スティーヴ・ザーン ― 2006年01月16日 07時33分06秒
STEVE ZAHN 1968/11/13 USA
「サハラ」でマシュー・マコナヘー演じるダーク・ピットの相棒アルを演じているザーン。これが好評を得れば日本でも少しは知られた顔になるだろうか?クライブ・カッスラー原作のダーク・ピットシリーズの映画化作品で、原作ファンのイメージとは違うようだが、とりあえず映画のこのコンビは最高だ。
最初は「すべてをあなたに」だったと思うが、女の子のお尻ばかり追いかけてるギタリスト。私にはこの最初から軽妙なイメージの人だった。「ユー・ガット・メール」のメグ・ライアンの書店の店員。「恋は嵐のように」のベン・アフレックの友人。「リアリティ・バイツ」「私の愛情の対象」も主人公の脇で軽妙な奴で親しみやすい顔がなおいっそう笑いを誘う。この手の役がザーンの十八番ではないだろうか。
天性のコメディセンスを持っていて本人もそれが判っていると見える。彼の繰り出す“間”は劇中に抜群の笑いのポイントを提供する。
この手の俳優には往々にしてあることだが、ザーンも地元の劇団出身者で、NYに移り演技の勉強をした後オフ・ブロードウェイの経験もある。基礎がしっかり出来ているわけだ。
笑わせるだけでなく「ロード・キラー」のダメ兄、「サンキュー、ボーイズ」のダメ夫で情けないトラブルメイカー役。ほんとに情けなげであの泣きそうな顔がなんともいえん。しかしながらダメな奴なのに彼にとんでもない目にあわされても主人公たちは彼を放っておけない。憎めない奴なのだ。これもザーンの得意なキャラクターだろう。
傍役俳優ならではで「アウト・オブ・サイト」「クリムゾン・タイド」「チェルシー・ホテル」「ハムレット」(イーサン・ホーク版)などいろんな作品で顔を見せているがどれもザーンならではの個性が光っていてすぐにわかる。彼の姿を見つけるとなんだか楽しい。その実力と個性は声にも表れるのか「スチュアート・リトル2」「ドクター・ドリトル2」でも健在。これまたすぐにわかるのでお試しを。(笑)
「ナショナル・セキュリティ」でマーティン・ローレンスとともに主演。コメディ俳優同士のバディムービーだったが、ちょっとこれは違うのではないかと思った。ザーンは鼻に髭を蓄えていつも苦虫を噛み潰したような顔をして、ローレンスに散々理不尽な目にあわされる役どころ。そういうタイプのコメディだがザーンはローレンスの演じた役のタイプなので何かがしっくりこない。ザーンの飄々とした笑顔だからコメディが活きるのであってこの手の被害者タイプではないのだ。コメディ映画として期待していたので残念だった。
実力はご覧のとおり。コメディにドラマにサスペンス。ジャンルを問わず順調にキャスティングに名前を連ねているのでこのまま彼なりの傍役俳優の道を歩んでくれることと思う。そんな中にダーク・ピットシリーズのような代表作が並んだらいいよねー。
「インディ・ジョーンズ」のような痛快冒険映画シリーズ作品が今あっても良いと思う。元ネタの原作もあることだしせめてあと2作ほどは作って欲しい。彼らのコンビがまだまだ観たいのだ!
初出:2005/6/19(日) 午後 1:24
既出コメント:
うおぉ~っと喰いついちゃいました(笑) 基礎がしっかりしていて、自分の役どころをちゃんと心得ている、実はスマートな人!!そこに併せ持ったコメディセンスが光まくってますよね♪ 「サハラ」で知名度が上がると良いなぁ~
2005/6/19(日) 午後 3:03 [ 哀生龍 ]
ティル祭りに続いてザーン祭り真っ盛りだったりんさんにはタイムリーでしたね。疲れ気味だった私のやる気を起こさせたのが「サハラ」で見たザーンだったんです。彼の摩訶不思議な笑顔は人を元気にさせる力があると思うわ。実感。
2005/6/21(火) 午前 0:33 [ mekabucchi ]
「サハラ」でマシュー・マコナヘー演じるダーク・ピットの相棒アルを演じているザーン。これが好評を得れば日本でも少しは知られた顔になるだろうか?クライブ・カッスラー原作のダーク・ピットシリーズの映画化作品で、原作ファンのイメージとは違うようだが、とりあえず映画のこのコンビは最高だ。
最初は「すべてをあなたに」だったと思うが、女の子のお尻ばかり追いかけてるギタリスト。私にはこの最初から軽妙なイメージの人だった。「ユー・ガット・メール」のメグ・ライアンの書店の店員。「恋は嵐のように」のベン・アフレックの友人。「リアリティ・バイツ」「私の愛情の対象」も主人公の脇で軽妙な奴で親しみやすい顔がなおいっそう笑いを誘う。この手の役がザーンの十八番ではないだろうか。
天性のコメディセンスを持っていて本人もそれが判っていると見える。彼の繰り出す“間”は劇中に抜群の笑いのポイントを提供する。
この手の俳優には往々にしてあることだが、ザーンも地元の劇団出身者で、NYに移り演技の勉強をした後オフ・ブロードウェイの経験もある。基礎がしっかり出来ているわけだ。
笑わせるだけでなく「ロード・キラー」のダメ兄、「サンキュー、ボーイズ」のダメ夫で情けないトラブルメイカー役。ほんとに情けなげであの泣きそうな顔がなんともいえん。しかしながらダメな奴なのに彼にとんでもない目にあわされても主人公たちは彼を放っておけない。憎めない奴なのだ。これもザーンの得意なキャラクターだろう。
傍役俳優ならではで「アウト・オブ・サイト」「クリムゾン・タイド」「チェルシー・ホテル」「ハムレット」(イーサン・ホーク版)などいろんな作品で顔を見せているがどれもザーンならではの個性が光っていてすぐにわかる。彼の姿を見つけるとなんだか楽しい。その実力と個性は声にも表れるのか「スチュアート・リトル2」「ドクター・ドリトル2」でも健在。これまたすぐにわかるのでお試しを。(笑)
「ナショナル・セキュリティ」でマーティン・ローレンスとともに主演。コメディ俳優同士のバディムービーだったが、ちょっとこれは違うのではないかと思った。ザーンは鼻に髭を蓄えていつも苦虫を噛み潰したような顔をして、ローレンスに散々理不尽な目にあわされる役どころ。そういうタイプのコメディだがザーンはローレンスの演じた役のタイプなので何かがしっくりこない。ザーンの飄々とした笑顔だからコメディが活きるのであってこの手の被害者タイプではないのだ。コメディ映画として期待していたので残念だった。
実力はご覧のとおり。コメディにドラマにサスペンス。ジャンルを問わず順調にキャスティングに名前を連ねているのでこのまま彼なりの傍役俳優の道を歩んでくれることと思う。そんな中にダーク・ピットシリーズのような代表作が並んだらいいよねー。
「インディ・ジョーンズ」のような痛快冒険映画シリーズ作品が今あっても良いと思う。元ネタの原作もあることだしせめてあと2作ほどは作って欲しい。彼らのコンビがまだまだ観たいのだ!
初出:2005/6/19(日) 午後 1:24
既出コメント:
うおぉ~っと喰いついちゃいました(笑) 基礎がしっかりしていて、自分の役どころをちゃんと心得ている、実はスマートな人!!そこに併せ持ったコメディセンスが光まくってますよね♪ 「サハラ」で知名度が上がると良いなぁ~
2005/6/19(日) 午後 3:03 [ 哀生龍 ]
ティル祭りに続いてザーン祭り真っ盛りだったりんさんにはタイムリーでしたね。疲れ気味だった私のやる気を起こさせたのが「サハラ」で見たザーンだったんです。彼の摩訶不思議な笑顔は人を元気にさせる力があると思うわ。実感。
2005/6/21(火) 午前 0:33 [ mekabucchi ]
ショーン・ペン ― 2006年01月16日 08時45分52秒
SEAN PENN 1960/8/17 USA
以前はとても苦手なタイプの人だった。いつもとがっていてエキセントリックな役が多く観る者に強迫観念を植え付けるような挑発的な演技に、私はものの見事に呑み込まれて敬遠してました。
「タップス」「ロンリー・ブラッド」「カジュアリティーズ」の若い頃から「ステート・オブ・グレース」「Uターン」「カリートの道」「ギター弾きの恋」。どれもギザギザにとがった刃を他人に向けながら生きているような人物ばかり。その隙間に入ってこられたごく一部の人とだけ判り合えればいいというような生き方をする(しかできない)男を彼自身がそうであるかのように演じるペンは異彩を放っていた。
そんな彼に強烈に惹かれるか、私のように苦手だと敬遠するか結構はっきり別れるタイプの俳優ではなかっただろうか?
それまでの作品に私が好きなものは少ない。むしろ嫌いで理解できないものもある。中でも「シーズ・ソー・ラブリー」が私には理解できない。ペンとロビンの愛がとにかく激しい。どうにもならないほど愛し合っているのはわかった。が、
愛が強ければすべてを投げ捨てて、奪ってしまってもいいのか?なんでもありなのか?許す許さないの問題はさておいてもこれを心打たれるラブストーリーとは私にはどうしても思えないのだ。
周囲を寄せ付けないほどとげとげしいまでのふたりの愛をうらやましいと思うか、理解に苦しむかは人それぞれなんだけど・・・。ラブストーリーに点が甘い私がどうにも受けつけられなかったラブストーリーだった。
そんなペンが軟化した。年齢のせいか?いや円熟味を増したのか?2003年の「ミスティック・リバー」は激しいまでの気質を残しながらも家庭を持ち愛する人のために自分なりの決着をつける男はちょっと今までのとげとげしさが違う見せ方をしていると思った。ギザギザの刃は今でも確かにあるが常に人に向けているわけではなく内側に隠し持っているような感じがした。
そしてその後の「21グラム」「ザ・インタープリター」などへつながっていく。「ザ・インタープリター」の静かな彼にはかなりびっくりした。ニコル・キッドマンを容疑者として監視しながらもどこか守護天使のように優しい目で彼女のことを見ている。深い愛を感じることはあっても、ペンに優しさを感じたのはこれが初めてだった。ラストにはかっこよすぎてくらくらしそうだったぞ!(笑)
2005年の新作「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」では彼の今を観た気がする。
平凡ながらも強い信念を持ち、それを譲れないがために怒りが蓄積していき、狂気にかられてついには強行におよぶ。一人の小心者の男が愛情に飢え、人に理解してもらえず、社会に報われることなく、怒り哀しみを爆発させてしまう。
ペンの昔から持つ激しさと内に秘めた弱さや哀しさのバランスが絶妙で今までで最高の彼を見た。
彼の演じる主人公が悲しすぎてかなり胸の奥まで染み込むような重さが後々まで残ったが嫌な作品ではない。ペンの演技も作品全体としてもかなり心に残るものになった。
あんなに苦手だったペンが今では重厚な演技がいやらしくなく見られる俳優の一人だと思える。好き嫌いははあるけれどやっぱり力のある役者だったのだなと認めざるを得ない。
でも・・・やっぱりキレないペンのほうが私は好きだけどね!
初出:2005/6/21(火) 午前 0:28
既出コメント:
マドンナの暴力夫のイメージがずっと強かったんですが、今では大好きでっす。 実力派の俳優としても素晴らしいと思うし、作家性も好きなんですー。ショーン・ペンの監督した3作にも惚れました。 アウトローなところも好き。妻もステキだしー。キレた演技もいいけど、『ギター弾きの恋』などもかわいくてよいかな。 私もリチャ・ニクを観に行かねばー。
2005/6/24(金) 午後 0:55 [ caeru_noix ]
かえるさん、こんにちわー。確かに過激な素行の話題もにぎやかな人だったのでその点もキレた演技とあいまって苦手感が拭えなかったというのがありますね。ちょっとまるくなってきたかと思われるのはロビン夫人の影響もありでしょうかねぇ。そういうロビンもキレた役が結構ありますけどね。何か通じるものがあるんでしょうな、このふたり。
2005/6/25(土) 午後 7:39 [ mekabucchi ]
以前はとても苦手なタイプの人だった。いつもとがっていてエキセントリックな役が多く観る者に強迫観念を植え付けるような挑発的な演技に、私はものの見事に呑み込まれて敬遠してました。
「タップス」「ロンリー・ブラッド」「カジュアリティーズ」の若い頃から「ステート・オブ・グレース」「Uターン」「カリートの道」「ギター弾きの恋」。どれもギザギザにとがった刃を他人に向けながら生きているような人物ばかり。その隙間に入ってこられたごく一部の人とだけ判り合えればいいというような生き方をする(しかできない)男を彼自身がそうであるかのように演じるペンは異彩を放っていた。
そんな彼に強烈に惹かれるか、私のように苦手だと敬遠するか結構はっきり別れるタイプの俳優ではなかっただろうか?
それまでの作品に私が好きなものは少ない。むしろ嫌いで理解できないものもある。中でも「シーズ・ソー・ラブリー」が私には理解できない。ペンとロビンの愛がとにかく激しい。どうにもならないほど愛し合っているのはわかった。が、
愛が強ければすべてを投げ捨てて、奪ってしまってもいいのか?なんでもありなのか?許す許さないの問題はさておいてもこれを心打たれるラブストーリーとは私にはどうしても思えないのだ。
周囲を寄せ付けないほどとげとげしいまでのふたりの愛をうらやましいと思うか、理解に苦しむかは人それぞれなんだけど・・・。ラブストーリーに点が甘い私がどうにも受けつけられなかったラブストーリーだった。
そんなペンが軟化した。年齢のせいか?いや円熟味を増したのか?2003年の「ミスティック・リバー」は激しいまでの気質を残しながらも家庭を持ち愛する人のために自分なりの決着をつける男はちょっと今までのとげとげしさが違う見せ方をしていると思った。ギザギザの刃は今でも確かにあるが常に人に向けているわけではなく内側に隠し持っているような感じがした。
そしてその後の「21グラム」「ザ・インタープリター」などへつながっていく。「ザ・インタープリター」の静かな彼にはかなりびっくりした。ニコル・キッドマンを容疑者として監視しながらもどこか守護天使のように優しい目で彼女のことを見ている。深い愛を感じることはあっても、ペンに優しさを感じたのはこれが初めてだった。ラストにはかっこよすぎてくらくらしそうだったぞ!(笑)
2005年の新作「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」では彼の今を観た気がする。
平凡ながらも強い信念を持ち、それを譲れないがために怒りが蓄積していき、狂気にかられてついには強行におよぶ。一人の小心者の男が愛情に飢え、人に理解してもらえず、社会に報われることなく、怒り哀しみを爆発させてしまう。
ペンの昔から持つ激しさと内に秘めた弱さや哀しさのバランスが絶妙で今までで最高の彼を見た。
彼の演じる主人公が悲しすぎてかなり胸の奥まで染み込むような重さが後々まで残ったが嫌な作品ではない。ペンの演技も作品全体としてもかなり心に残るものになった。
あんなに苦手だったペンが今では重厚な演技がいやらしくなく見られる俳優の一人だと思える。好き嫌いははあるけれどやっぱり力のある役者だったのだなと認めざるを得ない。
でも・・・やっぱりキレないペンのほうが私は好きだけどね!
初出:2005/6/21(火) 午前 0:28
既出コメント:
マドンナの暴力夫のイメージがずっと強かったんですが、今では大好きでっす。 実力派の俳優としても素晴らしいと思うし、作家性も好きなんですー。ショーン・ペンの監督した3作にも惚れました。 アウトローなところも好き。妻もステキだしー。キレた演技もいいけど、『ギター弾きの恋』などもかわいくてよいかな。 私もリチャ・ニクを観に行かねばー。
2005/6/24(金) 午後 0:55 [ caeru_noix ]
かえるさん、こんにちわー。確かに過激な素行の話題もにぎやかな人だったのでその点もキレた演技とあいまって苦手感が拭えなかったというのがありますね。ちょっとまるくなってきたかと思われるのはロビン夫人の影響もありでしょうかねぇ。そういうロビンもキレた役が結構ありますけどね。何か通じるものがあるんでしょうな、このふたり。
2005/6/25(土) 午後 7:39 [ mekabucchi ]
クリスチャン・ベール ― 2006年01月16日 10時54分13秒
CHRISTIAN BALE 1974/1/30 UK
「太陽の帝国」で利発そうな少年を演じていた子役出身の彼もアメコミのヒーロー、バットマンを演じるまでに成長。しかしヒーローといえども特別に超能力があるわけでもなく、自らの少年時代に受けた悲劇による大きな心の傷のもとに生まれた闇のヒーローたるところがいかにもベールらしい。
「ヘンリー五世」「若草物語」「ある貴婦人の肖像」など端正な顔立ちの英国人であるベールはいくつもの文芸作品に出演。順当に正統派英国人俳優の道をたどるのだろうと思っていた。
が、「ベルベット・ゴールドマイン」での異質な環境に魅了されてパンク青年へ変貌していく記者や「アメリカン・サイコ」での猟奇的なヤッピーの彼はいささか様子が違ってきた。彼の端正な顔立ちは笑わないと暗さが浮かぶ。ベールは自らが魅力的に演じられることを知ってか知らずか、後ろ暗いキャラクターに惹かれているのではないかと思われる節がある。「シャフト」の金持ちの御曹司も小気味良かった。冷たい表情がぴったりはまっている。
一本筋の通った本質を見失うことのない真摯なキャラクターが多く正義を貫こうとする真面目な姿勢がストレートに伝わってくる。それは文芸作品で見せた優しいまなざしと過去や苦悩と戦う暗さを併せ持つ彼の個性によってよりキャラクターがリアルに見えてくるからたいしたものだ。
「サラマンダー」の戦士や「リベリオン」のヒーローなどでその片鱗が見え、その集大成が今回の「バットマン ビギンズ」へとつながってきたのだろう。
役によっての体形の変化の激しさも話題になったが「バットマン・・・」と前作の「マシニスト」の差は心配になるほどだ。ベールはおそろしく信念と努力の人だということがここでも伺える。ここにもひとりなりきり型の俳優が。
ハリウッドのビッグバジェットムービーにも参加する傍ら「コーンウォールの森へ」のような英国小作品や「しあわせの法則」「マシニスト」といったインデペンデント系作品にも出演。どれも彼らしいチョイスだなと思う。
見た目もハンサムな正統派英国人俳優からピュアでダークな独特の個性を持つ信念の人。クリスチャン・ベールは手強い俳優だ。「バットマン」をやると聞いた時は驚いたがものの見事に自分のものにしてしまった。
「バットマンビギンズ」についてベールは“前作までのシリーズは別物と思って忘れて欲しい”と断言。自ら演じたバットマンにいかに自信を持っているかがわかるというもの。なるほどベールのバットマンはキャラクターとしても作品全体としてもなかなかのもの。彼の自信作をぜひ劇場で。
初出:2005/6/25(土) 午後 7:32
「太陽の帝国」で利発そうな少年を演じていた子役出身の彼もアメコミのヒーロー、バットマンを演じるまでに成長。しかしヒーローといえども特別に超能力があるわけでもなく、自らの少年時代に受けた悲劇による大きな心の傷のもとに生まれた闇のヒーローたるところがいかにもベールらしい。
「ヘンリー五世」「若草物語」「ある貴婦人の肖像」など端正な顔立ちの英国人であるベールはいくつもの文芸作品に出演。順当に正統派英国人俳優の道をたどるのだろうと思っていた。
が、「ベルベット・ゴールドマイン」での異質な環境に魅了されてパンク青年へ変貌していく記者や「アメリカン・サイコ」での猟奇的なヤッピーの彼はいささか様子が違ってきた。彼の端正な顔立ちは笑わないと暗さが浮かぶ。ベールは自らが魅力的に演じられることを知ってか知らずか、後ろ暗いキャラクターに惹かれているのではないかと思われる節がある。「シャフト」の金持ちの御曹司も小気味良かった。冷たい表情がぴったりはまっている。
一本筋の通った本質を見失うことのない真摯なキャラクターが多く正義を貫こうとする真面目な姿勢がストレートに伝わってくる。それは文芸作品で見せた優しいまなざしと過去や苦悩と戦う暗さを併せ持つ彼の個性によってよりキャラクターがリアルに見えてくるからたいしたものだ。
「サラマンダー」の戦士や「リベリオン」のヒーローなどでその片鱗が見え、その集大成が今回の「バットマン ビギンズ」へとつながってきたのだろう。
役によっての体形の変化の激しさも話題になったが「バットマン・・・」と前作の「マシニスト」の差は心配になるほどだ。ベールはおそろしく信念と努力の人だということがここでも伺える。ここにもひとりなりきり型の俳優が。
ハリウッドのビッグバジェットムービーにも参加する傍ら「コーンウォールの森へ」のような英国小作品や「しあわせの法則」「マシニスト」といったインデペンデント系作品にも出演。どれも彼らしいチョイスだなと思う。
見た目もハンサムな正統派英国人俳優からピュアでダークな独特の個性を持つ信念の人。クリスチャン・ベールは手強い俳優だ。「バットマン」をやると聞いた時は驚いたがものの見事に自分のものにしてしまった。
「バットマンビギンズ」についてベールは“前作までのシリーズは別物と思って忘れて欲しい”と断言。自ら演じたバットマンにいかに自信を持っているかがわかるというもの。なるほどベールのバットマンはキャラクターとしても作品全体としてもなかなかのもの。彼の自信作をぜひ劇場で。
初出:2005/6/25(土) 午後 7:32
私にも来ましたMusical Baton ― 2006年01月16日 11時03分53秒
「The Steward Of Gondor」 HOWARD SHORE (featuring BILLY BOYD)
-『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 サントラ -
from かえるさん
せっかく渡していただいたのにもったいないかもー。
答えられるだけのものがすぐに浮かばない。
映画や俳優ならいけるんだが、音楽は曲と曲名が一致しないのだ・・・。
質問と答え
* Total volume of music files on my computer
-(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
知らない。パソコで音楽的利用はしていない。
* Song playing right now -(今聞いている曲)
オムニバスアルバムの中の Change The World | Eric Clapton
* The last CD I bought -(最後に買ったCD)
Room Service / Bryan Adams
* Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
-(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
私も最近良く聴くアルバムからピックアップ。↓
● 「I Believe In A Thing Called Love」 THE DARKNESS
- PERMISSION TO LAND -
● 「Sweet Home Alabama」 JEWEL
-『メラニーは行く!』 サントラ -
● 「Rock Is Dead」 MARILYN MANSON
-『マトリックス』 サントラ -
● 「HYSTERIA」 DEF REPPARD
- HYSTERIA - (このアルバムだったらどれでもいいのでタイトル曲を)
● 「The Steward Of Gondor」 HOWARD SHORE (featuring BILLY BOYD)
-『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 サントラ -
(ゴンドールのテーマが好きなのです。サントラには数種ありますがビリー・ボイドの唄が入っているこれを・・今でも泣きそうになる・・)
* Five people to whom I'm passing the baton -(バトンを渡す5人)
私もブロガーな友達はそんなに多くないので。数少ないお仲間はもう回っているようですしSTOPします。
今はやっぱり映画がらみが多くなってしまいます。音楽好きだった頃は80年代。以来成長してません。
そんな時に突然現れた“THE DARKNESS”。英国のメタルバンド?やっぱりなんだか懐かしい旋律。
そろそろ次のアルバム出してくれい!
初出:2005/6/26(日) 午後 0:22
既出コメント:
お手間をおかけしましたー。 ご回答いただきありがとうございます。ふむふむ。そーなの。映画ネタはつきないけれど、音楽関係の固有名詞は苦手なのよね。 思い入れのある曲っていうのも、解釈の仕方次第だし。10代の頃に聴いていた曲の方が断然思い入れがあるかなぁ。 その曲がどうこうよりも、個人的な思い出が紐付なのよねー。 “THE DARKNESS”って、知らなかったですー。
2005/6/28(火) 午前 0:13 [ caeru_noix ]
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のサントラ は気いたことが無いのですが、ビリー・ボイドの歌だけ聞きたいです(笑)「音楽好きだった頃は80年代。以来成長してません」>哀生龍もバトンを受け取って、それを実感しました(爆)
2005/6/28(火) 午後 7:58 [ 哀生龍 ]
80年代から聴いてるデフ・レパードもブライアン・アダムスも40代。いいおやじだが現在も元気に活動中。あの頃の人たちって息の長い人多いよね。ダークネスの私が挙げた曲は「スクール・オブ・ロック」で流れていた気がします。サントラにはアルバムの別曲が収録されてるんですがこれもいいですよー。
2005/7/2(土) 午前 9:26 [ mekabucchi ]
-『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 サントラ -
from かえるさん
せっかく渡していただいたのにもったいないかもー。
答えられるだけのものがすぐに浮かばない。
映画や俳優ならいけるんだが、音楽は曲と曲名が一致しないのだ・・・。
質問と答え
* Total volume of music files on my computer
-(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
知らない。パソコで音楽的利用はしていない。
* Song playing right now -(今聞いている曲)
オムニバスアルバムの中の Change The World | Eric Clapton
* The last CD I bought -(最後に買ったCD)
Room Service / Bryan Adams
* Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
-(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
私も最近良く聴くアルバムからピックアップ。↓
● 「I Believe In A Thing Called Love」 THE DARKNESS
- PERMISSION TO LAND -
● 「Sweet Home Alabama」 JEWEL
-『メラニーは行く!』 サントラ -
● 「Rock Is Dead」 MARILYN MANSON
-『マトリックス』 サントラ -
● 「HYSTERIA」 DEF REPPARD
- HYSTERIA - (このアルバムだったらどれでもいいのでタイトル曲を)
● 「The Steward Of Gondor」 HOWARD SHORE (featuring BILLY BOYD)
-『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』 サントラ -
(ゴンドールのテーマが好きなのです。サントラには数種ありますがビリー・ボイドの唄が入っているこれを・・今でも泣きそうになる・・)
* Five people to whom I'm passing the baton -(バトンを渡す5人)
私もブロガーな友達はそんなに多くないので。数少ないお仲間はもう回っているようですしSTOPします。
今はやっぱり映画がらみが多くなってしまいます。音楽好きだった頃は80年代。以来成長してません。
そんな時に突然現れた“THE DARKNESS”。英国のメタルバンド?やっぱりなんだか懐かしい旋律。
そろそろ次のアルバム出してくれい!
初出:2005/6/26(日) 午後 0:22
既出コメント:
お手間をおかけしましたー。 ご回答いただきありがとうございます。ふむふむ。そーなの。映画ネタはつきないけれど、音楽関係の固有名詞は苦手なのよね。 思い入れのある曲っていうのも、解釈の仕方次第だし。10代の頃に聴いていた曲の方が断然思い入れがあるかなぁ。 その曲がどうこうよりも、個人的な思い出が紐付なのよねー。 “THE DARKNESS”って、知らなかったですー。
2005/6/28(火) 午前 0:13 [ caeru_noix ]
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のサントラ は気いたことが無いのですが、ビリー・ボイドの歌だけ聞きたいです(笑)「音楽好きだった頃は80年代。以来成長してません」>哀生龍もバトンを受け取って、それを実感しました(爆)
2005/6/28(火) 午後 7:58 [ 哀生龍 ]
80年代から聴いてるデフ・レパードもブライアン・アダムスも40代。いいおやじだが現在も元気に活動中。あの頃の人たちって息の長い人多いよね。ダークネスの私が挙げた曲は「スクール・オブ・ロック」で流れていた気がします。サントラにはアルバムの別曲が収録されてるんですがこれもいいですよー。
2005/7/2(土) 午前 9:26 [ mekabucchi ]

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