さて・・・2005年08月08日 23時40分48秒

*某ブログサイトで2005年3月より開始しました。
 あまりに使い勝手が悪いのでこちらにお引越しです。
 今度はすいすい利用できるように期待を込めて。
 しばらくは過去ログのコピーにて以前からお付き合いの方はご容赦を!


中毒のように映画を観始めて8年ほど経ちました。もともとメモ魔の私の引出しにずらずらと思ったままに書き散らしたものがあふれてきました。片づける意味もあってブログを始めてみることにしました。どんなものになるのかまったくわかりませんが、ま、とりあえず始めてみますか。
鑑賞ジャンルはほぼ洋画に限り、更にアジア映画を除きます。作品のレビューもありますが内容よりは出演している役者に注目するタイプです。そのため役者中心に作品を選ぶ傾向にあります。気になった役者にはまると深くつっこむことが多くしばらくは熱が続きますが、その回転は速くまいぶーむがころころ変わるのが常です。
では、よろしければお付き合い下さい。

初出:2005/3/14(月) 午後 9:46

ケヴィン・ベーコン2005年08月09日 00時06分22秒

インビジブル(2000)
KEVIN BACON  1958/7/8  USA

私が映画を観まくり始めたのはこの人がきっかけ。
95~97年ぐらいだったと思うがビデオで「告発」を観て“凄い演技をする人だな”と思ったのが最初。で、彼が「フットルース」の彼だったと知り、偶然にもWOWOWで放映されると知ってなんと朝5時に起きて観たあの衝動は一体何だったのか今でもわからないのだが再見だったにもかかわらずものの見事にはまってしまった。幸いにも当時彼は性格俳優まっしぐらの時期で出演作が豊富だったために観るものがたくさんあり、すっかり映画にのめり込んでいったのだった。

「激流」「スリーパーズ」「JFK」「アポロ13」「フラットライナーズ」「トレマーズ」「結婚の条件」「ヒー・セッド、シー・セッド」「ハリウッドに挑戦」「パイレーツ」(順不同)この時点でこれだけのラインナップ。主役級から端役まで、大物との共演からジョン・ヒューズ作品と彼の出演作品の幅の広さが私の映画の世界を広げてくれたと言っても過言ではない。

“役者で映画を観る”“80年代作品が好き”私の基本はここから生まれた。ここを出発して現在まで私の記録では3,000本近くになる鑑賞映画の数々。この多くの出逢いを与えてくれたのはケヴィン・ベーコンなのかもしれない。

言い尽くせないほどの感謝を彼に捧げたいと思う。そして更なる彼自身の発展を願って止まない。彼は私の永遠の“Darling”。今も追い続けている人なので今後も度々登場するだろうけど、私の基本として、まえがきに代えて。
初出:2005/3/14(月) 午後 9:46


既出コメント:

80年代ベーコンもので、「クイック・シルバー」と言うのを観たことがありますが、すっごくいいお話でしたわ。「He said, She said」や「トレマーズ」(2も勢いで観た)もむちゃくちゃ好きだす!若い頃はブロンドサラサラで甘い雰囲気がありましたが、最近は鬼気迫るもんがありますね。色んな顔を持った凄い俳優さんだと思います。「イン・ザ・カット」にもチラっと登場しただけで、作品の質をぐぐっと向上させていましたわ~
2005/4/1(金) 午後 8:07 [ macalius_club ]

ケヴィンはある時期から自分の方向性を意図的に一変させてます。進んでクセのあるを選ぶんですよね。それが吉と出るか凶と出るかは様々ですけど。まあ何でも演じられるってことは凄いと思います。いつも次は何をやってくれるか楽しみ!
2005/4/2(土) 午前 8:37 [ mekabucchi ]

覗きに来ました~。。はっ(;一_一)「告発」まだ未観です・・。。「インザカット」も・・;さっそく観て見る事にします。うちでもケヴィンちゃん扱おうかな・・。なんて、デイジー熱に押されていたケヴィン熱再発!
2005/5/28(土) 午後 9:10 [ xxchishaxx ]

ようこそー。今年中には新作も見られるかもしれません。どんどん注目してやってくださいな。もっと注目されれば小さな出演作品も日本で公開してくれるんでしょうけどねぇ。
2005/5/30(月) 午前 0:02 [ mekabucchi ]

フラット・パックとジョン・ヒューズ作品2005年08月09日 21時58分54秒

ブレックファスト・クラブ(1985)
ブレックファスト・クラブ(1985)

前述の通り映画を観始めた97年頃、当時から人気の出始めたブラッド・ピットやジュリア・ロバーツが主演作をヒットさせてきた。今のハリウッドの中核を担う彼らの最初の大波の頃だ。
その頃の新作と平行して観まくっていたのがジョン・ヒューズ監督作品を始めとする80年代青春映画の数々。

クリスチャン・スレイター、キーファー・サザーランド、トム・クルーズ、ジェームズ・スペイダー、アンドリュー・マッカーシー、ロブ・ロウ、デミ・ムーア、モリー・リングウォルド。
なんとも、今はみんな40代でパパやママ役が似合ってきた。時代は変わるよねぇ。今の学園もののハシリのような作品のオンパレード。ティーンエイジャーの悩みや輝きをコメディやドラマの中に様々に展開されているが、自分の年齢とも重なっているからかこの頃の作品が今でも大好きだし、彼らの新作が出るとつい見たくなってしまう。
20年後の現在、ハリウッドの頂点に君臨する人もいればインディーズの世界をひた走る人、確固たるポジションを固めて地道に歩んでいる人、TVに進んだ人、TVで大ヒットを放った人と様々で面白いのですが、とりあえず誰もいなくなっていないところが凄い。中にはなんでこんなものに?というのもなくなはないのですがね。

80年代の若手の登竜門のようなジョン・ヒューズ監督作品は高校生活を中心にしたラブストーリーやコメディが多くその瑞々しさがたまらない。今見ればなんてことないありきたりなストーリーでも、私の世代の懐かしさに心奪われてしまう。
今は製作が主で自ら監督するすることはほとんどないヒューズだが、今彼が撮ったらどんな作品になるのか興味がある。

先に上げた中でもヒューズ組の代表というとリングウォルド、マッカーシ、スペイダーかな?この3人に加えて面白いのが必ずといっていいほどジョン&ジョーン・キューザック姉弟が顔を出していること。ほんとに端役なので探すのが一つの楽しみになったりして。特にジョーンはおかしすぎ!この人の持ち味はここから生まれたものだと確信するね。

とにかく懐かしくて楽しいジョン・ヒューズ作品はときどき引っ張り出してきて観たくなるのだ。


初出:2005/3/15(火) 午後 9:34

クリスチャン・スレイター2005年08月09日 22時02分40秒

出展不明
CHRISTIAN SLATER   1969/8/18 USA

「告発」でケヴィン・ベーコンと共演したクリスチャン・スレイターも同時に出演作品を追いだした人。
ケヴィンに比べてヒロイックで多少スター性があり年齢もちょい若めだったので、その後もメジャー作品が続き何本も主演を張った。バッドボーイ的な印象があってアウトローっぽいヒーロー役がよく似合っていたが、演技力も評価が高くキャラクターやその風貌から"ヤング・ジャック・ニコルソン"なんて呼ばれもした。しかしながらニコルソンのように大物の器たるべく順調に年を重ねてくれるかと思いきや私生活がまさにバッドボーイ!(笑)お騒がせな事件を起こすこともしばしば、ハリウッドのゴシップ誌を賑わせた。で、本業の方も芳しくなく作品に恵まれない時期がここ5年くらい続いている気がする。
そんな彼も結婚して1児のパパ。おちついてきたせいか作品選びにも変化が見えてきた。基本的に演技は巧いのだから自分を活かす作品を選んでキャリアを伸ばしてもらいたいのだけどなー。

脇役だった少年時代から「カフス!」「トゥルー・ロマンス」のバッドボーイ時代の主演作、内容も歴史物からファンタジー作品など幅は広い。個人的には「忘れられない人」が大好き。ヒューマンドラマ要素を含んだラブストーリーだ。こういう作品のオファーはもうこないのかなぁ。近年のB級サスペンスはあまりお薦めできない。「コンテンダー」や「ウィンドトーカーズ」など重要な脇役で復活の兆しが見られるのでこの調子で頑張ってくれよ!!
初出:2005/3/16(水) 午後 9:13

ロバート・レッドフォード2005年08月10日 20時49分12秒

スパイ・ゲーム(2001)
ROBERT REDFORD  1937/8/18 USA

少し時代が遡りますが、私が外国人俳優を見て"なんてかっこいい人なんだろう!"と思った最初の人がこの人。多分「夜霧のマンハッタン」(変な邦題)で見た時に思ったんだと思う。今じゃ御大ともいうべき大人物になってしまった。結構なお年だし・・・。ポール・ニューマン共々、アメリカン・ニューシネマの一端を担っていたお方。若い時の輝くようなブロンドにあのハンサムな美しい顔があれほどまでにしわしわになるなんて思ってもみませんでしたね。とは言え「夜霧・・・」だって彼のキャリアから見れば比較的最近の作品。しわしわ具合が目立ってきたのはこの10年ほどかと思われる。ブラッド・ピットがポスト・レッドフォードなんて言われるけど、彼もいずれあんなしわしわに?なんてな。
現在は、出演作品がない訳ではないが、サンダンス映画祭を主催したり、プロデュース業に力を入れてアメリカ映画の成長・発展を促すことに力を注いでいる部分がある。目のつけどころがシブくて最近だと「モーターサイクル・ダイアリーズ」などもそう。ブラッド・ピットやガエル・ガルシア・ベルナルの起用など、観る側の私たちには嬉しい企画をしてくれるのでありがたい。
しわしわになっても基本的に美しさは変わらない気がする。むしろ貫禄がついたとでも言おうか。この世界で自信を持って生きてきた重みと輝きがあのしわしわには刻まれているのだわ、きっと。
初出:2005/3/17(木) 午後 11:30

既出コメント:

レッドフォード、ポール・ニューマンといえば、「明日向かって撃て!」ですねえ。私は、「スティング」はいいですよ。っていうか古いですか?最近はプロデユーサー業ですね。サンダンス映画祭の主催が彼だって今年知ってばっかです。ときどき、ニューマンのように俳優もするといいのに。
2005/4/29(金) 午後 11:20 [ tabou ]

ポール・ニューマンもおじいさん役が普通になっちゃいましたね。今でも渋いですけど「スティング」はかっこよかったなー。レッドフォードは「追憶」や「裸足で散歩」の時がほんとに美しかった。最近は「スパイ・ゲーム」と「ラスト・キャッスル」で渋いところを見せてました。
2005/4/30(土) 午前 10:14 [ mekabucchi ]