タッチ・オブ・スパイス2007年03月05日 22時33分54秒

タッチ・オブ・スパイス(2003)
タッチ・オブ・スパイス A TOUCH OF SPICE
2003 ギリシャ 監督:タソス・ブルメティス
ジョージ・コラフェイス タソス・バンディス バサク・コクルカヤ

大学教授のコラフェイスは何十年ぶりかに祖父が訪ねてくると聞いて得意の料理でもてなす準備をする。彼の料理好きはスパイスを扱っていた祖父の影響だった。彼は少年時代の祖父の店に思いを馳せる。

天文学と料理とスパイス、そして恋。ひとつひとつのプロットがロマンチックな繋がりを見せるギリシャ映画。
民族戦争の暗い背景がありながら祖父との思い出と大人の恋。重い題材を取り扱いつつ少年期の想い出と現在に繋がる恋物語がロマンチックなのだ。

少年期の場面。祖父のスパイスの店の上階。スパイスで描く銀河系が非常に美しい。窓から射し込む柔らかい光が店のあちこちのスパイスの束や壜に当って輝いている。あの店内はどんな香りがするのだろう?
祖父の生き方もおぼろげながら染み入るし、主人公の祖父への愛情も感じるし、いろんな感情がスパイスを混ぜ合わせてほどよい香しさを漂わせるように交じり合う。とても奥行きのある心の温かくなる作品だった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mekabu.asablo.jp/blog/2007/03/05/1232636/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。