくせに直情的で顔には出やすい解り易い性格が結構可愛かったりして。彼には色恋ネタもあるんだけどこれがまた不器用でもどかしいったらない。
これでじっくり顔を見たのだが前にどっかで見たような気がするけど思い出せない。フィルモグラフィで確認して目が点。そうか「リトル・ダンサー」でジェイミー・ベルの兄ちゃんだった。
ストライキする炭鉱の熱血組合員でもある血の気の多いぶっきらぼうな兄ちゃん。でもダンス学校に行きたいビリー(ベル)のためにスト破りをしようとする父親を追いかけた場面では思わず涙。愛想は悪いけど家族のことをとても愛していて父親とはかなりの似たもの同士。入学試験の結果を待っているところも、旅立つビリーにバスの外から届かない声で“I MISS YOU”と言った時のあの表情も。。。なんて惹かれる演技をするんだこの人は!
残念ながら私が観てるのはこの2本のみ。国内のTVでの活躍が中心らしく出演映画の本数が少ないのが痛い。こんな演技をするんだから映画でも印象的な役をもっと見たい!
トニー・カラン
スコットランド出身のいかにも素朴な感じの彼。ひょろっと背が高く飄々とした感じはリス・エヴァンスをかなりシリアスにした感じとでもいおうか。
「S.A.S. 英国特殊部隊」では一見クールそうに見えて、その実、キレたらかなりヤバいちょっと複雑なキャラクターを演じている。奥の深さを感じる演技は注目に値する。シーズン2の主役は半分は彼かもしれない。
彼は意外にもハリウッド進出組でフィルモグラフィを見たらあらあら大作がごろごろ。「13ウォーリアーズ」「グラディエーター」「パールハーバー」「ブレイド2」って、どこに出てたのよー。まあ当然端役の一人なんだろうが見事に記憶の片隅にもない。TVでやる時は探してみよう。
かすかに憶えているのは「フライト・オブ・フェニックス」の砂漠に取り残された仲間の一人。それと大活躍してたのは「リーグ・オブ・レジェンド」。ただし役が透明人間だもの素顔は映らないんだなー。実体が見えないか包帯ぐるぐる巻きだものー。
この分だとコンスタンスに国内外で幅広くやっていってくれるんだと思うので今後も注目しようと思っている。
奥が深い英国人俳優。彼らを観ることができて幸い。前にも言った気がするけど、最近増えてきた日本でも観られる英国産TVドラマ。作りがしっかりしていて質が高いものが結構あるみたい。どんどん取り入れて欲しいですね。
初出:2006/3/21(火) 午前 11:55
JAMIE DRAVEN(右),TONY CURRAN(左)
「S.A.S. 英国特殊部隊」で大注目のこの二人。どちらも非常に地味な英国人俳優で名前だけじゃわからない人がほとんどだろうなと思う。私としても注目したばかりで未見作品多数。これから追いかけていきたい人たちなのだが今回「S.A.S. 英国特殊部隊」で、あまりに印象的なのでとりあえずご紹介。
ジェイミー・ドレイヴン
シーズン1,2でほとんど主人公的役割を担っている彼は、別にハンサムでもないのだが非常に人間味のあるキャラクターが魅力的。タイプ的にジェームズ・ネズビットとロバート・カーライルを足して2で割った感じというところ。正直言ってかなり気に入っている。
前回でも述べたとおり「S.A.S. 英国特殊部隊」での彼は家庭に問題がある。姉と弟に暴力を振るう義父を見るとすぐキレる。普段寡黙なくせに直情的で顔には出やすい解り易い性格が結構可愛かったりして。彼には色恋ネタもあるんだけどこれがまた不器用でもどかしいったらない。
これでじっくり顔を見たのだが前にどっかで見たような気がするけど思い出せない。フィルモグラフィで確認して目が点。そうか「リトル・ダンサー」でジェイミー・ベルの兄ちゃんだった。
ストライキする炭鉱の熱血組合員でもある血の気の多いぶっきらぼうな兄ちゃん。でもダンス学校に行きたいビリー(ベル)のためにスト破りをしようとする父親を追いかけた場面では思わず涙。愛想は悪いけど家族のことをとても愛していて父親とはかなりの似たもの同士。入学試験の結果を待っているところも、旅立つビリーにバスの外から届かない声で“I MISS YOU”と言った時のあの表情も。。。なんて惹かれる演技をするんだこの人は!
残念ながら私が観てるのはこの2本のみ。国内のTVでの活躍が中心らしく出演映画の本数が少ないのが痛い。こんな演技をするんだから映画でも印象的な役をもっと見たい!
トニー・カラン
スコットランド出身のいかにも素朴な感じの彼。ひょろっと背が高く飄々とした感じはリス・エヴァンスをかなりシリアスにした感じとでもいおうか。
「S.A.S. 英国特殊部隊」では一見クールそうに見えて、その実、キレたらかなりヤバいちょっと複雑なキャラクターを演じている。奥の深さを感じる演技は注目に値する。シーズン2の主役は半分は彼かもしれない。
彼は意外にもハリウッド進出組でフィルモグラフィを見たらあらあら大作がごろごろ。「13ウォーリアーズ」「グラディエーター」「パールハーバー」「ブレイド2」って、どこに出てたのよー。まあ当然端役の一人なんだろうが見事に記憶の片隅にもない。TVでやる時は探してみよう。
かすかに憶えているのは「フライト・オブ・フェニックス」の砂漠に取り残された仲間の一人。それと大活躍してたのは「リーグ・オブ・レジェンド」。ただし役が透明人間だもの素顔は映らないんだなー。実体が見えないか包帯ぐるぐる巻きだものー。
この分だとコンスタンスに国内外で幅広くやっていってくれるんだと思うので今後も注目しようと思っている。
奥が深い英国人俳優。彼らを観ることができて幸い。前にも言った気がするけど、最近増えてきた日本でも観られる英国産TVドラマ。作りがしっかりしていて質が高いものが結構あるみたい。どんどん取り入れて欲しいですね。
初出:2006/3/21(火) 午前 11:55
エド・ハリス ― 2006年04月10日 21時40分33秒

ED HARRIS 1950/11/28 USA
どんな作品でも安心して見ていられる名優。今や重要な脇役でお馴染みの顔だが、その圧倒的な存在感が時に主役を喰う程。敵であったり上司であったり父であったり、カリスマのある犯罪者から孤高の芸術家までその役柄は様々で、そのどれをとっても感心させられる。
70年代後半からスタートしたキャリアはこの25年ほどで40本以上の作品を数える。最近は主演に加えて「ポロック」で監督にも進出し評価されている。
映画を観始めた当初から彼のことは見ている気がするので、最初に見たのが「アポロ13」か「ライトスタッフ」か「ザ・ロック」か・・・いずれにしてもどれもこれも印象深い。
「アポロ13」はNASAのアポロ13計画の責任者。白いベストの彼である。知的で頼りがいのある上司として理想的な人物。役の偉い人度ではこれが一番かな?
逆に精鋭スタッフの一人だった「ライトスタッフ」は今となっては懐かしい。もう彼が大勢の中の一人という役で見ることはないだろう。フレッド・ウォードやデニス・クェイドとアストロノーツになるためのテストで張り合うのが子供みたいで可愛かった。
重厚な感じがありながらもどこかアウトローな雰囲気があるのもこの人の魅力。独自の考えを持って捜査に当たる「目撃」の刑事。海底基地で奮闘する「アビス」の超頑固な男などはその典型。
これを変化球で展開させて見方を変えると強烈な悪役になるのだな。「ザ・ロック」の犯行の首謀者、「スターリングラード」のスナイパーはカリスマ性があってぞくぞくするほどかっこいいんだ、これが!
最近はそこに年齢と共にサイコな味付けがされてきた。「白いカラス」の暴力男、「戦争のはじめかた」の偏執おやじ。新作の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」では特殊メイクで形相まで変えて・・・嬉々として演じているように見えるのは気のせいか?
さらに悪役色濃厚路線に留まらず「ポロック」では感性が鋭すぎる画家、「めぐりあう時間たち」の余命幾許もない作家など気迫を感じる演技がここ最近続いている。
ところでこんな彼に私は大人の男の色気を感じることしばし。「ポロック」は激しい男でもあるが妻に見せる一瞬の表情にどきどきしたし、「めぐりあう時間たち」の彼も射るようなあの目と華奢な身体が病人役とはいえセクシーだった。こんな男は得てして愛される運命にある。
「ミルク・マネー」や「グッドナイト・ムーン」のような毒のない男だと今度は持ち前のダンディズムが女を魅了するようで・・・。なかなか役得♪
しかし私にとって究極のエド・ハリスは「トゥルーマン・ショー」のクリストフ。
支配者であり人格者、子供のような夢を持ち合わせたクリエイターであり、ちょっとサイコちっくな悪役でもありつつ、我が子を見る父親のような彼はあの愛しげなまなざしでジム・キャリー演じるトゥルーマンを見つめ続ける。
クリストフは言ってみれば“神”だ。究極のこの役を演じるエドがとにかく素晴らしい。
この年彼はGG賞を受賞したがアカデミー賞は受賞ならず。以後も助演に主演に何度もノミネートされているが・・・。でもやっぱり「トゥルーマン・ショー」でオスカーあげたかったなー。
またこんなすごい役が来ることを願う!
初出:2006/4/1(土) 午前 0:26
どんな作品でも安心して見ていられる名優。今や重要な脇役でお馴染みの顔だが、その圧倒的な存在感が時に主役を喰う程。敵であったり上司であったり父であったり、カリスマのある犯罪者から孤高の芸術家までその役柄は様々で、そのどれをとっても感心させられる。
70年代後半からスタートしたキャリアはこの25年ほどで40本以上の作品を数える。最近は主演に加えて「ポロック」で監督にも進出し評価されている。
映画を観始めた当初から彼のことは見ている気がするので、最初に見たのが「アポロ13」か「ライトスタッフ」か「ザ・ロック」か・・・いずれにしてもどれもこれも印象深い。
「アポロ13」はNASAのアポロ13計画の責任者。白いベストの彼である。知的で頼りがいのある上司として理想的な人物。役の偉い人度ではこれが一番かな?
逆に精鋭スタッフの一人だった「ライトスタッフ」は今となっては懐かしい。もう彼が大勢の中の一人という役で見ることはないだろう。フレッド・ウォードやデニス・クェイドとアストロノーツになるためのテストで張り合うのが子供みたいで可愛かった。
重厚な感じがありながらもどこかアウトローな雰囲気があるのもこの人の魅力。独自の考えを持って捜査に当たる「目撃」の刑事。海底基地で奮闘する「アビス」の超頑固な男などはその典型。
これを変化球で展開させて見方を変えると強烈な悪役になるのだな。「ザ・ロック」の犯行の首謀者、「スターリングラード」のスナイパーはカリスマ性があってぞくぞくするほどかっこいいんだ、これが!
最近はそこに年齢と共にサイコな味付けがされてきた。「白いカラス」の暴力男、「戦争のはじめかた」の偏執おやじ。新作の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」では特殊メイクで形相まで変えて・・・嬉々として演じているように見えるのは気のせいか?
さらに悪役色濃厚路線に留まらず「ポロック」では感性が鋭すぎる画家、「めぐりあう時間たち」の余命幾許もない作家など気迫を感じる演技がここ最近続いている。
ところでこんな彼に私は大人の男の色気を感じることしばし。「ポロック」は激しい男でもあるが妻に見せる一瞬の表情にどきどきしたし、「めぐりあう時間たち」の彼も射るようなあの目と華奢な身体が病人役とはいえセクシーだった。こんな男は得てして愛される運命にある。
「ミルク・マネー」や「グッドナイト・ムーン」のような毒のない男だと今度は持ち前のダンディズムが女を魅了するようで・・・。なかなか役得♪
しかし私にとって究極のエド・ハリスは「トゥルーマン・ショー」のクリストフ。
支配者であり人格者、子供のような夢を持ち合わせたクリエイターであり、ちょっとサイコちっくな悪役でもありつつ、我が子を見る父親のような彼はあの愛しげなまなざしでジム・キャリー演じるトゥルーマンを見つめ続ける。
クリストフは言ってみれば“神”だ。究極のこの役を演じるエドがとにかく素晴らしい。
この年彼はGG賞を受賞したがアカデミー賞は受賞ならず。以後も助演に主演に何度もノミネートされているが・・・。でもやっぱり「トゥルーマン・ショー」でオスカーあげたかったなー。
またこんなすごい役が来ることを願う!
初出:2006/4/1(土) 午前 0:26
マシュー・モディン ― 2006年04月11日 20時46分05秒

MATTHEW MODINE 1959/3/22 USA
彼も80年代作品でおなじみになった顔。爽やか系のルックスで青春映画の主人公になかなかはまる。
しかし早くからロバート・オルトマンの「ストリーマーズ」「ショート・カッツ」、アラン・パーカーの「バーディ」、キューブリックの「フルメタル・ジャケット」など大物監督に主演級で起用されるなどの機会に恵まれて演技力にも磨きがかかる。
何か彼には惹かれるだけのものがあったということだろうか?甘めのルックスだけでなく彼には朴訥さというかピュアさがあるように思う。さらさら流れる水の透明感というか何でも吸収しそうな白さというか。
「バーディ」や「アルジャーノンに花束を」なんてその典型。ちなみにこの2作品の間には15年近くの開きがあるのだけど印象が変わらない。
80年代の青春映画の顔と今の顔がほとんど変わらない人だ。童顔なのか?老け顔なのか?確かに80年代作品の高校生にしてはおやじ臭い。でもって今は年齢不詳に見えたりする。
私が一番好きなのは'90年の「メンフィス・ベル」だろうか。作品自体が大好きなアンサンブルキャストでショーン・アスティン、ハリー・コニック・Jr.、エリック・ストルツ、D・B・スウィーニー、ビリーゼーンなどと一緒に爆撃機“メンフィス・ベル”に乗り込む戦争映画にして青春映画。モディンは彼らのリーダー的存在。もの凄く頼もしく・・・なさそうなところが彼らしい。でも絶対に誠実そうだし私は彼みたいな先輩がいたらいいなーと思った。
90年代途中から方向性が変わってきた。爽やか系に嫌気がさしたのか数本B級アクション路線に転んだかと思った。自ら監督した「ノーエスケイプ」などもどうかと思う・・・。ハードボイルド系を目指したらしいが成功したとは思えない。
アクションやサスペンスなら「パシフィック・ハイツ」のように慌てふためく被害者側でもがきながらなんとか頑張る姿に同情するタイプの方がいいみたい。本人はそれが嫌なのかもしれないけど。
2000年以降あまり見かけなくなったが何してるんだろう?年齢と共に主演作が減り脇役に回ってきたところがちょっと寂しい。
「ル・ディヴォース」で久々に見て、突然の脇役としての登場に非常に驚いた。が、以外に面白いキャラクターだった。現在は試行錯誤中ってところなのかなー?
新作は「トランスポーター2」だそうで、なんかジェイソン・ステイサムの敵役の予感。むしろそうだったらいいのか。もっと端役だったらどうしよう・・・。
中途半端な童顔が災いしてるのかなー。演技力はお墨付きなんだからいい脚本に出会えたらいつでも逆転できると思うんだけどな。まだまだ40代、見せ所はたくさんあるはずだ。
彼も80年代作品でおなじみになった顔。爽やか系のルックスで青春映画の主人公になかなかはまる。
しかし早くからロバート・オルトマンの「ストリーマーズ」「ショート・カッツ」、アラン・パーカーの「バーディ」、キューブリックの「フルメタル・ジャケット」など大物監督に主演級で起用されるなどの機会に恵まれて演技力にも磨きがかかる。
何か彼には惹かれるだけのものがあったということだろうか?甘めのルックスだけでなく彼には朴訥さというかピュアさがあるように思う。さらさら流れる水の透明感というか何でも吸収しそうな白さというか。
「バーディ」や「アルジャーノンに花束を」なんてその典型。ちなみにこの2作品の間には15年近くの開きがあるのだけど印象が変わらない。
80年代の青春映画の顔と今の顔がほとんど変わらない人だ。童顔なのか?老け顔なのか?確かに80年代作品の高校生にしてはおやじ臭い。でもって今は年齢不詳に見えたりする。
私が一番好きなのは'90年の「メンフィス・ベル」だろうか。作品自体が大好きなアンサンブルキャストでショーン・アスティン、ハリー・コニック・Jr.、エリック・ストルツ、D・B・スウィーニー、ビリーゼーンなどと一緒に爆撃機“メンフィス・ベル”に乗り込む戦争映画にして青春映画。モディンは彼らのリーダー的存在。もの凄く頼もしく・・・なさそうなところが彼らしい。でも絶対に誠実そうだし私は彼みたいな先輩がいたらいいなーと思った。
90年代途中から方向性が変わってきた。爽やか系に嫌気がさしたのか数本B級アクション路線に転んだかと思った。自ら監督した「ノーエスケイプ」などもどうかと思う・・・。ハードボイルド系を目指したらしいが成功したとは思えない。
アクションやサスペンスなら「パシフィック・ハイツ」のように慌てふためく被害者側でもがきながらなんとか頑張る姿に同情するタイプの方がいいみたい。本人はそれが嫌なのかもしれないけど。
2000年以降あまり見かけなくなったが何してるんだろう?年齢と共に主演作が減り脇役に回ってきたところがちょっと寂しい。
「ル・ディヴォース」で久々に見て、突然の脇役としての登場に非常に驚いた。が、以外に面白いキャラクターだった。現在は試行錯誤中ってところなのかなー?
新作は「トランスポーター2」だそうで、なんかジェイソン・ステイサムの敵役の予感。むしろそうだったらいいのか。もっと端役だったらどうしよう・・・。
中途半端な童顔が災いしてるのかなー。演技力はお墨付きなんだからいい脚本に出会えたらいつでも逆転できると思うんだけどな。まだまだ40代、見せ所はたくさんあるはずだ。
My favorite actor 新作情報(May.2006) ― 2006年04月28日 00時21分06秒

SHANE WEST in ER (2005)
某blogでスタートして気がつけば1年を経過していました。
でもって引越しも完了。以後はこちらでUPしていこうと思ってます。よろしくー。
取り上げたactorたちも70人を超え、カテゴリーにも工夫が必要になってきたかなと思うこの頃。インデックスでも作ろうかな。
彼らの注目新作もちらほら目立つようになってきましたのでここで紹介。
シェーン・ウェスト http://mekabu.asablo.jp/blog/2005/10/09/102560
○HK BSで「ER」の新シリーズがスタート。モーラ・ティアニーと同期のインターンとして登場。まだまだ出演シーンが少ないが1エピソードごとに差があっても徐々に増えていくんではないかと。初回は白衣の下のシャツにネクタイがもうすでに派手なTシャツ。定住する家がなくラウンジで寝て屋上で自炊。そんな医者がいるか?そういうキャラクターを嬉々と演じているウェストに今後も期待。
トニー・カラン http://mekabu.asablo.jp/blog/2006/04/09/320797
現在公開中の「アンダーワールド:エボリューション」で敵役として登場。またもやばりばりの特殊メイクのヴァンパイア。翼まであります。が、もともと人相があまりよくないし彼向きのキャラかも。いい感じで憎まれ役やってます。
アレッサンドロ・ニヴォラ http://mekabu.asablo.jp/blog/2005/09/24/87078
5月下旬に公開される「GOAL!」主人公のチームメイトでニューカッスルの選手役のようです。出番は意外と多そう。、この「GOAL!」3部作で来年の夏までに続けて観られそう。1部はプレミアリーグ、2部がUEFAチャンピオンズリーグ、3部がワールドカップだそうな。多分ニヴォラは3部まで出ると思われる。ユニフォーム姿もベッカムなんかよりよっぽどかっちょいいのだ。
ジョッシュ・ルーカス http://mekabu.asablo.jp/blog/2005/09/03/61741
この夏公開予定の「ポセイドン」。カート・ラッセルとともに船の中を逃げる客の一人のよう。ちょっとアクのつよい感じでクセのあるキャラの気がする。きっと印象がいい奴じゃないと思うので似合ってそうだ。
日本で公開されるかどうかわからないが大学バスケットボールチームのコーチ役の新作がある。これがまた良さそうで観たいんだけどどうだろう?もしかしたらビデオスルーかもねぇ。
一度UPしたactorの気になる情報を見つけたらこんな感じで紹介しようと思ってます。
新しい顔もそろそろ出したいのですがね。それはまた次回♪
某blogでスタートして気がつけば1年を経過していました。
でもって引越しも完了。以後はこちらでUPしていこうと思ってます。よろしくー。
取り上げたactorたちも70人を超え、カテゴリーにも工夫が必要になってきたかなと思うこの頃。インデックスでも作ろうかな。
彼らの注目新作もちらほら目立つようになってきましたのでここで紹介。
シェーン・ウェスト http://mekabu.asablo.jp/blog/2005/10/09/102560
○HK BSで「ER」の新シリーズがスタート。モーラ・ティアニーと同期のインターンとして登場。まだまだ出演シーンが少ないが1エピソードごとに差があっても徐々に増えていくんではないかと。初回は白衣の下のシャツにネクタイがもうすでに派手なTシャツ。定住する家がなくラウンジで寝て屋上で自炊。そんな医者がいるか?そういうキャラクターを嬉々と演じているウェストに今後も期待。
トニー・カラン http://mekabu.asablo.jp/blog/2006/04/09/320797
現在公開中の「アンダーワールド:エボリューション」で敵役として登場。またもやばりばりの特殊メイクのヴァンパイア。翼まであります。が、もともと人相があまりよくないし彼向きのキャラかも。いい感じで憎まれ役やってます。
アレッサンドロ・ニヴォラ http://mekabu.asablo.jp/blog/2005/09/24/87078
5月下旬に公開される「GOAL!」主人公のチームメイトでニューカッスルの選手役のようです。出番は意外と多そう。、この「GOAL!」3部作で来年の夏までに続けて観られそう。1部はプレミアリーグ、2部がUEFAチャンピオンズリーグ、3部がワールドカップだそうな。多分ニヴォラは3部まで出ると思われる。ユニフォーム姿もベッカムなんかよりよっぽどかっちょいいのだ。
ジョッシュ・ルーカス http://mekabu.asablo.jp/blog/2005/09/03/61741
この夏公開予定の「ポセイドン」。カート・ラッセルとともに船の中を逃げる客の一人のよう。ちょっとアクのつよい感じでクセのあるキャラの気がする。きっと印象がいい奴じゃないと思うので似合ってそうだ。
日本で公開されるかどうかわからないが大学バスケットボールチームのコーチ役の新作がある。これがまた良さそうで観たいんだけどどうだろう?もしかしたらビデオスルーかもねぇ。
一度UPしたactorの気になる情報を見つけたらこんな感じで紹介しようと思ってます。
新しい顔もそろそろ出したいのですがね。それはまた次回♪
リッキー・シュローダー ― 2006年04月30日 10時47分27秒

RICKY SCHRODER 1970/4/13 USA
あの「チャンプ」で映画史上記憶に残る名子役のリッキー・シュローダーである。"あの人は今?"なんて企画で名前が挙がるタイプの昔の子役俳優だと思われるが、実際には日本ではわからないだけで本国ではTVを中心にずーっと活躍していたようである。現在は"リック・シュローダー"で通っているようだ。が、私にはどうしても「チャンプ」時代の"リッキー"が頭にこびりついているのでこちらを表記した。
なぜ今"リッキー・シュローダー"?というとWOWOWでTVMの「復讐のエトランゼ」を観たからだ。
子役時代の面影を残したまま成長したようでそんなに雰囲気は悪くないんじゃないかと・・・。誰かに似てるなと思って気がついたのが、ファンには怒られそうだがレオナルド・ディカプリオやリヴァー・フェニックス。ただし、リヴァーほどスマートじゃないのだな。意外に筋肉質で固太りというか・・・子役の成長具合はショーン・アスティンのタイプかも。(笑)
ちゃんちゃらおかしい邦題を付けられてしまうようないかにもB級アクションのTVMなのだが、いやいやなかなか面白かったりして。ロス市警の刑事のシュローダーが消息の途絶えた妹を探しにバルセロナにやってくるというストーリー。妹の失踪の裏に武器商人やテロリストの存在が浮かんでくるという訳でただのドンパチにあらず、なかなかキャラクターに味を持たせようとするシュローダーの努力も覗える。
映画にも何本か出演している。確認していないが「クリムゾン・タイド」でライアン・フィリップらと若者乗組員の一人として出ていたらしい。
「クレイジー・ナッツ」ではビリー・ゼーンを追いかける警官役だったのだがあの色物映画の変な映像の中では判別できず・・・。どちらも端役に近い扱いでなかなか目立つことはないようだ。
一方TVMでは主役扱いの作品がありかなりポイントが高いようで。
'91年の「傷だらけのランナー」という作品がある。パッケージに"ブラッド・ピット"とタイトルの前に名前を入れてしまうように彼の過去作品リリースなので今まで見向きもしなかったのだが、ピットの弟役がシュローダーでむしろ彼の方が主演だったことが判明。これが兄弟愛というか兄弟の間の微妙なすれ違いと絆を描いた真面目な青春映画で意外に楽しめてしまった。子役と青年期の間でまさに青春映画にいい頃合のシュローダー。問題のある少年の翳りのあるキャラが私にはリヴァーを思わせたのだがどうだろうか?
余談だがこの頃のピットがおそろしく大根でシュローダーの演技経験の長さとの差が歴然。人気が出るとこういうのを掘り起こされてしまうから彼らも大変だね。
もう1本観られたのが'01年の「ファイブ・デイズ・ウォー」という実話ベースの戦争映画。1次大戦のフランス、アルゴンヌの森の激戦を戦った名もなき若き兵士たちを描いたもので、シュローダーは1大隊を率いる少佐。弁護士だった彼は文民あがりの仕官だが無謀な作戦に就かされた若い兵士に対して誠意ある指揮を執り次第に信頼を得ていく。これまた彼の役に対する真摯な姿勢が覗えて非常に好感が持てた。
なかなかいい仕事をしてるみたいでもっと日本でも観られるといいなと思った次第。TV中心のフィルモグラフィから考えて、惰性で俳優を続けていたのかもしれないが演技することの面白さに気がついて演技の上達にも励み、好きでやってるんだと思われてならない。(あくまで私の勝手な思い込みですが!)。
またまた余談ではあるが、「復讐のエトランゼ」では結構大胆なラブシーンが・・・。もう彼も30代だし別に不思議はないんだけど、"あのチャンプの少年がねぇ"と妙に感慨深くなってしまったよ。
あの「チャンプ」で映画史上記憶に残る名子役のリッキー・シュローダーである。"あの人は今?"なんて企画で名前が挙がるタイプの昔の子役俳優だと思われるが、実際には日本ではわからないだけで本国ではTVを中心にずーっと活躍していたようである。現在は"リック・シュローダー"で通っているようだ。が、私にはどうしても「チャンプ」時代の"リッキー"が頭にこびりついているのでこちらを表記した。
なぜ今"リッキー・シュローダー"?というとWOWOWでTVMの「復讐のエトランゼ」を観たからだ。
子役時代の面影を残したまま成長したようでそんなに雰囲気は悪くないんじゃないかと・・・。誰かに似てるなと思って気がついたのが、ファンには怒られそうだがレオナルド・ディカプリオやリヴァー・フェニックス。ただし、リヴァーほどスマートじゃないのだな。意外に筋肉質で固太りというか・・・子役の成長具合はショーン・アスティンのタイプかも。(笑)
ちゃんちゃらおかしい邦題を付けられてしまうようないかにもB級アクションのTVMなのだが、いやいやなかなか面白かったりして。ロス市警の刑事のシュローダーが消息の途絶えた妹を探しにバルセロナにやってくるというストーリー。妹の失踪の裏に武器商人やテロリストの存在が浮かんでくるという訳でただのドンパチにあらず、なかなかキャラクターに味を持たせようとするシュローダーの努力も覗える。
映画にも何本か出演している。確認していないが「クリムゾン・タイド」でライアン・フィリップらと若者乗組員の一人として出ていたらしい。
「クレイジー・ナッツ」ではビリー・ゼーンを追いかける警官役だったのだがあの色物映画の変な映像の中では判別できず・・・。どちらも端役に近い扱いでなかなか目立つことはないようだ。
一方TVMでは主役扱いの作品がありかなりポイントが高いようで。
'91年の「傷だらけのランナー」という作品がある。パッケージに"ブラッド・ピット"とタイトルの前に名前を入れてしまうように彼の過去作品リリースなので今まで見向きもしなかったのだが、ピットの弟役がシュローダーでむしろ彼の方が主演だったことが判明。これが兄弟愛というか兄弟の間の微妙なすれ違いと絆を描いた真面目な青春映画で意外に楽しめてしまった。子役と青年期の間でまさに青春映画にいい頃合のシュローダー。問題のある少年の翳りのあるキャラが私にはリヴァーを思わせたのだがどうだろうか?
余談だがこの頃のピットがおそろしく大根でシュローダーの演技経験の長さとの差が歴然。人気が出るとこういうのを掘り起こされてしまうから彼らも大変だね。
もう1本観られたのが'01年の「ファイブ・デイズ・ウォー」という実話ベースの戦争映画。1次大戦のフランス、アルゴンヌの森の激戦を戦った名もなき若き兵士たちを描いたもので、シュローダーは1大隊を率いる少佐。弁護士だった彼は文民あがりの仕官だが無謀な作戦に就かされた若い兵士に対して誠意ある指揮を執り次第に信頼を得ていく。これまた彼の役に対する真摯な姿勢が覗えて非常に好感が持てた。
なかなかいい仕事をしてるみたいでもっと日本でも観られるといいなと思った次第。TV中心のフィルモグラフィから考えて、惰性で俳優を続けていたのかもしれないが演技することの面白さに気がついて演技の上達にも励み、好きでやってるんだと思われてならない。(あくまで私の勝手な思い込みですが!)。
またまた余談ではあるが、「復讐のエトランゼ」では結構大胆なラブシーンが・・・。もう彼も30代だし別に不思議はないんだけど、"あのチャンプの少年がねぇ"と妙に感慨深くなってしまったよ。
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