世界最速のインディアン ― 2007年04月11日 18時22分45秒

世界最速のインディアン THE WORLD'S FASTEST INDIAN
2005 ニュージーランド・米 監督:ロジャー・ドナルドソン
アンソニー・ホプキンズ クリス・ローフォード アーロン・マーフィー アニー・ホイットル ダイアン・ラッド パトリック・フリューガー ブルース・グリーンウッド
ニュージーランドの小さな町の老いた一人のレーサー、バート(ホプキンズ)の夢は、伝説のバイク“インディアン”でライダーの聖地アメリカのボンヌヴィル塩平原で世界記録に挑戦すること。そしてとうとう彼は、夢を叶えるためにアメリカへ渡る船に乗る。
主人公のバート・マンローは実在したニュージーランド人ライダー。1920年型インディアン・スカウトと出会って以来、ずっと愛し、改良を重ねてきた。速度計のないこのバイクがボンヌヴィルで一体何キロ出せるのかを知りたい。老齢になり、一度持病で倒れてしまった彼は、“夢で終わらせてはならない!”と、渡米を決意。
“インディアン”とのニュージーランドからボンヌヴィルへの旅は、ハッピーな人柄のバートと、旅の途中で出会う人々の物語。なんだか知らないがこのじいさんは、いつでもどこでも人気者。船の中でも上陸したLAでも騙されたりするんじゃないかと、こっちはひやひやして観ているのに、出逢う人々に助けられたりして、するするする~っとすり抜けてしまう。運の強さも並みのもんじゃない。彼のために塩の平原への道が拓かれているような旅だ。
ボンヌヴィルに着いたかと思えば、レースの出場手続きもしてない、バイクは大昔のポンコツ。ひと騒動起こるがそこはハッピーなバートじいさんですから♪
それにしてもこのポンコツバイクが凄いんだ。資金があるわけじゃないから部品は全部バートのアイデアによる手作り。材料はコルクとか電気毛布の石綿とか廃品のバッテリーとか。バイクのことなんか全然知らない私でも、これはもの凄いんではないかと・・・。
映画を観て実際にこの目で見てみたい、行ってみたい場所があるものだが、この塩の平原も見てみたいなあ。
ユタ州ボンヌヴィル。多分、TVでドラッグレースの映像を見た事があるけど、あの真っ白で周囲に何にもないあの場所がボンヌヴィルだったんですね。日本で一般的には“ボンネビル”のほうが馴染みがあるのかな?
塩の平原にインディアンと佇むじいさんの後姿は、それだけでもなんか、じーん・・・とくる。
いくつになっても夢を追いかけて諦めない男の姿っていいねえ。しかもそれがスピードってところが、永遠の少年を地で行ってる。これを観て、胸躍らせる男性が世界中にどんなにかたくさんいるんだろうと思った。
誰もが彼に心を許すのがなんだかわかる気がする。女になんてだらしないんだけどねえ(笑)。いや、やっぱり少年の頃のままに夢を追いかける男が持つ魅力っていうのには、女は絶対に弱いんだと思う!(笑)
ここんとこ女性映画にはまって、ぐぐぐっと唸ってばかりいたけど、これはタイプは全然違うが「ある犬」に続く、今年の男の生き様の映画。当り前っちゃ、当り前なんだけど、なんでこうも女と違うのかねえ。
いいなあ、かっこいいなあ。夢みたいな男の生き方だなあ♪
2005 ニュージーランド・米 監督:ロジャー・ドナルドソン
アンソニー・ホプキンズ クリス・ローフォード アーロン・マーフィー アニー・ホイットル ダイアン・ラッド パトリック・フリューガー ブルース・グリーンウッド
ニュージーランドの小さな町の老いた一人のレーサー、バート(ホプキンズ)の夢は、伝説のバイク“インディアン”でライダーの聖地アメリカのボンヌヴィル塩平原で世界記録に挑戦すること。そしてとうとう彼は、夢を叶えるためにアメリカへ渡る船に乗る。
主人公のバート・マンローは実在したニュージーランド人ライダー。1920年型インディアン・スカウトと出会って以来、ずっと愛し、改良を重ねてきた。速度計のないこのバイクがボンヌヴィルで一体何キロ出せるのかを知りたい。老齢になり、一度持病で倒れてしまった彼は、“夢で終わらせてはならない!”と、渡米を決意。
“インディアン”とのニュージーランドからボンヌヴィルへの旅は、ハッピーな人柄のバートと、旅の途中で出会う人々の物語。なんだか知らないがこのじいさんは、いつでもどこでも人気者。船の中でも上陸したLAでも騙されたりするんじゃないかと、こっちはひやひやして観ているのに、出逢う人々に助けられたりして、するするする~っとすり抜けてしまう。運の強さも並みのもんじゃない。彼のために塩の平原への道が拓かれているような旅だ。
ボンヌヴィルに着いたかと思えば、レースの出場手続きもしてない、バイクは大昔のポンコツ。ひと騒動起こるがそこはハッピーなバートじいさんですから♪
それにしてもこのポンコツバイクが凄いんだ。資金があるわけじゃないから部品は全部バートのアイデアによる手作り。材料はコルクとか電気毛布の石綿とか廃品のバッテリーとか。バイクのことなんか全然知らない私でも、これはもの凄いんではないかと・・・。
映画を観て実際にこの目で見てみたい、行ってみたい場所があるものだが、この塩の平原も見てみたいなあ。
ユタ州ボンヌヴィル。多分、TVでドラッグレースの映像を見た事があるけど、あの真っ白で周囲に何にもないあの場所がボンヌヴィルだったんですね。日本で一般的には“ボンネビル”のほうが馴染みがあるのかな?
塩の平原にインディアンと佇むじいさんの後姿は、それだけでもなんか、じーん・・・とくる。
いくつになっても夢を追いかけて諦めない男の姿っていいねえ。しかもそれがスピードってところが、永遠の少年を地で行ってる。これを観て、胸躍らせる男性が世界中にどんなにかたくさんいるんだろうと思った。
誰もが彼に心を許すのがなんだかわかる気がする。女になんてだらしないんだけどねえ(笑)。いや、やっぱり少年の頃のままに夢を追いかける男が持つ魅力っていうのには、女は絶対に弱いんだと思う!(笑)
ここんとこ女性映画にはまって、ぐぐぐっと唸ってばかりいたけど、これはタイプは全然違うが「ある犬」に続く、今年の男の生き様の映画。当り前っちゃ、当り前なんだけど、なんでこうも女と違うのかねえ。
いいなあ、かっこいいなあ。夢みたいな男の生き方だなあ♪
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